・このまま進めば、アメリカは内乱状態に陥る危険性が高まる。しかもアメリカ国債の評価が下がったりすれば、混乱は更に増すだろう。アメリカが内乱状態になれば、世界的秩序も崩壊し、世界中が混乱状態に投げ込まれるだろう。

 ・最後の最後、そのような世界に行くべき道を差し示すことができる内容を持つ国が日本である。ただし、今の政権では無理だろうが。

 ・家賃を支払えない人々は、絶望の路上生活に陥る前に清潔さと威厳の最後の段階を保つのが車だ。車輪の上の自宅は幌馬車からRV車まで、伝統的にアメリカ人の生き方の一つだ。

 ・残念ながら、合衆国の多くの地域では、車での寝泊りは違法とされている。

 ・カリフォルニア州ベニス市では、車で寝泊りしていたために人々が逮捕された。ベニス市では人々がRV車に寝泊りしていく町として人気があったが、警察はRV車に寝泊りしている人々を逮捕し始め、車は持っていかれてしまった。

 ・アメリカの多くの都市では、路上で眠ることも違法となる。



 ・物理的に正視すれば、原発の再稼働を止めれば、来年4月の時点で全基停止となり、脱原発社会はゴールとなるのである。きわめて短期の課題であり目標なのだ。短期で到達できるものを、なぜ中長期の政策目標のように言わなくていけないのか。脱原発の意味が捻じ曲げている不快感に憤らざるを得ない。それは、特に社民党や共産党に対してだ。今すぐ脱原発しなくてはならない理由は、事故から国民の生命と財産を守るためでである。危機感が薄れすぎているのではないか。

---------------------
■ 脱ナントカでポルポト化する日本 「フリーライター宮島理のプチ論壇(2011.7.13)」より

 ・現在、「脱原発」を唱えている人々は、少し前まで「脱炭素」と言っていた。そのちょっと前は「脱ダム」なんてことも言っていた。もし、これらの「脱ナントカ」をすべて矛盾なく実現しようと思ったら、原子力も火力も水力も使えないことになる(もし昨日まで叫んでいた「脱炭素」を何の説明もなくあっさり捨てるなら、今日叫んでいる「脱原発」も明日にはあっさり捨てているだろうから、そんな主張は無視していい)。

 ・「脱原発」「脱炭素」「脱ダム」という「正義」が実現すれば、おそらく、日本の人口は江戸時代並みの3000万人にまで減ることになるだろう。そうした「自然な人口」に戻るために、経済の壊滅(「脱成長」)、近代医療の崩壊、衛生の悪化によって、数千万人の日本人が「自然死」させられる。一方、エリート層は国外に脱出するだろうから「自然死」するのは普通の日本人ということになる。



---------------------
★ 共産・志位氏は首相の脱原発を評価 「msn.産経ニュース(2011.7.14)」より



【関連資料として】

☆ 「科学の目」で原発災害を考える 「日本共産党:社会科学研究所所長 不破哲三(しんぶん赤旗2011.5.14付)」より

  • 原子力の利用をめぐる二つの不幸
 ・最初の実用化が核兵器だった
 ・動力炉も戦争目的で開発された

  • 原子力発電は「未完成」で危険な技術
 ・原子炉の構造そのものが「不安定」
 ・使った核燃料の後始末ができない
 ・日本共産党は最初の段階から安全性抜きの原発建設に反対してきた

  • これまでの国会質問から
 ・形だけの審査体制。使用済み核燃料の危険性(1976年)
 ・スリーマイル事故の教訓もそっちのけ(1980年)
 ・東海大地震の予想震源地でなぜ原発増設を認めるのか(1981年)
 ・国際条約違反を承知で「推進機関」に規制を任せる(1999年)
 ・大災害でも司令塔を立てられない日本の体制
 ・専門家といっても何の専門家なのかが問題

  • 福島の原発災害から何をくみ取るべきか
 ・利潤第一主義がここまで徹底していた
 ・原発版「ルールなき資本主義」と歴代日本政府の責任
 ・二つの問題―原発からの撤退の戦略的決断と安全優先の原子力管理体制と

