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■ 「6浪で医学部合格」秀才だった彼女の選択の過ち【再配信】 受験科目の選択ミスが人生を大きく左右した 「東洋経済オンライン(2024.11.18)」より
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浪人という選択を取る人が20年前と比べて2分の1になっている現在。「浪人してでも、志望する大学に行きたい」という人が減っている一方で、浪人生活を経験したことで、人生が変わった人もいます。自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した濱井正吾さんが、さまざまな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったこと・頑張れた理由などを追求していきます。今回は、6浪して地方大学の医学部に入学し、現在大学2年生の女性R.さんにお話を伺いました。
【東洋経済オンラインで2023年1月21日に公開した記事の再配信です】

文部科学省が公表している「令和元年度学校基本調査」によると、男性の浪人率が26.1%であるのに対して、女性の浪人率は18%と、男女で差が生じています。多浪ともなるとなおさらです。

そんな中で、今回お話を聞いたR.さんは、6浪を経て医学部に合格しました。

そんな話を聞くと、「親が子どもに医者になることを望み、逃げられない状況に追い込んでいるのでは?」と考える人もいるかもしれません。そうではなく、彼女は自ら進んで浪人という選択肢を選び、医学部に進学するという夢をかなえました。

なぜR.さんは6年もの間、信念を貫くことができたのでしょうか。

「医者になりたい」という小さな頃からの夢
R.さんは物心つく前から大きな夢を持っていました。それは「医者になる」ことです。

「親族に医療関係者はいません。でも「小さい頃に医療ドラマを見ていたためか」不思議なことに、自分は将来医者になるものだと信じていました」

小さい頃から、何にでも活発で興味を示す子であったR.さん。その中でも、医者という仕事に対するあこがれは特別だったそうです。

夢を叶えるために進学した地方の中高一貫校でも成績はつねにトップクラスでした。「中学3年生のときの模試では、開成や洛南といった超進学校の人たちと一緒に成績優秀者一覧に名前が載りました」と言うほど勉強が得意で、また勉強が大好きな生徒でした。

このまま順当にいけば、現役でも医学部に合格しそうです。しかし、高校時代に暗雲が立ち込める出来事が起こります。受験で使用する選択科目の失敗でした。これがR.さんの人生を大きく狂わせることになります。

「周囲の『医学部に行く人はみんなこれを選んでいる』という情報を盲信して、物理と地理を選択してしまったんです。それがみるみるうちに成績を落とす原因になりました。自分の適性を考慮せず、「周りがみんなやっているから」と思考が停止してしまい、自分が苦手な科目を選んでしまったんです」

R.さんが得意とするのは暗記中心の文系科目。暗記の能力が生かされる生物や歴史(日本史・世界史)を選択したほうが彼女自身に合っていたはずなのですが、それにもかかわらず、彼女が選択したのは物理や地理といった、計算力などの理系能力がより問われる科目でした。

中学まではまだ数学や理科も何とかこなせていたために、深く考えずに周囲の理系科目が得意な人々と同じ選択をしてしまったのです。

1番だった成績がどんどん落ちていった

(※ 以下略、詳細はサイト記事で)









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最終更新:2024年11月18日 16:33