+ ニュースサーチ〔金子勝〕




■ 立ち上がる二本松の有機農業者(後編)挫折乗り越え、ソーラーシェアリングに賭ける 「生活クラブ:淑徳大学客員教授 金子勝(2024年5月10日)」より
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福島県二本松市で「二本松有機農業研究会」を立ち上げた大内信一さんの指導を受け、何度も困難を乗り越えて立ち上がってきた新規就農者が近藤恵さん(43)だ。有機農業を目指して二本松にやって来たが、原発事故が彼の夢を根源から奪い去った。その後も波瀾万丈に満ちた「挫折」との闘いが続く。
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2019年11月、近藤さんが参加する「⼆本松ご当地エネルギーをみんなで考える株式会社」(略称・市民電力ゴチカン)は、地元⽣協(みやぎ⽣協・コープふくしま)、環境エネルギー政策研究所(ISEP)と営農型発電会社「二本松営農ソーラー株式会社」を設立し、近藤さんは社長になった。二本松営農ソーラーは地権者14人から耕作放棄地を購入し、約6町歩(6ヘクタール)の農地を所有。その農地の上に間隔を空けて太陽光パネルを置くソーラーシェアリングシステムを設置した。














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最終更新:2024年05月18日 20:03