● 「多発性硬化症」や「視神経脊髄炎」とはどのような病気ですか 「難病情報センター」より
多発性硬化症は中枢神経系の 脱髄 疾患の一つです。私達の神経活動は神経細胞から出る細い電線のような神経の線を伝わる電気活動によってすべて行われています。家庭の電線がショートしないようにビニールのカバーからなる絶縁体によって被われているように、神経の線も髄鞘というもので被われています。炎症によって髄鞘が壊れて中の電線がむき出しになる病気が 脱髄 疾患です。この脱髄が斑状に中枢神経のあちこちにでき(これを脱髄斑といいます)、神経症状の再発を繰り返すのが多発性硬化症(MS)です。MSというのは英語のmultiple sclerosisの頭文字をとったものです。病変が多発し、古くなると少し硬く感じられるのでこの名があります。























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最終更新:2023年06月02日 21:19