・今日(9/23)の朝日と毎日の社説は、パレスチナの国連加盟の問題を取り上げている。取り上げてはいるが、いつもながらの意味不明の論説で、何を言っているのか全く要領を得ない。

 ・これを英訳して、欧州や中東の市民に読んでもらったなら、どういう反応や感想が返って来るだろうか。日本の意識水準の低さ、国際情勢に対する感覚の鈍さ、米国に従順なイヌの態様について、ああなるほどと頷き、呆れ、軽蔑を誘う材料になるに違いない。この問題について、新聞は報道しているが、テレビはほとんど情報を流していない。世界中が注目し固唾をのんで見守っている問題で、日本人は全くと言っていいほど置き去りにされている

-------------------------
■ パレスチナ国連加盟へ 「ネットゲリラ(2011.9.23)」より

 ・いよいよパレスチナが国連加入申請だそうで、戦後数十年。アラブの悲願が叶えられる時が来た、というわけだ。まぁ、イスラエルと韓国は、中東、極東にわざと嫌われ者の異質な人造国家を捏造して、永遠に争いが絶えないようにしようというユダヤの陰謀だそうで、そんなインチキも通用しなくなるほど、資本主義の崩壊が迫っているわけです


 ・上のCNN記事の引用に拠れば、国連総会で「過半数の賛成」を得られれば実現は可能とのことである。現在世界130カ国以上がパレスチナ加盟に賛成しているとのことで、其れは国連加盟国数193カ国の過半数を優に超える数であり、今回の国連総会でパレスチナが「オブザーバー国家」として承認される可能性は高いということである。



 ・オバマ米大統領は21日、ニューヨークでパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、欧米などが反対する中でパレスチナが23日に行うとしている国連への加盟申請について、安全保障理事会の常任理事国として拒否権を行使する考えを伝えた。

-------------------------
★ 社説:パレスチナと米 正面衝突避ける知恵を 「毎日新聞(2011.9.23)」より
★ パレスチナ―米国は拒否権使わずに 「朝日新聞(2011.9.23)」より


■ 光より速いニュートリノ登場!?:相対性理論の終焉か!? 「Kazumoto Iguchi's blog(2011.9.23)」より

 ・先日、私は「「マックスウェル理論」を読んで見ると:無限の可能性がある!?」をメモしておいた。この最後のところで、もしマックスウェル方程式が非線形の場合には、光速度より早い粒子が存在しても特に問題はないと指摘していたが、今日これを証明してくれるようなニュースが飛び込んだ。以下のものである。


★ 根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ 「読売新聞(2011.9.23)」より

 ・名古屋大などの国際研究グループは23日、物質を構成する素粒子の一種であるニュートリノが、光の速度より速く飛んでいるとする観測結果を発表した。





.
最終更新:2011年09月23日 23:57