■ ウイルス干渉の崩壊が大人にも:「 HIV、コロナ、サル痘のウイルス3種類に重複感染」をしたスペインの男性が確認される(ワクチン二回接種済み)。論文で発表 「In Deep(2022年8月28日)」より
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三種のウイルス全部に同時感染したイタリア人男性
いろんな「法則」が崩れる日常となっていますが、スペインで「サル痘、新型コロナウイルス」そして「 HIV 」に同時に感染していることが判明した男性についての調査内容が、予防接種に関する医学誌ジャーナル・オブ・インフェクション (Journal of Infection)に掲載されました。

論文は以下にあります。

サル痘ウイルス、SARS-CoV-2、および HIV の重複感染の最初の症例
First case of monkeypox virus, SARS-CoV-2 and HIV co-infection

これの何が問題なのかというと、サル痘も新型コロナも HIV (ヒト免疫不全ウイルス)も、すべて、

「ウイルス」

だということです。

原則的には、重複感染は「起きてはいけないこと」なのです。

人間のウイルス感染においては、「ウイルスの干渉」という原則があり、



「人間は、基本的に、複数のウイルスに感染することはない」



のです。

これに関しては、コロナの最初の年である 2020年に「インフルエンザがほとんど流行しなかった」際に、日本の報道でも取りあげられていました。

(報道) インフルエンザ患者激減 新型コロナとの同時流行気配なし?「ウイルス干渉」の可能性も (東京新聞 2020/12/04)


(報道より)
北里大の中山哲夫特任教授(臨床ウイルス学)は、「ウイルス干渉」の可能性を指摘する。あるウイルスが体内の細胞に感染すると、ほかのウイルスには感染しにくくなる状態を指す。

「例年、風邪に似た症状が出るRSウイルスは、インフルエンザの流行とともに収束する。これもウイルス干渉によるものとみられる。新型コロナの感染が広がり、インフルが感染できない状況があるのではないか」と中山氏は説明する。世界中でウイルス干渉が起きている可能性があるという。 (東京新聞)

この「ふたつ以上のウイルスに同時感染して発症するということはない」というのが、これまでの人間社会の基本原則でした

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)











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最終更新:2023年01月05日 08:51