■ 流出した尖閣ビデオ~「衝突」というより「接触」? 「日本がアブナイ!」より
 ● でも、おそらくこの映像を見た一般ピ~プルは、「え?この
程度のものだったの?」と思った人の方が多かったのではないか
と察するし。
 この程度であれば、ここまで「衝突事件」として、大騒ぎを
する必要があったのかな~と疑問に思う人もいるのではない
だろうか?(@@)
 ● (monosepia注:これは主観の相違以前、あるいは支持する立場の相違以前の問題。相当のスピードで航行している船同士の接触がどういうことになるか分かっていないと言うべきだな。衝突後に並走して見えるが、航跡から判断するに、衝突時の角度はかなりのものと見える。航行しながらの衝突であるから船尾が航行方向に流されて並走状態になるのは道理。イージス艦が漁船を真っ二つにした事件では、イージス艦の速度は10ノット(時速にすると、18.5キロメートル)くらいだったらしい。この尖閣諸島沖での漁船の速度は12~13ノットくらいだったという産経新聞の報道がある。漁船らしからぬ丈夫さであると思う。もしこれが逆の衝突であったら、漁船は真っ二つになっていた可能性があるのではないか。
これを接触と言い張るその政治的な立場こそ問題だと思う。右にしろ左にしろ、己の立場に不利になるかも知れない思考を停止させているのは悲しいことだ。この衝突は「この程度のもの」などではない。)

ちなみに、排水量(重量に等しい)
「よなくに」と「はてるま」1300総トン、「みずき」197総トン。
漁船(7.3t)は、どちらの横腹なら危険が少ないかをきちんと判断していたのだろう。だから、「よなくに」には船尾へ、「みずき」には横腹へぶつけてきたのだと考えられる。1トンや2トンそこいらの車同士の衝突とはわけが違うのだということを理解するべきだ。漁船の側も命がけだったと思うよ。







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「みずき」から衝突場面を撮影

「はてるま」から「みずき」と中国漁船を撮影



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最終更新:2010年11月05日 19:57