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日記 > 2008年04月21日 > 「独立と中立および平和を守るための軍」

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 私は理想論に過ぎるようだ。軍隊は常に選挙で選ばれた政権によってコントロールされていなければならない。軍が政府とは別の政治的な決定権を持ってはならないと思っているが、どうもそれは難しい問題のようだ。
 航空自衛隊イラクでの空輸活動の一部が、憲法9条に違反するという判決が名古屋地裁で出された。その判決に対して田母神航空幕僚長が、「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数は “そんなの関係ねえ”という状況だ」と発言したという。
 判決自体については、「非常に残念。与えられた任務をこなすのがわれわれ自衛隊の役割なので、今後も整斉と活動したい」と述べ、判決がイラクでの活動に影響しないことを強調した。
ソース:毎日新聞

 当然、左からは批判され、右からは賞賛されたわけだが、私にはこの発言はシビリアンコントロールは気にもしないぞ、関係ない!と言っているように取れた。全くこれでは私の願う軍の在りようではない。
 軍は時の政府から離れて暴走する可能性を内包しているということでもある。今回は時の政府の決定に際しては従っているわけだから軍の暴走ではないが、時が来れば政府からも離れて行動する可能性を示したという意味にも取れる。
 なぜなら、この判決に関して自衛隊の幕僚長が発言すべきではなかったのに、あえて発言したあたりが軍(自衛隊)の主体性を主張していると思えるからだ。防衛大臣か、総理大臣が述べるべきことだったのではないか。軍(自衛隊)は政府の決定に従って行動したわけだから、発言は政府に任せるべきところだったと思う。司法判断に軍(自衛隊)が主体を持って発言することは歓迎すべきこととは思わない。
 そう考えると、国の独立と中立を守るための自国防衛のために軍という理想は政治的には不可能なことなのかも知れないと思った。
 なるほど、私ごときの考えは単なる庶民の愚痴程度にもあたらない。
 やめた止めた。
 私ごとき小蟻が国のことなど憂いてもどうにもならんのだ。
 やはり、政治的な発言はこれきりにしよう。そう思った。ただひたすら世の中では何が起こり、誰が何を発言しているのかを知ることだけ良しとすることにしよう。私の願う国の状況ではなくても、願いから遠く絶望的なことになっても何も語るまい。日々の食と職を細々とこなすばかりだ。
 日本が他国の支配下に入ろうが、日本が動乱に巻き込まれようがどうでもいい。それこそ「そんなの関係ない!」どのみち私自身は世の中の動きに飲み込まれ、翻弄されながらもその日いちにちをやり過ごす他ないのだ。
 右も左も「日本」をこそ考えて欲しいと願う。美しいかどうか知らないが、長い歴史を持つこの国の過去が消し去れることがないように願い、未来もこの国の歴史が読み続けられることをこそ願う。そのために日本という国が存続することを願う。このままでは、日本は消滅してしまうのではないかと思っている。その消滅の仕方がどうであれ、あまりに淋しく悲しい未来予想だ。




カテゴリ: [日記] - &trackback() - 2008年04月21日 19:11:43

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最終更新:2008年04月21日 19:55