■ 東日本大震災 「内陸に行け!」殉職警官の誘導で助かる 「新立教大学院・21世紀:危機管理研究会のプログ(2011.4.7)」より
・仙台市若林区の海に近い交差点で、「内陸に行け!」という大声で誘導を受けたという。KSさんは「助けていただいた命なので、悔いのない生活を送っていきたい」と涙ながらに話した。
■ 東日本大震災 殉職の父と同じ志胸に 岩手の新人記者 「みちっこ(2011.4.14)」より
・亡父と同じ志を胸に、被災地で歩み始めた新聞記者がいる。岩手県大船渡市などで発行する地元紙「東海新報」の高橋信(しん)記者(23)。この仕事を勧めてくれた父俊一さん(60)は県警大船渡署高田幹部交番所長として、住民の避難誘導を続け津波にさらわれた。
■ 震災・あの日/東日本大震災 殉職の消防士…「ミラクル大槌」元一塁手 「堺 だいすき ブログ(BLog)(2011.5.2)」より
・一塁手だった消防士、阿部宏勤(ひろのり)さん(29)。震災の日は非番だったが、消防署に急行した。津波は署にも迫った。署員13人は屋上にたどりついたが、同僚を誘導していた宏勤さんら2人は間に合わず数日後、遺体で見つかった。
■ 東日本大震災、警察官殉職、我々の身代わりに彼らは「逃げなかった」 「緑茶のブログ(2011.4.24)」より
・彼らだけに我々の代表として危険な目に遭ってもらっているおかげで、我々が、生きていかれるのだ。
真に、われわれ一人ひとりの生活と、彼らの働きはつながっている。
この方々を心にとどめ、心より哀悼の意を表明します。
■ 東日本大震災で住民避難に献身的な活躍、殉職された警官を想う 「陸奥月旦抄(2011.4.6)」より
・「疾風に勁草を知る」[後漢書(王覇伝)]との言い方がある。大異変、あるいは様々な大混乱が起る中で、身を捨ててそれに立ち向かう強い存在のあることを世間はようやく知るという意味だ。言葉だけで人々を誑(たぶら)かし、パフォーマンスで自己主張しながら保身に汲々とする輩(やから)には、理解出来ない内容だろう。
・私達は、この未曾有の大災害にあって、警察官、消防士(消防団員)、自衛官の志操堅固な姿を目の当たりにした。また、在日米軍兵士の心温まる協力を知った。とりわけ、津波が押し寄せる過程で、殉職された警察官、そして消防団員に哀切を禁じえない。
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■ 「東日本大震災で殉職した公務員の中で、一番数が多いのが消防団150名、戦後65年で最大の殉職者となった。地域を守り地域とともに生きる消防団」 「土屋正忠のブログにようこそ!(2011.5.8)」より
・殉職者150名にのぼり犠牲者の1%に当る。常勤の消防署員の殉職者が18名だから,いかに地域に密着していたかが分る。過去の最大の殉職者数は伊勢湾台風時の70数名というから倍に当る.これらの方々には国から弔意と顕彰を表す賞じゅつ金が支給される。今回の補正予算で50億円が計上された。ご冥福を祈るとともに,その功績を後世に伝えなければ。
・明治天皇の御製にうたはれた
しきしまの 大和心の ををしさは ことある時ぞ あらはれにける
の精神は、平和ボケしたとされる現代日本にも脈々と息づいてゐるのです。
・今回の震災をめぐって、海外では日本人の「秩序」や「冷静さ」だけでなく「使命感」や「自己犠牲」を称賛しているのだ。
★ 警察官の殉職22人に いまだ8人不明 「産経新聞(2011.4.16)」より
★ 東日本大震災で地元住民のために活動を続ける警察官たちに密着〔フジテレビ〕 「テレビドカッチ」より
・今夜のみどころは、東日本大震災の発生から2カ月。いまだ厳しい状況が続く被災地で、地元住民のために活動を続ける警察官たちに密着する。