(※ Sabrina Gonzalez Pasterski)
物理学 / 物理学者

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● Sabrina Gonzalez Pasterski - en-Wikipedia
Sabrina Gonzalez Pasterski (born June 3, 1993) is an American theoretical physicist from Chicago who studies high energy physics.She describes herself as "a proud first-generation Cuban-American and Chicago Public Schools alumna".Her first few months at Harvard's Center for the Fundamental Laws of Nature (2014) resulted in discovery of the spin memory effect which predates LIGO's reported discoveries and may be proven as an inexpensive way to detect as well as verify gravitational waves and their net effects during a very rare celestial gravitational lensing event the first week of May 2028 if not sooner via Advanced LIGO Since leaving Harvard, Pasterski has pioneered Celestial Holography. She completed her undergraduate studies in three years while still a teenager at the Massachusetts Institute of Technology (MIT), earned her PhD from Harvard University and was a PCTS Postdoctoral Fellow at Princeton University before joining the faculty of the Perimeter Institute at age 27.[13] According to Google Trends, Pasterski was the #3 Trending Scientist for all of 2017.[14] In 2015, she was named to the Forbes 30 under 30 Science list, named a Forbes 30 under 30 All Star in 2017, and returned as a judge in 2018 as part of Forbes' first ever all-female Science category judging panel.




■ 天体ホログラフィー説で宇宙の常識を揺さぶる──Woman in Science:サブリナ・ゴンザレス・パスタースキー 「WIRED(2024.02.28)」より
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宇宙論の新たな分野を開拓するパスタースキー博士は、物理学と天文学におけるさまざまな視点を探求し、宇宙はホログラムなのかもしれないと問いかける。
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そう、読み間違いではない。宇宙は確かにホログラムかもしれないのだ。天体ホログラフィー説が探求するのは、わたしたちの認識する現実が、宇宙全体を包む何らかのものによって内側に投影されているという考えである。理論物理学においては、宇宙を定義する際に便利な考え方となる。「CERN(欧州合同原子核研究機関)での陽子衝突、そして重力波の両方を説明できる枠組みが必要なのです」とパスタースキー博士は述べる。

物理学研究において量子論と一般相対性理論の統合を可能にする天体ホログラフィー説は、ブラックホールの量子力学がもととなっている。控えめに言っても複雑な話だが、重要な点がある──天体ホログラフィーという原理は、研究分野や視点の違いを超え、宇宙について広く議論し考察するための手段になるのだ。「弦理論[編註:粒子を0次元の点ではなく1次元の弦とする理論や仮説のこと]やブラックホールの情報から得られた識見をもとに、現実を証明しようとするものです」とパスタースキーは言う。

パスタースキーが天体ホログラフィー・イニシアティブを立ち上げた理由は、異なる分野をひとつの大きな傘の下にまとめることが重要だからだという。「数々の美しい枠組みをひとつの枠組みのなかにまとめて単純化できれば、と思っています。究極の目標は、量子重力理論の理解を進めてさらに精緻化することです」
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「時に壁となるのは、研究分野自体はとてもエキサイティングなのに、そこに工学が関わると人は失敗をしたくなくなってしまうことです」と彼女は言う。のちに、弦理論こそ先がないと言われたときには、笑ってこう返した。「航空宇宙業界の内側を知らないでしょう! 面倒な手続きを避けてばかりなんだから!」
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そして、自分の尊敬する人たちが物理学に興味をもっていることに気づいた。「自分にとってクールだと思えるからではなく、自分がクールだと思う人たちがクールだと思っているからその分野に進む、そういうこともあるものです」と彼女は笑顔で語る。
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「とても優秀な弦理論研究グループがある大学もありますが、その研究が大きく優先されることはないでしょう」とパスタースキーは言う。「特に、すでに産業界との結びつきがあるような実用的な研究をほかにたくさん行なっている大学なら。皆、自然の基本原理を理解したいと思ってはいますが、最優先事項ではないのです」

「ペリメーター研究所では、理論物理学がすべてです。ここでは、作業フロー、公の活動、研修など、皆が全体を気にかけています」

そのおかげでパスタースキーは、宇宙についての自分自身の考え方や天体ホログラフィー説に関する疑問を開拓できた。




■ 「新しいアインシュタイン」サブリナ・パステルスキーとは? NASA、ベゾスも注目の24歳 「NewSphere(Oct 12 2017)」より
(※ 箇条抜きコピペ)
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 若き日のアルベルト・アインシュタインやスティーブン・ホーキンス博士と同じ道を歩む弱冠24歳(※2024年5月は30歳)の女子学生がメディアを賑わしている。彼女の名前はサブリナ・パステルスキー。マサチューセッツ工科大学(MIT)を最高の成績評価値を得て卒業し、ハーバード大学で博士号取得を目指す才女で、物理学界のホープとして注目されている。
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そして12歳になり本物の飛行機の組立てに着手し、14歳のときに見事完成させてしまった。自作の飛行機は軽量スポーツ機としての認可を受け、その4日後に彼女は処女飛行に出ている
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 才能にあふれるパステルスキーは、大学に進学し物理学を学ぼうと決めたが、志望校のMITは補欠、ハーバード大学は不合格だった(注:当時16歳)。ところがMITの2人の教授が、「並はずれた」ポテンシャルを評価し、彼女をMITに迎え入れたという。両教授の見立てが正しかったことは、彼女が5.0という最高のGPA(成績評価値)を得て卒業したことで証明されたと、シカゴ・トリビューン紙は述べている。ちなみに大学に在籍したのは3年間で、卒業時まだ10代だった。
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堅いタイプなのかと思いきや、Pickleによれば、ホンダのバイク、CBR300Rを乗り回し、講演の際には、10センチヒールのパンプスを履くという一面も持っている。その才能ゆえに誤解されることも多いようで、自身のウェブページ「PhysicsGirl.com」にメディア向け事実確認シートなるものを掲載し、「私はただの大学院生。学ぶことはたくさんあって、注目には値しない」と
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アマゾンの創始者で航空宇宙開発にも参入しているジェフ・ベソス氏が、「いつでも好きなときに来て」とすでに公にジョブオファーしており、NASAも彼女の獲得に興味を示しているそうだ。彼女が博士号を取得予定の2020年には、その進路にさらなる注目が集まりそう

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※ 注(Wikipediaより)
2023, Deputy Director(副所長), Simons Collaboration on Celestial Holography, Simons Foundation









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最終更新:2024年05月13日 09:49