・政府の研究員が事故の実態を調べようとすると、政府が調査するなとストップ令がかかるのは明らかにおかしい。菅政権は国民の生命よりも、自分の政治生命のほうを優先して情報を独占することで政権を強化しようとしたのだろう。


■ 「辞めろ」コール 「茶房ちよちよ(2011.7.1)」より

 ・菅首相への退陣コールが、日増しに大きくなっています。ひとあし早い蝉時雨のようです。新聞、雑誌、政治評論家は「いすわり」「しがみつき」という否定的な言葉を連呼し、こぞって「権力の亡者よ去れ」といった調子の反菅キャンペーンを展開していますね。

 ・「菅さんを追い出せば、この国はよくなるのかなぁ」とあるジャーナリストに訊いてみたら、「少なくとも今よりはよくなるでしょう。今は最悪ですよ。あんな人を首相に持った国民は不幸だ」と怒気を含んだこたえが返ってまいりました。〈そうなんでしょうか

 ・断っておきますが、わたしは別に菅首相の応援者ではありません。
ただ、正直なところうんざりしています。メディアが団子になって、日夜おなじ論調でうたう菅バッシングには。気味悪くもあります。それがどことなく、悪魔裁判のような一方的様相を帯びてきたからです。

 ・有事に本当に大切な情報を提供してくれる良質のメディアは、そんな眼に育てられます。まちがっても一緒に躍って、〝お祭り〟の参加者になっちゃいけません


■ くたばれ山田 「あるウソつきのブログは民団の味方、鈴木啓一&戸村節子を応援しています(2011.6.30)」より

 ・山田ってのは山田正彦。前農林水産大臣である。
 内容紹介には、「前農林水産大臣が書いた衝撃のノンフィクションノベル」とある。

 ・赤松口蹄疫を発端からウォッチし、東国原知事のツイッターを見るにつけ、戦犯である赤松や山田に対する怒りで身を焦がし続けた「口蹄疫ウォッチャー」であれば、誰でも感じるであろう、内容は読んでいないものの、自愛にあふれ、東国原知事を糾弾するシロモノに仕上がっているであろう事は、想像に難くない。おぞけるわ。触れたくもない。

 ・そもそも、まだ赤松口蹄疫収束宣言から1年も経過しておらず、こいつが農水相だった時から1度も選挙が行われていない。まだ、口蹄疫当時に選ばれた、現職の議員なのである。
 あまりにも非常識。恥知らずもいいところだろう。人間のクズを見た



 ・カスタマーレビューから
5つ星のうち 1.0 当事者でしょ?, 2011/7/1
By すっとこ "すっとこ" (岩手県盛岡市) - レビューをすべて見るレビュー対象商品: 実名小説 口蹄疫レクイエム 遠い夜明け (単行本)
いまだ現在進行形で復旧中の事象なわけですよ。

作者は当時副大臣→大臣なわけで。
もっというなら当時の最高責任者。

時系列や残っているニュース映像を見れば作者をはじめとする中央の対応が著しく遅れていた上に品位にもかけていたのは一目瞭然。
当然、県にも問題はあっただろうが、少なくとも当時の責任者が書いていい内容ではない。
しかも小説という体を使って逃場を作るなんて下劣すぎやしませんか?


■ 福島原発事故 調査委員長 「報告書が空念仏になると心配している」 「田中龍作ジャーナル(2011.7.4)」より

 ・ 筆者は次のように質問した―
「東電福島原発をめぐっては、原子炉の設計に携わった人たちがかねてから危険性を指摘していた。今回の大事故の予兆となるトラブルが幾度も起きていた」。
 「にもかかわらず東電は聞く耳を持たず、政府(原子力安全保安院)はトラブルを捻り潰してきた。マスコミはそれに手を貸した。この構造は今も変わらない。検証委員会がいくら良い報告書を出しても“空念仏”に終わるのではないか?」

 畑村委員長の答えには口をアングリとさせられた―
 「私たち皆が空念仏になるのではないか、と心配している。かといって調査権を確立して罰則を与えれば本当の調査はなされなくなる」(調査対象者が真実を話さなくなる)。

 畑村委員長は東大名誉教授だけあって世間の穢れを知らないようである。ウソなど朝飯前の東電や情報隠しが本来業務の保安院が、罰則なしで本当のことを話すと思っているのだろうか。

 ドイツテレビの女性ディレクターのもとには本国から「なぜ(東電の担当者を)刑事罰にかけないのか?」との問い合わせが相次いでいるという。問い合わせを受ける形で彼女は質問した―

 「責任の所在を明らかにするためにも処罰者が出ることもある位のスタンスで調査に取り組んでもよいのではないか?」

 畑村委員長の答えは筆者の質問に対してとほぼ同じだった。要はそこまで真剣にやるつもりはないと言っているようなものだ。


★ 東日本大震災:松本復興相「助けない」発言要旨 「毎日jp(2011.7.4)」より

★ 松本復興相「知恵出さぬやつ助けない」 「沖縄タイムス(2011.7.4)」より




■ 必見!宮城県知事を恫喝する松本復興相 まるでヤクザ 「依存症の独り言(2011.7.4)」より

 ・ヤクザが、ヤクザらしい理論で恫喝をした、という決定的瞬間です。消えていた時の為に、簡単な概要を以下に書きます。(mono注:発言の書き起こし)

 ・「書いたらもう、その社は終わりだから」
  そんな脅しは今は通用しない。
  解同タブー(荊タブー)なんてとっくに終わっているのだ。

  それにしても、資質云々の前に人間として失格である。

  即刻辞任せよ!



■ 有田芳生、松本復興相の恫喝を擁護 「痛いテレビ(2011.7.4)」より

 ・明らかにオフレコ会見の場ではないと思われるが。
仮にもジャーナリストを名乗っていた人が、稚拙な嘘で言論への圧力を擁護するのは見苦しい。


---------------
■ 炎の復興相・松本龍氏、今日も開き直って前を向くの巻 「切込隊長BLOG(2011.7.4)」より

 ・不謹慎発言の飛び出す一日半前にはこのような殊勝なことを仰っているあたりもポインツ高いんです。「住民意見聞きたい」「復興財源はしっかりみる」と言いつつ、その48時間後にはフルキックで「んなわけねーだろバーカ」的な。



 ・藤沢氏ご本人も余程気に入ったのか、同じ呟きを3月25日と6月24日にツイート。
内容はともかく、その勇気を大いに称えたい。

カラスはズル賢いので、
脱原発の難しさを知りつつも多少修正してこのように呟いておこう。

「男は黙って脱原発。だから当面原子力」

----------------
■ 日本の原発の本当にヤバい問題 -ためこまれる使用済み核燃料 「金融日記(2011.7.3)」より  ※ その「藤沢数希」氏の最近のブログ記事。




178





.
最終更新:2011年07月07日 17:07