■ デフレで企業が儲かるのは何故? 「小川製作所(2021-02-06)」より
/
前回は、GDPの推移を見るうえで「実質値」と「名目値」のグラフが異なる事から、実質と名目の意味について改めて考えてみました。
デフレ期の日本では、実質GDPの推移が右肩上がりに見えて、あたかも順調に経済成長しているように見えますが、名目GDPでは停滞しています。
今まで見てきたように、企業の稼ぎ出す付加価値も同様に1997年を転換点に停滞していますね。
しかし、日本の企業は、「生産性向上」などの企業努力も行いながら、「仕入れ費用」や「人件費抑制」等で、付加価値が上がらなくても、利益の出る体質に変貌しているようです。
その一方で、大企業ですら労働者の賃金が低下しています。
企業が儲け、消費者でもある労働者が貧困化している状況ですね。


今回は、そのデフレでも儲かるようになった日本企業について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
日本企業の売上高から、営業利益、経常利益、当期純利益と、損益計算書の流れに沿って詳しく眺めてみましょう。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)












.
最終更新:2021年07月22日 15:08