■ 「新型コロナウイルスでの世界支配は失敗した」と思うしかない現在、主要国の共同作業だったことをタイムラインから振り返る 「In Deep(2021年6月12日)」
この記事後半にタイムラインが箇条書きされていたので、その部分のみを転記します。記事詳細は上記リンク記事を参照。

A Timeline - Pandemic and Erosion of Freedoms Have Been Decades in the Making childrenshealthdefense.org
(※mono....この記事を「In Deep」のブログ主さんが和訳していますので、そちらをココに転載します。記事中リンクがありますので、詳細はサイト記事で。なお英文記事では1998年からのタイムラインとなっていましたので、機械翻訳し書き加えました。)

1998年
  • 5月18日:米国司法省と20の州がマイクロソフト社を反トラスト法違反で告発。

  • 8月4日:ラルフ・ネーダーに宛てた手紙の中で、ビル・ゲイツは次のように述べています。"ある分野で成功した人は、他の分野ですべての答えを知っていると示唆することに注意すべきだという、私の友人であるウォーレン・バフェットの言葉に私は同意します"

2000年
  • ビル・ゲイツ氏はマイクロソフト社の CEO を辞任し、ビル・メリンダ・ゲイツの名を冠した財団を立ち上げる(ゲイツ財団プレスリリース)。ゲイツ財団は、他のパートナーと共に、ワクチンと予防接種のためのグローバルアライアンス(GAVI)を立ち上げる。財団は、この年から 2020年までの 20年間で、ゲイツ氏は、 GAVI に 41億ドル (4300億円)を寄付している(報道)。

2002年
  • 11月: 米ノースカロライナ大学の研究者であるラルフ・バリック博士が、ウイルスの機能獲得研究において「画期的な研究」を発表した。それは「天然のマウスのコロナウイルスの合成クローンの作成について」のものだった(報道)。

  • 11月: 中国広東省で「これまでにはない肺炎」の最初の症例が報告された。この疾患は後に SARS と定められる(CDC)。

2003年
  • 10月28日: 米ノースカロライナ大学のバリック博士の研究グループによって、 「以前には説明されていない」SARS コロナウイルスの合成を説明した(論文)。2020年の論文では、バリック博士のウイルス学者チームは、自然ウイルスから合成クローンを作成し、その結果、コロナウイルスに対して遺伝子組換えを行うことができることを示した。

2005年
  • 12月: アメリカ保健社会福祉省長官が、「災害危機管理および緊急事態準備法 (PREP Act法)」を承認(アメリカ保健社会福祉省ウェブサイト)。

この内容は、感染症などの将来の公衆衛生上の緊急事態への脅威に対する対策の管理または使用から生じた、いかなる損失からも国は責任を免除されることを示す。

2009年
  • この年から現在まで、ビル&メリンダゲイツ財団は、英インペリアルカレッジロンドンに数百万ドル(数億円)の国際医療資金を提供している(ゲイツ財団)。資金提供は、ポリオ、HIV、家族計画、マラリア、医療提供、農業開発、情報技術、「国民の意識と分析」などの分野をカバーしている。

  • 同年、ゲイツ財団は、インドでの HPVワクチン試験に資金を提供し、遠隔地の 23,000人の少女にワクチンを投与した。7人の少女が死亡し、約 1,200人が自己免疫疾患、不妊症、その他の重篤な副作用に苦しんだ(報道)。

2010年
  • 1月: ビル・ゲイツ氏 は、世界保健機関(WHO)への資金提供 に100億ドル(1兆円)を誓約し、「10年間のワクチン提供」を発表(ゲイツ財団)。

2011年
  • 12月30日: 米国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ博士は、鳥インフルエンザウイルスに関する機能獲得研究を推進し、その研究はリスクに見合う価値があると主張した(報道)。

2012年
  • 4月20日: 米ベイラー医科大学の研究者たちが SARS の 4つのワクチン候補の評価を公開し、「 SARS-CoV ワクチンのヒトへの適用に注意する必要がある」と結論付けた(論文)。

2015年
  • アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、ファウチ所長の下で、5年間で 370万ドル(3億9000万円)の助成金を、パンデミックを防止する目的で組織された非政府組織エコヘルス・アライアンスに授与する。エコヘルス・アライアンスは、「コウモリのコロナウイルス出現のリスク」に関する機能獲得研究を実施した。助成金の 10%は、「コウモリのコロナウイルスが存在する現場でのサンプルの収集と分析」の大部分を行っていた中国の武漢ウイルス研究所に贈られた (報道)。

  • 9月24日: ノースカロライナ大学のバリック博士が、キメラコロナウイルス(遺伝子構造が作り替えられたコロナウイルス)のスパイクタンパク質の作成に関する特許を取得した(報道)。

