【「全面的徹底改造計画その壱」より】
■ 転載「福島原発事故解説」前編
 ・福島原発事故-簡潔で正確な解説
2011/3/13 Barry Brook投稿(http://bit.ly/gc9jeH)
2011/3/14 山中翔太訳

 この記事はBarry Brook 様のご厚意により日本語に訳させていただきました。
 誤訳情報はtwitter のアカウント(@shotayam) へ。
 意訳しており多少原文と意味が違うところがありますのでご注意を。目に余るミスがある場合ご連絡を。

 ・私はこの文章を3/12(現地時間) に書いており、日本の事故に関して安心してもらおうと思っています
 まず、状況は深刻ですが、管理下にあります。そしてこの文章は長いです。
しかしこの文章を読んだ後、あなたは全てのメディア記者よりも原子力発電所について理解することとなるでしょう。
重大な放射能の放出は、今までもありませんし、これからも「ありません」

 ・・よって最初の一撃に全てが耐えられたことは、まず日本工学技術の賞賛に値するところです。今、冷却システムが放射性中間生成物の生み出す熱を取り去らなければなりません。余熱の負荷は通常運転の3%程度です。
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■ 転載「福島原発事故解説」後編
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ブログ主さんのコメント

自らの危険を省みず献身的に現場作業に携わっている技術者と作業員、自衛隊の皆さん。あなたたちは決して決して孤独ではない。僕はあなた達を信じる。あなた達の努力が報われることを信じる。それが国民に理解されることを信じる。

だからいましばらくこの苦しい時を堪えて頑張ってください。お願いします。

作業員の方々、安全な場所から死に直面しているあなたたちに「頑張れ」と言うことがどれだけ酷いことなのか、それでも私たちはあなたたちに希望を託すしかないのです。どうかお許しください。

 敬礼!

■ チェルノブイリ事故は日本では起こらない(2011.3.15) 「qazx」より
 ・(mono注:上記「全面的徹底改造計画その壱」さんの記事を要約引用している)
 ・そして「全面的徹底改造」さんは、
チェルノブイリ事故の場合は、核燃料物質をばら撒くような汚い爆発dirty bombでした。つまり、過度の圧力上昇、水素爆発そして全ての容器の破裂、溶けた核物質を外界に放出した爆発でした。ではなぜチェルノブイリ事故が日本では起こらないといえるのでしょうか。
  として、福島原発についての解説文を引用されているのだが、長いので要約してお目に掛ける。

いったい何が起きているのだ!

■ @yoniumuhibi(2011.3.15) 「世に倦む日日さんのTwitter」より
 ・「戦時下」の件、昨日の記事でも書きましたが、政治家たちが背広を脱いで制服を着ましたね。これまで、それは一日だけの防災セレモニーとか被災地視察のパフォーマンスでしたが、これが常態のドレスコードになり、背広姿が例外的になるのではないかということです。国会は消えて蒸発したということ。
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■ 「新しい公共」で見殺しにする政府、被災地をネタにするテレビ報道(2011.3.15) 「世に倦む日日」より
 ・それでは、NHKはなぜ、誰に向かって被災者に「水、食料、毛布、燃料」の訴えを言わせているのだろう。ようやくわかった。被災地の近所で、被害の直撃を免れた住民に対して、食料と毛布を避難所に持って行けと示唆しているのだ。そういう意味なのだ。NHKは政府である。通常でもそうだし、特にこの非常時は、まさに国民と接面した政府のコミュニケーション機構である。行政が何も救援活動をしないのに、誰に向かって救援物資の要請をさせているのだろうと私は訝った。答えを見つけた。これは、昨年の奄美豪雨のときと同じで、「新しい公共」なのである。後房雄が旗を振っている「新しい公共」国は何もせず、県も何もせず、行政は何も救援せず、まず周辺住民に「互助」をやらせ、それから全国民からカネと物資を集めるのである

■ 被災地NPO支援(2011.3.15) 「日本サードセクター経営者協会[後房雄のブログ]」より
 ・むやみに募金集めやボランティア登録を行っても、混乱を招く恐れもあります。現状では、現地での受け入れ体制がないので、ボランティアの現地入りを自粛してほしいというメッセージが各機関から出ています。
 (mono怒:これは本当のことか?いったいどこの機関なのか?自粛しているという機関名を書いてみろ。)
   ☆ 共産党は「普通の政党」になれるのか〔後 房雄〕
 ・これは、「週刊金曜日」(1997.10.24号)の『日本共産党はどこが変わりどこが変わらないか』という特集三論文のうち、名古屋大学法学部教授後房雄氏の上記題名の全文です。

☆ 首相「福島原発30キロ圏、屋内退避を」 「日本経済新聞」より
 ・福島第1原発の正門付近のモニタリングポストの観測結果が「午前8時31分時点で、(放射線量は)毎時8217マイクロシーベルト(8.217ミリシーベルト)です」と話すと、会見場がどよめいた。

☆ 枝野氏「枝野放射能濃度400ミリシーベルト観測。身体への影響もある」(2011.3.15 11:26) 「msn.産経ニュース」より
 ・午前10時22分時点で、2号機と3号機の間で30ミリシーベルト、3号機周辺で400ミリシーベルト、4号機周辺で100ミリシーベルトが計測されたと発表、「身体に影響を及ぼす可能性のある数値だ」と述べた。

☆ 放射性物質 東京など微量観測(2011.3.15 15:15) 「NHKニュース」より
 ・東京都ではヨウ素やセシウムなどの放射性物質も観測された
 ・一般の人が年間に浴びても許容されるレベルの100分の1以下

【monosepia - コメント】
放射線量は線源から距離が遠くなると、距離の二乗に反比例して弱くなる。
20キロメートル離れた人はどのくらいの量になるのか計算してみた。
但し、放射能を帯びた粒子やチリに付着したものが吹き飛ばされ、あるいは風によって運ばれるという前提を排し、線源からのγ線の到達量としてのみ計算。

線源から1メートルで400ミリシーベルトで計算します。
10キロメートル地点で 0.004マイクロシーベルト
20キロメートル    0.001マイクロシーベルト
ただ気になるのは、単位時間が示されていないこと。/時 なのか /分 /秒 なのか 。
(注:α、β線の空気中の到達距離は極めて短い。α線は数センチ、β線は10センチ程度。と言っても、α、β線を放出する物質を肺に吸い込んだり、消化吸収されて体内に取り込まれた場合は、生体への影響は大きい。)
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最終更新:2011年03月16日 15:46