■ 英国政府の公式モデルによると、COVIDの第3波により、両方のワクチンを摂取した60~70%の人が死亡または入院する。

英国のモデリング機関が発表した予測によると、COVID-19の第3波は、両方のワクチンを接種した人の60〜70%が入院し、死亡するという。この論文によると、入院と死亡の両方が急増するのは、ワクチンを2回接種した人が中心で、それぞれ約60%と70%を占めるという。


このモデルは、英国の最高科学諮問機関であるセージのサブグループの1つである「Scientific Pandemic Influenza Group on Modelling, Operational (SPI-M-O)」に提出されました(全文はこちら)。

学者で構成されるこの委員会は、パンデミックの期間中、モデリング作業を行い、ワクチン接種が入院、感染、死亡に与える影響を調査しました。

その結果、第3波の発生は避けられないが、患者数の急増の規模は、ワクチンの効果、規制緩和のスピード、新しい亜種が感染や病気に与える影響に依存することが示唆されました。

また、入院数と死亡数の増加は、「2回のワクチン接種を受けた人が中心となる」ことが示唆されています。



最終更新:2021年05月11日 16:07