  • 11月9日: バリック博士と武漢ウイルス研究所の石正麗(Shi Zheng-Li / 中国の著名な GOF コロナウイルス研究者)は、「機能獲得ウイルス学論文」として最も有名な合成キメラコロナウイルスに関する論文を科学誌ネイチャーに発表した(論文)。

2017年
  • 11月30日: 武漢ウイルス研究所の石正麗と共同執筆者は、科学誌で 8つの新しい合成コロナウイルスの作成について説明した論文を公開した(論文)。

  • 12月19日: アメリカ国立衛生研究所とファウチ博士のアメリカ国立アレルギー感染症研究所は、オバマ政権時代に停止されていた「ウイルスの機能獲得研究」のためのアメリカ連邦政府の資金提供を回復し、研究が再開される(報道)。

2019年
  • アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、非政府組織エコヘルス・アライアンスと武漢ウイルス研究所に 6年間で 370万ドル(3億9000万円)の新たな助成金を授与し、コウモリのコロナウイルスに関する機能獲得研究は継続された(報道)。

  • 10月6日:イギリスとフランスの研究者たちは 、COVID-19は 2019年10月6日から始まった可能性があると推定した研究を 2020年5月5日に発表した(論文)。

  • 10月18日: ビル&メリンダ・ゲイツ財団、世界経済フォーラム、ジョンスホプキンス・センターが、イベント201 と呼ばれる「卓上演習」を召集し、架空の世界的コロナウイルスのパンデミックへの対応を計画した(プレスリリース)。

  • 11月〜12月: イタリア北部の一般開業医が「奇妙な肺炎」に気づき始めた。

  • 12月31日: 中国当局、WHO に「謎の肺炎」のクラスター例を報告(報道)。

2020年
  • 1月7日: 中国当局が正式に 「新型」コロナウイルスを特定。

  • 1月10日: 中国が、新型コロナウイルスのゲノム配列を公​​開する(欧州疾病予防管理センター)。

  • 1月23日: 武漢ウイルス研究所の石正麗は、新型コロナウイルスが 2013年に彼女の研究室がコウモリから分離した株と 96%同一であると報告した論文を発表した (論文)。

  • 1月31日: インドの科学者グループが 、新型コロナウイルスに HIV 配列を発見した研究を発表 (論文)。しかし、おそらく何らかの圧力下で 24時間以内に科学者たちは論文を撤回した。

(※ 訳者注)このインドの論文の翻訳はこちらの過去記事にあります。(※mono....「In Deep」を参照

・2月4日: アメリカで 11人の新型コロナウイルス患者が確認された時点で、 アメリカ保健社会福祉省長官は、新型コロナウイルス感染症に対して、2005年に承認した「災害危機管理および緊急事態準備法 (PREP Act法)」の傘下に置いた。ワクチンを含む医学的対策への免責を与えられる。

・2月10日: フランスとカナダの科学者たちが、新型コロナウイルスに関する論文を発行し、「重要な異常」を説明した (論文)。これは、以前のコロナウイルスでは観察されなかった 12の追加ヌクレオチドについてで、彼らは、その明確な特徴が「ヒトへの感染力の追加機能の獲得を提供しているかもしれない」ことを示唆した。

・3月11日: WHOが、COVID-19のパンデミックを宣言。

・3月16日 アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、モデルナ社と共同開発したmRNA コロナウイルスワクチンの 45人の健康な成人を対象としたフェーズ1試験を開始した(プレスリリース)。この試験は、ヒト試験に進む前に動物モデルでワクチンを試験する通常の手順をスキップしている (報道)。

4月2日:ビル・ゲイツ氏が、コロナワクチンだけが「私たちの生活が正常に戻ることを可能にする唯一のものである」と述べる (報道)。

4月18日: HIVの発見で 2008年ノーベル医学賞を受賞したリュック・モンタニエ教授がフランスのテレビに出演し、SARS-CoV-2が HIVからの「追加された配列」を含むように「操作」されたと述べる。モンタニエ教授は、この挿入は実験室でしか実行できないと主張した (報道)。

(※ 訳者注)このリュック・モンタニエ博士のこの件の報道についてはこちらの過去記事でご紹介しています。(※mono....「In Deep」を参照)

4月30日:ゲイツ氏は次のように書いた。「地球上のほぼすべての人がコロナウイルスの予防接種を受ける」とし、ゲイツ氏はまた、「政府は、70億人を超える人々にワクチンを迅速に届けるために、通常の医薬品承認プロセスを促進する必要があるだろう」と述べた(ゲイツ財団)。


最終更新:2021年06月12日 21:59