※mono....当面はCOVID-19関連記事を掲載。
PCR検査 / 抗原検査

+ ニュースサーチ〔抗体検査〕

+ ニュースサーチ〔COVID-19抗体検査〕

● PCR検査と抗原検査の違い 「seeDNA法医学研究所」より
このうちPCR検査と抗原検査は「現在」感染しているかどうかを調べる方法、抗体検査は「過去」に感染していたかどうかを調べる方法
● 抗体検査・抗原検査・PCR検査 どう使い分ける? 「忽那賢志 感染症専門医(2020.5.27)」より
● 【徹底解説】新型コロナのPCR検査、抗原検査、抗体検査はどう違う? 「日経Gooday」より



★ 新型コロナ抗体、6割超が保有…高齢者は依然低く専門家「今後もワクチンが必要」 「讀賣新聞(2024/05/29)」より
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 新型コロナウイルスに過去に感染したことを示す抗体を持つ人の割合が、厚生労働省が3月に行った調査で6割を超えたことがわかった。年代別に見ると、高齢者の抗体保有率は依然として低いため、専門家はワクチン接種で免疫を強化する必要があると指摘している。

 献血した1万8048人(16~69歳)を対象にした調査では、保有率は64・5%で、1月の前回調査(58・8%)から5・7ポイント上昇した。年齢別では、最も高いのは16~19歳の80・5%で、最も低いのは60~69歳の51・6%だった。

 また、全年代を対象にした、診療所で採血された検体を分析する別の調査では60・7%となった。5~9歳の90・6%が最も高く、10~49歳は7割超で、70歳以上は3割台だった。

 調査結果は厚労省の専門家部会で報告された。部会長の脇田隆字・国立感染症研究所所長は「高齢者の感染割合が低い状況が読み取れる。今後もワクチン接種が必要だ」とコメントした。



361 回視聴 2020/10/26
バイオテクノロジー業界で得た知識を元に色々なテーマを解説しています。
今回は「ふじはる丸のてーとー室」チャンネルのはるちゃんに聞き役になって頂き

ウイルス検査の技術
  • PCR検査
  • 抗体検査
  • 抗原検査

を解説してみました。
今、世間を騒がせているコロナウイルスを始め色々なウイルス病はこの3つの技術を使って、検査されています。
どの様に違った技術なのか。
学んでみて下さい。


表1 厚生労働省が抗体検査の性能評価の研究結果として公表した資料

 厚生労働省は、2020年5月15日、日本医療研究開発機構(AMED)の研究班が日本赤十字社の協力を得て取りまとめた「抗体検査キットの性能評価」の研究結果を公表した(表1)。しかし、今回結果が公表された性能評価の研究については、複数の業界関係者から「そもそも研究のデザインからしておかしいのでは」と根本的な指摘が幾つも出ている。

  • 性能については、なかなか一概には判断できないことが分かった」
 まず、公表された「抗体検査キットの性能評価」の研究結果について振り返りたい。厚労省が公表した結果によれば、今回研究で使用された抗体検査は、A社からE社まで5社のキットや試薬だ。うち、4社は、イムノクロマト法(ICA法)を使って、新型コロナウイルスに対する抗体の有無を調べる定性のキットであり、1社は、化学発光免疫測定法(CLIA法)を使って、新型コロナウイルスに対する抗体の有無を調べる定性の試薬だった。いずれも、社名は開示されていない。

(※mono....以下略)
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 言い換えれば、「抗体検査キットの性能評価」を行った結果、「性能には課題があると分かった」というところだろうか。ただ、今回の研究については、複数の業界関係者から「そもそも研究のデザインからしておかしいのでは」と根本的な指摘が幾つも出ている。

(※mono....以下副題以外略、詳細はサイト記事で)
  • 「性能評価なのに性能が評価されていない」「献血者では結果にバイアス」


★■ コロナウイルス抗体の生成は全人類のわずか3%=WHO 「Sputnik(2020年04月21日 23:37)」より
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地球上でコロナウイルスの抗体を生成した人の割合は極めて低いことが各国が行った調査結果から明らかになった。ガーディアン紙が世界保健機関(WHO)の調査結果を引用して報じた。

