岡崎 栄(おかざき さかえ)
1930 年茨城県生まれ。演出家、脚本家。
53 年日本放送協会入局、広島局赴任。57 年東京芸能局、76 年スペシャル番組部に配属。
87 年より NHK エンタープライズ 21 に勤務。NHK での主な作品は「天と地と(69 年)」「天下御免(71 年)」「マリコ(81 年)」「大地の子(95 年)」など。藝術選奨、放送文化功労賞、紫綬褒賞など受賞多数。04 年旭日小綬章受章。
● テレビドラマデータベース:岡崎榮
主な演出作品
太閤記(1965)、天と地と(1969)、遺書配達人(1970)、天下御免(1971)、エトロフ遙かなり(1993)、大地の子(1996)、ディロン・運命の犬(2006)、戦艦武蔵(2016)、少年寅次郎(2019-2020)



■ 岡崎監督 86才 「石丸謙二郎」より
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驚くべきは、86才の監督!

映画監督だの、テレビドラマの監督だのの中に、
高齢でもカクシャクと指揮を執る方が、おられる。
その中でも、群を抜いてお元気なのが、この方だ。
 岡崎栄監督
NHKのドラマで、数々の賞をとっている方である。
55年前、1961年のドラマ
 《若い季節》 岡崎栄演出
記憶している方は、かなり古い。
テレビ黎明期から、の創作者だ。

岡崎監督は、いまだ現役バリバリである。

(略)


■ NHKドラマ「海峡」 - 岡崎栄演出、ジェームス三木脚本の傑作 「世に倦む日日(2007-11-25 23:30)」より
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NHKドラマ『海峡』がとてもよかった。全三回ではもったいない。せっかく岡崎栄が演出して日韓現代史を描いたドラマを作るのだから、『大地の子』に準ずる規模の、全十回ほどの大型の企画と構成にして欲しかった。物語のテーマは十分にそれだけの内容を制作できる深さと広がりを持っている。うがった見方だが、岡崎栄が構想するドラマのスケールがとても大きくて、その構想力にジェームス三木の脚本やNHKの制作方針が追いつかなかったのかも知れない。岡崎栄は本当にいい作品を作る。見る者を感動させてくれる。このドラマはジェームス三木と岡崎栄の合作であり、ドラマの中に二人の創作の要素がある

(略)











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最終更新:2023年09月02日 20:51