■ 1号機の核燃料は、すべて溶けて落下した 「カレイドスコープ(2011.5.12)」より

 ・水が最初からは入っていないのに、なぜ、原子力安全・保安院は「水棺作業は順調に進んでいる」などという嘘をつき続けてきたのでしょう。彼らは、結局、パラメータなど分析できないのです。
  一方、原子力安全委員会のインチキ学者たちは、「手に負えないし、分からない」とばかり、いつのまにかフェイドアウトしてしまったようです。こういう無責任な輩が、日本の原発を「支えてきた」というのですから呆れ果ててしまいます。







 ・東日本大震災の被災地に、医療チームの一員として支援に入った看護婦さんのブログが、被災地の人々を中心に多くの人に読まれている。しかもこのブログは、英語に翻訳され、それがきっかけで世界中の人々に感動を以て受け取られるようにもなった。

 ・この看護婦さんが、医療活動の間に、自分に言い聞かせ続けた言葉は、「絶対に泣かない」というものだった。彼女はその言葉を、医療チーム結成の場で、チームの責任者から聞かされた。
  「現場ではどんな状況下においても絶対に泣かないこと。私達は同情しに行くんじゃない。看護、医療を提供しに行く。あなたたちが泣きたい気持ちなんかより現地の方々はどんなに泣きたいか。こんなに裕福な東京医療チームの涙なんて現地の人には迷惑や嫌味だからね』

☆ JKST


 ・本来なら日本サイドからハムレ同様の意見が出てきてもいいと思う。 しかし、誰も言わない。
  そこで日経がハムレを引っ張り出してきた。日本仕掛けの外圧利用典型例。

 ・米戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ハムレ所長は11日、東京電力の福島第1原子力発電所事故を受けて日本経済新聞に寄稿した。同所長は東電の損害賠償(補償)に上限を設けないのは「誤った政策」と指摘。原子力分野での世界における日本の主導的な地位も失うことになると警鐘を鳴らした。




■ イージス艦無罪判決に遺族呆然、海上自衛隊唖然 「逝きし世の面影(2011.5.12)」より

 ・今回横浜地裁裁判官だけは衝突した両船は、『行き交い』関係では無いと判断している。
  この『行き交い船ではない』との前提で、全く回避行動を取らず直進したイージス艦あたごには何の責任もなく、衝突直前に回避行動をした漁船清徳丸に衝突の全責任があると認定した。
  もう無茶苦茶で海洋法も糞も無く、絶句するしかない。


 ・(ジム・アワー元国防総省日本部長)大型であろうが、小型であろうが、いずれの船も安全航行に責任があり、通航が混雑している中では、注意深く進むことが求められるものの、大型船より小型船の方が操作しやすいというのは常識だ。



 ・当直士官だった自衛官2人に11日、無罪が言い渡された。公判段階から検察側の捜査を厳しく批判していた2人は「裁判所は理解してくれた」と安堵(あんど)の表情を見せたが、「回避義務がある」と判決で指摘された漁船の関係者や遺族は「無念を晴らす裁判ではなかったか」と涙をぬぐい、司法への不信感をあらわにした。


★ <イージス艦無罪判決>遺族ぼうぜん「墓前に報告できぬ」 「Yahoo!ニュース〔毎日新聞〕2011.5.11」より

 ・元護衛艦長の幹部は「あたごの事故は、人間は必ず間違えるという前提に立ち、それをチームでどう補い合うか、という視点で現場を見直すきっかけになった」と話す。無罪判決に「予想しなかった結果だ」と戸惑いをみせつつも「事故を起こした事実は変わらない。二度と繰り返さない努力を地道に続けなければいけない」と語った。
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最終更新:2011年05月14日 15:04