● カールフリート・デュルクハイム「肚-人間の重心」〔Amazon〕
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 ・「肚―人間の重心」8館の図書館で見つかりました!



■ カールフリート・デュルクハイム「肚-人間の重心」(1) 「Samtenの備忘録(2016年08月23日)」より
■ カールフリート・デュルクハイム「肚-人間の重心」(2) 「Samtenの備忘録(2016年08月24日)」より
■ カールフリート・デュルクハイム「肚-人間の重心」(3) 「Samtenの備忘録(2016年08月25日)」より

■ 「肚-人間の重心」を読む 「いのちの深層とその周辺(2018.7.6)」より


■ 軍隊式姿勢が日本人を駄目にした 「ITスペシャリストが語る芸術(2012年06月28日22:06)」より
(※mono....前後略、詳細はサイト記事で)
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日本人は、天皇陛下がそうであるのだが、偉い人が人々の前に出る時に、威風堂々と胸を張るのではなく、お腹を少し前に出して、肩と腕をだらりとたらし、慎ましい姿勢をする美徳があったのである。
そして、それは、身体の中心が腹であることを示している。日本人は昔から、腹の重要性をよく理解していた民族で、「腹が出来ている」「腹を割る」などといった、腹を使った言葉が多くあり、武士は最大の誠意を示すために、最も重要な腹を切ったのである。
胸を張って、腹を引く姿勢を取れば、重心は上にあがって、中心であるべき腹から切り離され、精神的にも不安定になるのである。
そして、慎ましい心があれば、自然に正しい姿勢になるのである。
日本人の素晴らしさは、自然の中に神を感じ、それを畏怖して、身を慎んだことで、自ずと身体が正しい姿勢になり、正座をするようにもなったのであると思う。


最終更新:2023年01月09日 10:12