(※mono(2021.8.12)....たまたまこのページを再読して、今現在の私の考えとは大きく違っていることを確認できた。今はウイルスの存在自体を疑っているので、PCR検査が一体何を演出しているかと疑念を抱いている。COVID-19のPCR検査キットは何と2018年には売り出されているのだ。まだどんなウイルスかも分らない筈の時期に。よってすべてが嘘で塗り固められたプランデミックであると確信している。)
「絵越後屋もっち】さんと「OK」さんに指摘を受けた
偽陰性者による感染拡大の可能性についての一文
思考の時系列に従って書いているので、途中から弱気になっている、らしいw



300人の集団を検査した中で100人の有病者(真の有病者)がいたとして
感度70%ですから、病気があると診断された人の中で、正しく病気あり陽性(⇨真陽性者)の人は70人です。残りの偽陰性者30人は病気があるのに病気なし陰性(⇨偽陰性者)と診断されます。
この30人は行動を制限されずに開放されます⇨感染を広げます、それも病気ではないと思いこんでいるので注意を怠り、めいっぱい人と接触しながら

特異度90%ですから、無病者200のうち180人は本当の無病者(⇨真陰性者)です。残りの20人は病気がないのに有病者扱い(⇨偽陽性者)とされてしまいます。
この偽陽性者20人は病気でもないのに隔離されて治療されてしまう可能性があります。少なくとも、おそらく症状がないので2週間の自宅待機となるかも知れませんが、仕事にも学校にも行けず辛い思いをすることになるかもしれません。

(※注:陽性(陰性)とは陽性(陰性)のことではない。意味は真逆。)


ここで、twitterで指摘を受けたことについて考えてみたいと思う。
以下指摘Tweet

OKさんの指摘⇩
OKさんのアンケートには私が考える回答がないので応じていません。そのことには、あとで触れたいと思います。

越後屋もっちさんの指摘⇩

おふたりの指摘は人の行動についてと理解して進めます。

下に引用したのは、私と同じ考えの医師トワさんの文章です。
【参考資料①】
■ コロナ検査を「手軽に」出来るようにしてはいけない理由【詳記】 「note-トワ(2020/02/26 23:01)」より
/
内科勤務医をしているトワと言います。
先日僕はこのようなつぶやきをしました。

こちらのツイートが結構拡散され、

「なるほど、そうか」
といった反応に加え、批判のリプもたくさん寄せられました。

結論から言うと、僕自身としては考えは変わっていません。

(米mono....中略)
/
この状況下で闇雲に検査を希望する方全員に仮に検査を行ったとしても、

「検査で『異常なし』と判定されたけれども実は感染している方」
(=偽陰性の方)

が、「あ〜良かった、コロナ感染じゃないんだ」と思い、治るまでずっと仕事に行ったり外出したりして感染が広がります。

偽陰性の方々は、
「自分はコロナじゃない」と思い込んでいる分、
検査を受けずに「自分はコロナかもしれない」と思っている人よりも、
人混みなどに外出しやすくなるでしょう。

この事項については、

偽陰性の人にも外出を控えさせればいい!
陽性か分からないと隔離できない!
といった反論が多数届きました。

前者については、
「『偽陰性』かどうかなんて誰にも分からない」
という基本が全く理解できていませんし、
「陰性の人にも外出を控えさせる」という意味なら検査をする必要が最初からありません。

後者については、陰性でも感染者はいるし、
次の項でも述べるように、
検査のために人が集まれば、そこで感染拡大が起こります。
社会的にはそっちの方がよっぽど大問題です。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


エビデンスではないけれど、同じように考えている方がいる、ということで載せました。
そこでふと思ったのは、下に書き出した疑問です。

※mono注....一般の方は検査結果の中に「偽陰性」あるいは「偽陽性」という判定があると認識しているのかも知れない、とふと思ったのでここに書いておきます。
陽性>偽陽性>偽陰性>陰性
という4段階の判定があると思っているのではないかと。

私は素人なので何ともですが、実は結果判定は「陽性」と「陰性」のふたつしかないのではないか。もうひとつあるとすれば「無効」という判定はあるかも知れない。染色判定ではそういう判定があった気はする。


臨床医は無症状だが検査に来て陰性判定を受けた患者さんに対して、「陰性です。大丈夫です、安心してください」とは言わない。「検査結果は陰性ですが陽性の可能性を否定するものではありません。」と言うと思う。で、患者さんが安心しきってしまわないように、一般的な注意事項を諭すように話して帰宅させることになる。
医師はちゃんと注意事項を話しているにもかかわらず、検査陰性と告げられた患者さんは気分はもう完全に真陰性となって嬉しくなっている。何の症状もなければ尚更。この段階でどれだけの人が気を引き締めて「陰性と決まったわけではない。症状の自己観察を続けなければならない。人混みを避け、そして人との距離はちゃんと取らなければならないし、手洗いも消毒も今までどおりにちゃんとしなければいけない。」と思って実行出来るでしょうか?
どういう鼓動を取るかは分かりませんが、そうは思わない正常性バイアスに流される人の方が多数だろうというのが私の考えです。(エビデンスではないですねw ただの物語的な解釈でしかないのは分かっています。)

偽陰性、偽陽性の判断を下せるのは、一義的に医師の賢明なる観察による客観的な判断と、もし可能なら賢明な患者さんによるものでしょう。

次に下記リンク先の記事を元に偽陰性について考えてみたいと思います。
※mono....早川由紀夫(火山地質学者)先生の「note」から
■① シンコロナの陽性率と致死率 2020/03/01 09:05
■② 感染率1%なら100万人 2020/03/07 08:12
■③ シンコロナPCR検査の偽陰性は、まれ。 020/03/10 07:29
以上が早川先生の記事です。下にはwikiから資料ふたつ
● 医学における感度
  ▲感度
● 陽性適中率
なお下の図はwiki内の図をDLしアップ貼り直したものです。
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早川先生の③番目の記事では、「感度0.5、陽性適中率0.95」、感染率0.01(1%)」の場合、偽陰性確立は0.005になるとし、日本全体ではおよそ100万人が感染していることになる。偽陰性は0.005なので「検査によって間違って陰性判定を受けた感染者が安心してしまって感染を広げる心配はほとんどない。」との結論です。
ただ偽陰性率0.005は「5000人/100万人」となり、国内5000人の偽陰性者数を少ないと見るのかどうか。ただ、時間経過と共に感染率が下がっていけば、治癒者が増え感染者数が減少していくのでしょうが。
私としては、行動心理の側面を加味して感染拡大を危惧したわけですが、どうもそうはならないかも知れませんね。
引き続き、検討を続けたいと思います。


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【資料記事】
● PCR検査は誰に行うべきか(3月10日掲載) 「 中東遠総合医療センター」より
(※mono....「越後屋もっち」さんがエビデンスは無いと言われた記事、確かに証拠と言えるものはなく、筆者の推定でしかない。)
● ウイルス力価測定 「BioReliance」より
● TCID50:Median tissue culture infectious dose 「Zeomic」より
● 新たに開発された respiratory syncytial virus 診断キットの性能比較.pdf
● 「全員コロナ検査すべき」は、国民のデータサイエンスリテラシーが低いことの証左 「DataMix」より
(※mono....「混合行列」について調べよ。)
● クォンティフェロン ®TB-2G検査陰性者から複数の発病者が発生した集団感染事例について 「J-STAGE」より

● サンプルテキスト(混合行列) 「DataMix」より











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最終更新:2008年06月11日 20:03