■ さらに強力なコロナワクチン誕生か、「T細胞ワクチン」に進展 「NAINAL GEOGRAPHIC(2022.04.27)」より
(mono....前後略、詳細はサイト記事で)
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現行の新型コロナワクチンは、白血球の一種であるB細胞に、スパイクたんぱく質などのウイルスの表面にあるたんぱく質に結合する抗体をつくらせるよう設計されている。特にスパイクたんぱく質は、ウイルスがヒトの細胞に侵入するときに最初につながる部位のため、抗体が先に結合してしまえば、ウイルスは細胞に侵入できなくなる。

 だが、ここで問題がある。スパイクたんぱく質は頻繁に変異するので、抗体がウイルスを認識できなくなることがあるのだ。

 一方、T細胞は抗体と違って、ウイルスの多くの部分、つまりスパイクたんぱく質のような変異しやすい部分も、その他の変異しにくい部分も認識できる。そこで研究者たちは、T細胞にウイルス表面のたんぱく質だけでなく、内部に隠れている多くのたんぱく質も認識させる新型コロナ用のT細胞ワクチンの開発を進めている。











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最終更新:2022年05月26日 15:18