(※ ポスト主は劇場型溶連菌と書いているが劇症型の誤記と思われます。)




★ “人食いバクテリア”感染最多に 専門家「半日で命にかかわる」 「テレ朝news[Yahoo!](2024,1,18)」より
/

「人食いバクテリア」の患者数が過去最多になっています。症状は恐るべきものでした。

川崎医科大 中野貴司教授
「数時間のうちにだんだん増悪して半日程度で命にかかわる状態になるということもしばしばある」

 専門家が「人食いバクテリア」の症状を教えてくれました。

中野教授
「肝臓が悪くなったり腎臓が悪くなったり、全身に影響を及ぼす細菌感染症。しかも進行が非常に早い」

 劇的なスピードで進行し、およそ3割が死に至るという「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が、1999年の調査以来、最多となる941人に上りました。

 手足が壊死(えし)することもあるため「人食いバクテリア」とも呼ばれ、主にA群溶血性レンサ球菌によって引き起こされます。

中野教授
「A群溶連菌はノドが痛くなったり扁桃(へんとう)腺が腫れたりすることが多いが、(人によっては劇症化する)劇症型溶血性レンサ球菌感染症は全身にその菌がまわっていろんな臓器に障害を及ぼす。リスク因子として、外傷があって溶血性レンサ球菌に感染し、そこから重症化したり、人が持っている菌が飛沫(ひまつ)とか接触で感染する可能性が高い」

 そのため手を洗ったり、傷口を清潔に保つことなどが有効な感染対策だということです。





※ 「人食いバクテリア」報告数が最多 50歳未満の死者増 国が解析へ 「朝日新聞(2024年1月17日 15時53分)」より
/
 「人食いバクテリア」とも呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症の2023年の患者報告数が過去最多となった。急激に症状が進み、致死率は3割とされる。病原性や感染力の高い株が国内でも相次いで確認されており、感染の拡大が懸念されている。厚生労働省は17日、患者から採取した検体の解析を進めるよう自治体に依頼した。

 国立感染症研究所(感染研)によると、23年の患者数は941人(速報値)。新型コロナウイルスの影響でここ数年は減っていたが、過去最多だった19年(894人)を上回り、1999年の調査開始以来最多となった。

 主な病原体はA群溶血性レンサ球菌という細菌で、一般には子どもを中心に咽頭(いんとう)炎を起こす。ただ、感染すると年齢を問わずまれに劇症化することがある。30代以上が多く、高齢者が大半を占める。

 劇症型の初期の症状は咽頭痛や発熱、下痢・嘔吐(おうと)、全身の倦怠(けんたい)感などだが、多臓器不全や呼吸不全などを起こし、発症から数十時間で死亡することもある。致死率は3割とされる。

 筋肉周辺の組織を壊死(えし)させることから、「人食いバクテリア」とも呼ばれる。通常は菌が検出されない血液や髄液などに菌が侵入し、多くの臓器の機能が急激かつ劇的に低下するのが特徴だ。

 劇症型を引き起こすのは、A…(※ 以下有料記事)










/
最終更新:2024年06月12日 11:01
添付ファイル