菊池誠(kikulog)の不思議な話は、日本人独特の権力との一体構造を肯定する精神の問題が一番大きいでしょう。
普通の外国では『権力』(権威)と、我々一般市民の利害は『対立する』と考えられているのですが、『和を持って尊しとする』我が日本国では『権力(権威)崇拝』とも思える不思議な現象が聖徳太子の大昔から現在まで、一貫して変わることなく続いているのです。
- 3・11以後、既存の権威ある専門家(科学者とか有識者)言うことが、言う先から反対の事実(真っ赤な嘘)が明らかになったのです。これでは信用を失う。
ところが『今は昔』、たった5年前の2007年頃には既存の『権威』がいまだ健在であり、国立大阪大学物理学教授の『権威』を前面に出した菊池誠の不思議な9・11陰謀論叩きがネット世界で一世を風靡していた。
菊池誠といえば今ではエアーな御用学者の筆頭に挙げられているのですから、栄枯盛衰は世の習いとは言うが『隔世の感』ひとしおである。
・陰謀論退治の菊池誠は、不真面目でありインチキ臭い詐欺師モドキであると、今まで指摘していたのですが、何故か護憲左派での正体が見抜けないで信用している人々が多くいたのですね。
何とも情けないと嘆いていたのですが、今回の原発事故でとうとう菊池誠や取り巻きの信者たちのトンデモぶりが明確になっている。
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・菊池誠氏を偽科学批判を続けている物理学者として信用されているようですが、可也エキセントリックな『宗教と似たようなものになる』人のようですよ。
まず9・11事件のアメリカ政府公式報告書に対する疑問を、すべて一纏めにして『陰謀論』と呼び、疑問を感じている人々を一括りにして『陰謀論者』と単純に解釈しています。
この時点で科学者としては失格ですね。
日本人は権威や肩書きに弱いようです。見かけの権威に騙される。
・まぁこういうことをやりかねない男だとは思っておりましたが、菊地誠センセイ、どうやら自分のツィッターで「組織票」を募ったようです(笑)。何故このような「行為」にお出になられたのかと言えば、思い当たる理由は、彼のブログへの私の次の書き込みです。これほど「自意識」の強い男も無いですね。
・(コメント欄必読!)
・科学者は単純な二分法では答えないんだと。
したども、まこっちゃんの「科学的な根拠はほぼ無いと言ってよい」「科学的に信頼しうる根拠はない」は明快に二分法だよな~。
つまり、こ~いうことかの~~?↓
条件: 科学者は単純な二分法では答えない。
仮定: 菊池誠は二分法で答える。
結論: 菊池誠は科学者ではない
・科学とは様々な問題に対して、曖昧さなく白黒はっきりつけるもの。科学にはそういうイメージが浸透しているのではないでしょうか。そうだとすると、ニセ科学は科学よりも科学らしく見えているのかもしれません。確かに、何でもかんでも単純に二分法で割り切れるのなら簡単でしょう。しかし、残念ながら世界はそれほど単純にはできていません。その単純ではない部分をきちんと考えていくことこそが重要だったはずです。そして、それを考えるのが本来の合理的思考であり科学的思考なのです。二分法は思考停止に他なりません。
ニセ科学に限らず、良いのか悪いのかといった二分法的思考で、結論だけを求める風潮が社会に蔓延しつつあるように思えます。そうではなく、私達は、合理的思考のプロセス、それを大事にするべきなのです。
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最終更新:2012年07月22日 20:24