・デフレ不況下での増税の恐れもあり、「財務省の言いなりが続くのなら最悪の選択」と警戒を強める。




 ・「デフレ経済下で増税しようとする大馬鹿者」という題でブログを書いたのだが、三橋貴明氏も同じ事を書いておられるので、少々編集してお目に掛ける。

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■ 私はいかにしてデフレ増税派になったか 「what_a_dudeの日記(2011.7.25)」より

 ・私個人の見解としては、崩壊を始めるdebt limitが誰にも予見できない以上、保守的に警戒する財務省が陰謀体質だとは思いませんし、debt limit※を警戒するのであれば*3歳出削減よりは増税の方が、現在の公共サービスの状況を考えた時にはまだマシな方策のように思えるのであります。(※ debt limit : 公債発行限度; 債務限度)

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■ 増税でデフレ脱却!? 「日本経済をボロボロにする人々(2010.3.31)」より

 ・デフレ云々とうるさいが、税金を上げて国家がお金を使えば成長率が高かった時代のインフレが起きるわけではない。国家が無駄遣いをすれば、必ずそこに巨大な利権が生まれ、最終的に国内に競争力のある個人や企業がいなくなることにより、国全体の国力が落ちて通貨の信用が落ちて、みんなが貧乏になる形でインフレになるのだ。

 ・平等はつまるところ、最終的にみんなが貧乏になるだけの話である。それが結果であろうが機会であろうが平等主義の行き着く先はほぼ同じ道だ。


■ 田中康夫:「デフレ増税」という愚昧(日刊ゲンダイ) 「現代を斬る~時評と考察(2011.6.23)」より

 ・日本は「先進国」で唯一、デフレから脱していません。こうした状態で、国民所得の1.5倍以上にも達する労働貴族な地方公務員の給与に切り込みもせぬまま、安易に増税へと逃げ込んだなら、消費は更に冷え込み、深刻なデフレ・スパイラルに陥ります。

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■ 復興増税は正しいのか? 「ヴォータンの独白(2011.9.10)」より

 ・むしろ、今問題なのは、20年にもなろうかと言うデフレです。
  デフレ状況下では、健全な経済活動の再生産が行われず、縮小均衡若しくは縮小スパイラルに陥ってしまいます。
  しかも、為替市場で、長期的には購買力平価説が正しいと言うことは、常識と言って良いでしょう。
  と言うことは、日本がデフレで海外がインフレまたはデフレではない状態ならば、必ず円高になってしまうと言うことです。

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■ モンスター化する東北の被災地と菅直人と小野善康の夢、偽善増税 「日本経済をボロボロにする人々(2011.7.30)」より

 ・それにしても災害を利用して増税だなんて冗談も程々にすべきだ。そんなに費用がほしいのなら、まず公務員人件費や独立行政法人の人件費約30兆円を2割削れば、単純計算で2年で12兆円になる退職金も半分に削り、共済年金も大幅にカットすればいい

■ 増税で復興事業を23兆~25兆円という暴挙! 「日本経済をボロボロにする人々(2011.7.22)」より

 ・確か東日本大震災で失われたと言われる国富は20兆円ぐらいと言われているから、復興で失われた国富以上の物を作ってあげようと考えているらしい。ということは、土地を造成して更にそこへ住宅も税金で建ててあげるということになる。工場も全部立て直して元に戻してあげようということか。

最終更新:2011年09月10日 17:09