● 葛根湯(カッコントウ) 「ツムラ」より
かぜの薬としてよく用いられる「葛根湯」は昔からなじみの深い漢方薬のひとつです。基本的には体力がある「実証(じっしょう)」※の人に向く薬で、かぜの初期などの頭痛、発熱、首の後ろのこわばり、寒気がするが汗は出ないといった場合に有効です。「葛根湯」は発汗を促すことで熱を下げ、かぜを治そうとします。最近の西洋医学的な基礎研究でも、抗炎症作用などが確かめられています。基本的に急性期に用いる薬で、使うのは発病後1~2日が目安とされています。「葛根湯」はかぜに限らず、鼻炎、頭痛など、炎症が起こって熱が出るような急性の病気の初期にも広く使われます。
● 葛粉の効能とは?薬効に優れた葛の栄養!葛粉の簡単な使い方 「キレイの先生(2017年06月09日更新)」より








● 葛粉の効能とは?薬効に優れた葛の栄養!葛粉の簡単な使い方 「キレイの先生(2017年06月09日更新)」より




※ Yahoo!知恵袋より

rup********さん
2020/3/24 1:04
コロナウイルスの対策ですが、葛根湯を飲むのが、ベストと考えております。
私はドラッグストア店員の薬剤師ですが、新型コロナウイルスの適応薬として葛根湯が有効な薬であると確信しております。
インフルエンザを含む、旧コロナウイルス等風邪と呼ばれるほぼ、すべての急性咽頭炎の症状に改善の臨床データがあると考えており、漢方市販薬では、ナンバーワンの売り上げです。
現在、コロナウイルスに対し、瀬戸際で踏みとどまれているのも、風邪の初期に葛根湯を飲むお客様が多いからだと、仮説を立てております。
皆様どう思われますか?

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ID非公開さん
2020/3/24 5:48
コロナは基本的に温病ですから、葛根湯のような傷寒の薬は肺熱を温めてしまい咳や喉、肺の症状を悪化させる逆効果の薬になります。先日も薬局で麻黄湯(同じく辛温解表剤)を出され、解表剤ですから解熱はしますがその後激しいのどの痛み、熱感、頭痛に苦しんでいる方が投稿されていました。そのような悪化例をここで一度ならず見かけます。解表剤はぴたりと証に合えば悪化症状は残らないのが本当です。一部に効いて他の悪化症状がでるのは誤治と言い、漢方ではやってはいけないことです。

温病の表証に対しては、逆に冷やしながら発散させる解表剤が基本的に適合します。コロナではそこに湿を挟むことが多いので、その場合は合方も必要です。私は中医学専門家に確認をとっておりますし、専門薬局に薬を置くメーカーのコロナ対策リーフレットをみても中国で使われている処方と基本的に同方向であり、葛根湯がよいという専門筋の情報は聞いておりません。
確かに風寒症状として発症される方はおられるかもしれませんが、お客さんに勧める方ならば、風寒表証と風熱表証くらい見分けるよう、もっと基本的なことを勉強して下さい。舌も脈象も全く異なっております。薬を間違えると肺熱を温めてこじらせ、体の弱った方ならそのまま肺炎を起こすかもしれません。

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勉強不足な上、言葉足らずでご迷惑をおかけしました。
私共の多くは、葛根湯は、風邪全般のひき始めの症状のはっきりしない、来たかな?の時期に飲んでいただいております。また、別に実証、虚証の考え方の中で、実証側の代表的なお薬の為、高齢者、体力の無い方には、お勧めしません。こじれた風邪には、総合感冒薬の流れになるのですが、イブプロフェン製剤に疑問の声が専門機関からは、発信されてます。ありがとうございまし

お礼日時:2020/3/24 11:11



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■ 風邪症候群(新型コロナ)と漢方薬(正しい葛根湯の飲み方)~葛根湯・麻黄湯 「玄和堂診療所」より
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風邪の始めには、一般的には『葛根湯』を用いますが、インフルエンザのように症状が重い場合は『麻黄湯(マオウトウ)』を用います。そして発熱が激しくより重篤の場合は『大青竜(ダイセイリョウトウ)』、『柴葛解肌湯(サイカツゲキトウ)』、『柴陥湯(サイカントウ)』などを用います。新型コロナウイルスに罹って軽症の場合は、『葛根湯』を服用して体を暖め表症の風邪を追い出す薬です。ただし、新型コロナウイルスは最初から一気に悪化することもあり、そのような場合は最初から『柴葛解肌湯』などを服用します。












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最終更新:2022年12月13日 19:47