■ 費用がかさむばかりの新型コロナワクチン オミクロン未対応5億回分は廃棄の可能性大 「NEWSポストセブン(2022.08.19 07:00 )」より
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(※前半は大幅に略)
「日本は8億8200万回分のワクチンを買いましたが、8月2日時点でワクチンの総接種回数は3億200万回で、5億8000万回分が残りました。うち8800万回分は海外供与や購入キャンセルで消化しましたが、まだ5億回分近くが未接種のままです。しかも秋から厚労省はオミクロン対応のワクチン接種を進める方針で、5億回分の従来のワクチンは廃棄される可能性が高い。

 もはや国はコロナ対策のポーズか、ワクチンの購入そのものが目的になっています。ワクチンの購入費用は国会審議を必要としない予備費で賄われることから、財政規律が緩んでいるとの批判は避けられません」(小島さん)

 年に1度の接種で済むインフルエンザと違い、コロナのワクチンは変異のたびに打ち、期限切れは廃棄しなければならないのでコスパは悪いのかもしれない。


■ なぜ?新型コロナワクチン 期限切れ廃棄 次々と明らかに 「NHK(2022年4月28日)」より
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使用されないまま有効期限を迎え、廃棄されることになった新型コロナのワクチン。
NHKの取材で、少なくとも5つの自治体でおよそ10万回分にのぼることがわかりました。

20政令指定都市と東京23区を取材
NHKは3回目の接種を進めている全国の自治体のうち、20の政令指定都市と東京23区に新型コロナワクチンの使用状況と廃棄の見通しを取材しました。

その結果、今月末までに有効期限を迎えるモデルナのワクチンのうち、使用のめどが立たず廃棄される見通しのものが、少なくとも5つの自治体で合わせて10万2290回分にのぼることがわかりました。

具体的には、すでに明らかになっている
▽大阪市のおよそ8万回分のほか
▽東京 中野区で1万3935回分、
▽目黒区でおよそ6000回分、
▽文京区で1575回分、
▽杉並区で780回分となっています。

一方、ファイザーのワクチンについては今月22日に有効期限が9か月から1年に延長され、浜松市では354回分が廃棄を免れましたが、杉並区ではすでに18回分が廃棄されていました。

廃棄の理由は…
廃棄の理由について多くの自治体は、当初の予測より接種が伸びていないことやモデルナの希望者が比較的少なかったことなどからワクチンが余ったことをあげています。

厚生労働省はワクチン1回分の金額を明らかにしておらず、今回廃棄されるワクチンの総額はわかっていません。

厚生労働省は今後、有効期限を迎えるワクチンが増える可能性があるとして「自治体は希望者に接種を呼びかけ、有効期限が迫ったワクチンから使ってもらいたい。自治体間で融通し合うこともできるので、廃棄ができるだけ減るよう有効活用をお願いしたい」としています。
3回目接種 想定よりも進まず
(※以下略)











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最終更新:2023年07月23日 13:31