+ ニュースサーチ〔合田瞳〕






日本では、2024年現在、およそ300人が人体マイクロチップを埋め込んでいると推定されます。そのうちの1人に、人体マイクロチップの国内スタートアップ・Quwakの合田瞳CEOが挙げられます。同CEOは、自身の18歳の成人を待って、2020年に両手にマイクロチップを埋め込みました。

合田氏が人体マイクロチップに興味を抱いたきっかけは「喉の持病」で、病院や担当医師が変わるたび、持病について一から伝えなければならない煩わしさから、ブロックチェーン(分散型台帳)技術がカルテ情報と相性が良いことに着目し、今日の創業に結びついた経緯があります。現在Quwakでは、アイデンティティ認証プラットフォーム「Quwak Me」の開発を進め、ユーザー100万人を目指して登録受付を開始しています。

人体におけるマイクロチップの普及は一般的とは程遠い状況ですが、国内での犬や猫などのペットへのマイクロチップ装着はすでに義務化が始まりました。2022年6月に施行された改正動物愛護管理法により、ブリーダーやペットショップは、販売する犬・猫へのマイクロチップの埋め込みが必須となりました。ペット用マイクロチップは飼い主の情報と紐づいており、ペットが迷子になった際の飼い主特定にはもちろん、無責任な遺棄や盗難防止にも役立っています。

このマイクロチップは、専用のリーダーが発する電波によって給電するため、動作は半永久的です。また、データベース上の個人情報にアクセスできるのは警察または自治体のみにすることで、セキュリティが確保されています。


★ マイクロチップ埋め込んだ21歳 生体認証に新風 「日経ビジネス(2023.10.11)」より
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顔も指紋もいらない、新たな生体認証が生まれている。体に埋め込むマイクロチップだ。スタートアップのQuwak(東京・渋谷)は、手のひらに埋め込むことでスマートフォンなど電子機器をかざすと本人確認ができる人体用マイクロチップや認証サービスを2023年度中に提供する。例えば、かざしたスマホの画面に名刺を表示したり、オフィスの鍵を解除したりできる。マイナンバーを活用し、公的な個人認証としても使えるようにしていく。9月からは先行して連携するアプリの提供を開始した。21歳の創業者、合田瞳CEO(最高経営責任者)自身も、10代の時にマイクロチップを手に埋め込んだ当事者だ。埋め込む過程や事業化の背景、目指す世界観について聞いた。
合田瞳(ごうだ・ひとみ)氏
Quwak(東京・渋谷)代表取締役CEO。2002年生まれ、21歳。愛媛県出身。18年に新居浜工業高等専門学校(愛媛・新居浜市)に入学し、23年に退学、6月にQuwakを起業し現職。18歳の時にマイクロチップを手のひらに埋め込む。6月からは、自民党の平井卓也衆院議員が本部長を務める党デジタル社会推進本部において、若者が政策議論に加わる取り組み「リバースメンター」の一員として参画。夢は「世界征服」。

ーー代表自身もマイクロチップを手に埋め込んでいます。なぜ入れようと思ったのでしょうか。

合田瞳CEO(以下、合田氏):両手の、親指と人さし指の間の水かきのような部分に人体用マイクロチップを埋め込みました。右手のものは認証時にLED(発光ダイオード)で光る仕様です。

(※ 以下略、詳細はサイト記事で











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最終更新:2024年12月21日 13:41