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■ 接種後の「幻覚や妄想を伴う精神病」の症例とコロナワクチンとの関係性を断定したラトビアの研究。調査では、発症した半数が永続的な精神障害に 「In Deep(2024年5月8日)」より
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精神疾患が世界中で増え続ける中で
先月、ラトビアの研究者たちが、コロナワクチン接種後に「精神病」となった症例に関する論文を調査した研究が発表されていました。

論文の概要は、発表された際に以下の記事で翻訳しています。


今回、この論文の内容をまとめていた記事を読みましたので、ご紹介したいと思いました。

なお、ここでいう精神病というのは、メンタルヘルスの疾患全体を指すのではなく、記事によれば、

 > 精神病とは、個人が現実と空想を区別することが困難な場合に発生する症状を指す…

ということで、​​「幻覚(幻視、幻聴)と妄想」を 2つの主要な症状とするものです。

うつ病やパニック障害、不安障害といったものは含まれません。

(※ 以下略、詳細はサイト記事で)

【元記事👇】
■ コロナワクチン接種後の「精神病症状」に関してのレビュー論文。半数は回復せず 「BrainDead World(2024年4月13日 NOFIA)」より



COVID-19ワクチン接種後に新たに発症した精神病:系統的レビュー 2024年4月12日
https://frontiersin.org/journals/psychiatry/articles/10.3389/fpsyt.2024.1360338/full
3.4 臨床的特徴
ほぼ全例(95.8%)に幻覚(視覚、聴覚、嗅覚、触覚)、妄想(主に迫害妄想、参照妄想)などの精神病症状がみられた。幻覚で最も多かったのは幻聴(54.2%)で、幻視は12.5%に みられた。
83.3%の症例で運動活動の亢進や低下、奇異行動などの運動障害がみられた。

考察
得られた人口統計学的データに基づくと、ワクチン接種後に一次精神病に罹患しやすい人の平均年齢は36歳で、その範囲は15~57歳であった。

注目すべきは、COVID-19検査が陽性であったケースである。これまでの研究で、併存疾患がありCOVID-19感染の既往歴がある人は、ワクチン接種後の有害事象が統計学的に有意に増加することが示されている。

精神病症状の持続期間はほとんどが1〜2ヵ月(41.7%)で、平均は52日であった。

大半の患者は、1回目(45.8%)と2回目(50%)のワクチン接種後に精神病を経験し、3回目の接種後(4.2%)の一次精神病の発生率には顕著なばらつきがあった。一般に、症状はワクチン接種後0~7日以内に急速に現れた。

入手可能なデータによると、ワクチン接種後の精神病の発生は、SARS-CoV-2に対する身体の免疫反応によって媒介されている可能性がある。

ワクチン接種後の精神病に関するもう一つの仮説は、精神病症状を含む精神状態の変化が観察された場合、自己免疫性抗NMDA脳炎の症状である可能性を示唆している。
















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最終更新:2024年06月09日 17:46