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★ソロスの予言・・・2010年10月 9日 21:00【イーグルヒット CLUB G-1】


昨日、こんな報道があった。

ソロス氏、「通貨戦争」懸念は的外れでない-中国は国際金融で責任を

資産家ジョージ・ソロス氏は、「通貨戦争」への懸念を自分も抱いているとし、中国は国際金融システムにおける責任を自覚し一段の措置を取る必要があるとの見解を示した。
 ソロス氏は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)への寄稿で「通貨の不均衡をめぐって高まりつつある懸念をわたしも共有している」とし、「ブラジル財務相が潜伏期の通貨戦争に言及したが、発言は的外れではないと思う。外為市場はさまざまな経済政策と異なる経済・政治システムがかかわりあい衝突する場だからだ」と書いている。
 また、「意識しているかどうかにかかわらず、中国は世界のリーダーの一国になった」として、中国が「リーダーとしての責任を果たさなければ、外国為替システム崩壊の恐れが生じ、世界経済もともに崩壊するだろう」としている。
  一方で、対中制裁法案可決などの米国の行動については、単独の行動は逆効果を生む可能性があるとして、「為替相場の調整は、世界の不均衡を是正する国際協調に基づく計画の一環でなければならない」と論じた。【ブルームバーグ 10/08 20:27】



ソロスの発言のポイントは、<中国が「リーダーとしての責任を果たさなければ、外国為替システム崩壊の恐れが生じ、世界経済もともに崩壊するだろう」>ということである。
単純な味方では、人民元をあげろ、ということであるが、むしろ後半の文脈である「為替相場は破綻し、世界経済は破綻するだろう」という予言である。

中国がリーダーになるということは米国がその座を降り、ドル体制は終わりを迎えるということである。
再三述べてきていることだが、中国がリーダーになろうがならまいが、この既存の体制が限界にきていることを露呈しているのが、現在の世界経済の状況である。
中国が主導する為替や通貨体制がモデルとなるとするならば、それは管理型の通貨体制となり、もはや自由主義的市場はなくなることを意味する。
世界経済の破綻は一度、そのような過程を経て、再構築されていくものであろう。
場合によっては、通貨戦争が、本当に戦争になることを覚悟しなくてはならない時期に来ているのである・・・。
最終更新:2010年10月10日 16:43