---------------------
☆ 河合弘之弁護士「脱原発弁護士、大いに語る」概要(7月8日) 「福島みずほのどきどき日記(2011.7.14)」より

mono注:河合氏との対談記事の中から、ほんの一部分だけ引用。)
 ・浜岡原発は2年前は全基停止していた、で、私たちも計算したんですが、需要と供給はどこも大丈夫なんですよ。ところが、あたかも産業にとっての打撃みたいな、再稼働についても。でも、電力会社はやる気になれば、原発に依存しないってすれば、決断すればやれるんですよ。それを隠してる。



 ・北朝鮮、ロシア、中国という「日本に敵意を持った」近隣国の存在を考慮すると、決して使用してはならないものの、日本は核武装するべきだとの考えを語った。


■ 菅直人首相は、マイケル・グリーンに「もうちょっと長く政権を担当させて欲しい」と要請、快諾された 「板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」(2011.7.10)」より

 ・菅直人首相が最近、駐日米大使館内「日本管理委員会」の対日工作担当者であるマイケル・ジョナサン・グリーン戦略国際問題研究所日本部長に、こう要請したという。
 「米国には、資金提供もするし、東日本大地震の復旧復興事業には、米国企業も参加してもらいたい。9月上旬の日米首脳会談の後、11月ごろには訪中もしたいので、もうちょっと長く政権を担当させて欲しい」

 ・マイケル・グリーンは、「OK、気の済むまでやってくれ」と快諾した。米国の要求は、何でも聞いてくれる菅直人首相のことを、「使い勝手のいい首相」と重宝がっているのだ。マイケル・グリーンの上司であるリチャード・アーミテージ元米国務副長官(米CIA軍事部門資金担当の大ボス)は6月20日~23日、戦略国際問題研究所が呼びかけた米経済人を引き連れて訪日して、菅直人首相に「行けるところまで政権を担当して行ってくれ。東日本大地震の復旧復興事業について、米国は何でも協力するから、遠慮せずに言ってくれ」と力強い言葉を伝えている。



 ・週に5日、Runeさんは「原発ジプシー」としての重労働に従事する。「原発ジプシー」とは、作家堀江邦夫氏が日本の原発のもっとも汚れた、もっとも危険な作業に従事する労働者たちに付けた名前である。

 ・業界は、1970年代の原発建設ブーム以来、定期点検、修理などを臨時作業員に頼ってきた。今でも1970年代と同じように、日本社会の一番下層にいる人間は、危険な作業環境で殆ど訓練も経験もないままわずかな賃金で働く。


☆ 原発ジプシー 「Wikipedia」より

 ・ノンフィクションライターである堀江は原子力発電所の「素顔」が見えない事にいらだちを感じ、1978年9月から翌1979年4月にかけて、実際に労働者として原子力発電所での作業に従事した。

  美浜原発(関西電力)、 福島第一原発(東京電力)、敦賀原発(日本原子力発電)で就労した経験をもとに彼ら労働者をジプシーになぞらえて「原発ジプシー」と呼んだ。


★ 「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」発足 「田中龍作ジャーナル【BLOGOS】(2011.7.12)」より

 ・全国の親たちが結束して「脱原発」の声を上げることになった。各地でめいめい放射能の除染や被曝防止に取り組んできた父母が全国的につながったのである。その名も「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」。12日現在で北海道から沖縄まで101団体と個人資格の735人が参加を表明している。



 ・毎日、見えない放射能と向き合いながら不安の中で過ごしている、 お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、保育や教育に関わるみなさん そして,行動をおこし日々悪戦苦闘されている団体・個人のみなさん。
 ・このサイトは、そんなあなたが伝え、つながり、 行動するための場としてつくられました。 ネットワーク&アクションのための場、そのための知恵袋になりたいと願っています。


★ 各党節電調査 民主党28.9度、自民党30.9度、社民党27.9度 「NEWSポストセブン(2011.7.12)」より
 ・、国民に苦痛を強要する人たちはホントに節電しているのか。本誌の「温度計Gメン」が政党本部を抜き打ち調査した。

★ 節電気温測定 経産省29.4度、環境省28.9度、東電28.9度 「NEWSポストセブン(2011.7.11)」より
 ・本誌が調査したのは7月5日の午後1~3時。この時間帯の都心の気温は31~32度。

★ “脇汗”で話題のNHK ロビーの気温は27.3度で涼しかった 「NEWSポストセブン(2011.7.13)」より
 ・キャンペーンを叫ぶマスコミの節電ぶりを実際に調べてみた。

201





.
最終更新:2011年07月20日 19:57