■ 日本人愚民論に反論する 「フリーライター宮島理のプチ論壇(2011.7.22)」より

 ・日本人は愚民ではない。日本人はすべてをわかった上でだまされたフリをする“ずる賢さ”に長けている。

 ・自分自身は“弱者”や被害者となって、とにかく責任を回避しながら、ちゃっかりと既得権だけは護持・強化していく。「政治不信」「クリーン」「フレッシュ」「オープン」などといった言葉は、そのためのツールであって、本気でその言葉を信じている人は存在しない。



 ・映画自体は何となく時系列順に配列されているような印象を与える構成になっているが、実際殆どのシーンの撮影時期は不明であり、はっきり示されている場面はニュースで報じられたり公式記録があるなどして動かしようがない以下の3カ所のみである
   1.太地でのシーシェパードによる網切断事件 (2003年)
   2.セントキッツのIWC総会 (2006年)
   3.太地でのサーファーグループによる抗議セレモニー (2007年)

 ・時系列を無視した編集とCG合成映像による後付けストーリー
 ・ディスプレイの映像はCG合成
 ・ディスプレイに映っていたのは過去の富戸のイルカ漁の動画
   ・しかし富戸では2004年を最後にイルカ漁は行なわれておらず、オバリー氏はその時点で既に行なわれていなかった過去の富戸の動画を太地と偽ってプロテストを行なったという訳だ。

 ・シーシェパードとサーファーグループの活動がきっかけでシホヨスが協力を買って出たという嘘

 ・なおこの2007年の太地町の屠殺シーンを見ると、海の色が毒々しいほどの赤い色になっている場面があるかと思えば、別角度の映像の海はさほど赤くなかったりなど、この色自体が映像加工による着色ではないかという声も関口雄祐氏など当初から指摘されている。

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最終更新:2011年07月24日 06:29