■ 「肺活」が今、何より重要だといえる医学的理由 - 肺の衰えはがん、うつ、認知症の一因にもなる 「東洋経済(2021/06/12 18:00)」より
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自律神経研究の第一人者・小林弘幸医師。自律神経の重要性を一般に広めてきた小林氏は、日本人が今もっともケアしなければならない体の部位は「肺」だと警鐘を鳴らしています。
肺機能が衰えることによる自律神経や心身のパフォーマンスへの影響を「呼吸器研究」「循環器研究」「自律神経学」の視点から紐解いている『最高の体調を引き出す 超肺活』より一部抜粋、再編集。「今、肺トレーニングが必要とされる理由」をお伝えします。

(※mono.....以下詳細はサイト記事で。)

  • エクモが教えてくれる「肺」の重要性
  • 肺機能の低下が、心身を不健康にする
  • 何歳になっても遅くない! 肺トレで肺を鍛えよう


■ 肺の劣化は補える。「肺活」でふだんの呼吸が深くなる 「msnライフスタイル: 田邉愛理(2021/05/25 18:00)」より
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ウイルスや病気に負けない健康な体を作るためには、「肺の劣化」を防ぐこと。自律神経の名医と呼ばれる小林弘幸先生の新著『最高の体調を引き出す超肺活』(アスコム)から、全身を酸素と栄養たっぷりの血液で満たす「肺活トレーニング」についてご紹介します。

エクモが教えてくれた「肺」の重要

順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト”であり、自律神経研究の第一人者として知られる小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)。本書では弱った肺を修復する11の「肺活トレーニング」を中心に、“肺の中にたくさんの空気を入れる”ことで体調を整える方法を教えてくれています。

小林先生が肺機能の重要性を知ったのは、学生のときのECMO(エクモ)の実習がきっかけだったそう。新型コロナウイルス感染症の治療では、「最後の切り札」とも呼ばれるエクモ。その役割は、肺の機能を代理で行い、その間に肺を一時的に休ませて、回復や治療の時間を稼ぐことです。

   私が外科研修医時代、エクモの勉強でもっとも驚いたのが、含まれているガスが二酸化炭素か酸素かによって変わる「血液の色」についてでした。二酸化炭素を含んだ濁った血液が、人工肺を通過すると鮮やかで健康的な色に生まれ変わるさまを見て、「肺」がいかに健康状態に大きな影響を与えるかを思い知りました。そして、知識としてはもちろん知っていましたが、「酸素は血液に乗って全身に運ばれていく」ということを、エクモを目の当たりにして痛感したのです。

    (『最高の体調を引き出す超肺活』3ページより引用) 

人間は、呼吸を通して酸素と二酸化炭素のガス交換を行わなければ生きていけません。しかし呼吸は意識しなくてもできるため、食生活などと違って、「呼吸の質」についておざなりにしがちなのが問題。その結果、いま「たっぷり酸素を吸えていない人」がとても多くなっていると小林先生は指摘します。

肺の機能は40歳から急激に衰える

(※mono....以下略)












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最終更新:2021年06月15日 19:53