WHOの調べでは血液中にコロナウイルスの抗体を有しているのは人口のわずか2-3%。つまりこれらの人はすでに感染していることになる。この数値は、集団免疫ができれば自主隔離体制から迅速な脱却が期待できるとされていたのが効果薄であることを示している。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)





■ 新型コロナの抗体を発見 診断薬や検査薬への応用に期待 「朝日新聞(2020年5月7日 18時53分)」より
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 新型コロナウイルスを識別して無力化する抗体が見つかった。花王(本社・東京)と埼玉大発のバイオベンチャー・EMEなどの研究チームが100億種類以上の候補の中から分離に成功し、7日発表した。診断薬や検査薬への応用が期待される。

 抗体はウイルスなどに結合するたんぱく質。チームは、ラクダ科動物に由来し、一般的な抗体の10分の1の大きさで構造も単純な「VHH抗体」と呼ばれる抗体を候補にして探索。新型コロナウイルスによく結びつくが、風邪を起こす他のコロナウイルスには結びつかないと期待できるものを見つけた。

 新型を効率よく見分けるため、チームは抗体を外部の研究機関に提供するなどして、PCR検査より早い診断・検査への応用を目指す。VHH抗体は改変が容易でウイルスの変異にも対応しやすいうえ、大量生産にも向いているという。

 北里大の協力で、この抗体がウイルスの細胞への感染を抑えることも確認した。治療薬への応用はすぐにはできないが、花王の安全性科学研究所の森本拓也さんは「新型コロナウイルスに対する強い武器の一つになることを祈っている」と話した。(藤波優)

(※mono....「抗体が見つかった」と表題しておきながら、「期待出来るものを見つけた」となっている。見つけてないじゃん!)




JPSikaHunter
2020/03/14 に公開
新型コロナウイルスの感染検査が15分で完了、イムノクロマト法に基づく試薬キット 「MONOist(2020年03月13日 08時30分 公開)」より
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クラボウは2020年3月12日、新型コロナウイルス感染の有無を目視かつ15分で行える「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査試薬キット」の国内販売を同年3月16日に開始すると発表した。10検体分の試験が可能な1キット当たりの価格(税別)は2万5000円。

 同キットは、10μlと少量の血清(もしくは血漿、全血)をピペッターで専用のテストストリップに添加した後、検体希釈液(専用試薬)を滴下することにより15分で新型コロナウイルス感染の有無を目視で簡単に判定できる。これにより、少量の血液を用いた簡便な操作で、迅速な検査が可能になるという。また、特殊な装置や専門知識が不要であり、現在新型コロナウイルス感染の検査に用いられているPCR法の遺伝子検査と比べて、時間、コスト、作業スペースの削減など検査の大幅な効率化が図れるとしている。


 検査キットは2種類ある。1つは感染の初期段階で生成される抗体「IgM」用で、もう1つは感染後長期間にわたり最も多く生成される抗体「IgG」用だ。これらを併用することで、より精度の高い検査が可能になる。なお、いずれのキットも体外診断用医薬品ではなく、新型コロナウイルスの抗体の有無を見るための研究用試薬キットとしての使用に限定されるとしている。

 キットの構成は、テストストリップ10本、専用ピペッター10本、検体希釈液(専用試薬)1本、取扱説明書1冊。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、現在国内では、遺伝子を増幅させる PCR法による検査が一般的に行われている。この検査手法は、結果が出るまでに時間を要し、患者の適切な処置の遅れにつながる危険性があるという指摘もある。ワクチンなどの研究開発に向けても、簡便で迅速な検査方法のニーズは高まっている。

 クラボウの環境メカトロニクス事業部バイオメディカル部は、これまで食品中の成分や食中毒菌などのDNAを短時間で判定できる試薬キットの開発・販売を手掛けている。今回国内発売する新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査試薬キットは、同社の中国の提携先企業が、抗原抗体反応を利用した迅速検査の手法の一つである「イムノクロマト法」の原理に基づいて開発したものだ。なお、中国は2020年3月4日、イムノクロマト法の原理に基づく検査を標準診断法の一つとして診療ガイドラインに採用している。















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最終更新:2024年05月29日 21:27