・だが、こうして秘書3人への驚愕の有罪判決が出ると、結果的に、小沢公判を担当する検事役の指定弁護士が、政治資金や贈収賄に素人だろうが玄人だろうが、何も影響しないのだということが理解できる。なるほどそうだったのかと、官僚側の謀略が透きとおって浮かび上がり、全体の計画が一瞬で腑に落ちる。

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■ 西松・陸山会事件被告は判決と関わりなく完全無実 「植草一秀の『知られざる真実』(2011.9.26)」より

 ・問題は、この最高裁事務総局にある。最高裁事務総局が裁判官の独立性を担保するために、他の権力機関、すなわち、行政府や立法府からの不当な圧力を遮断し、文字通り、個々の裁判官が良心に従って職権を行い、憲法及び法律にのみ拘束されるための防御壁として機能するなら、憲法第76条の規定の精神が生かされることになる。

 ところが、現実には最高裁事務総局は、逆に裁判官の独立性を歪める働きをしているのだ。ここに最大の問題がある。

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■ 秘書3人に有罪判決<汚沢ピンチ!> 「クルトンパパのいろいろ日記(2011.9.26)」より

 ・検察側が、重要な証拠として考えていた、供述調書が不採用となった事で、かなり厳しい結果が予想されたが、どうやら裁判所は、余りに不自然な金の流れに対する説明が全く納得できないと言う事が原因だろう。

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■ 陸山会事件、石川議員ら元秘書3人に有罪判決 「大和の息吹(2011.9.26)」より

 ・各紙読んで見ましたが、大差ありません。事実を事実として報道しているだけです。
  いつもながら朝日の冗長さが気になります。



 ・7月12日の夕刊紙「日刊ゲンダイ」は、1面に「無罪?小沢元秘書3人の量刑」との見出しを立て、元東京地検特捜部検事で郷原信郎弁護士や、ジャーナリストの魚住昭氏のコメントを紹介。2人とも、大久保氏に対しては無罪判決、石川被告については、罰金程度になるとの見通しを示している。



 ・国民新党の亀井静香代表は28日昼の党幹部会で、埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎の建設計画について「民が東日本大震災で困り、震災地では住む家もない時に、なぜ公務員宿舎だけ予定通り建設しないといけないのか」と強く批判した。


★ 凍結の国家公務員宿舎建設着工「震災復興に資金回せ」 「Yahoo!ニュース(2011.9.2)」より

 ・被災地には仮設住宅にも入居できない被災者がまだ約4千人いる。大野代表は「衣食住にも困っている被災地を差し置いて、宿舎を建設するのは許されない。公務員は全体の奉仕者。被災者に奉仕すべきだ」と訴える。



■ 公務員宿舎の建設で個人投資家が思うこと 「ゆかしメディア(2011.9.25)」より

 ・イチ民間人の知恵も意外とバカにできないもの。公務員宿舎の需要があるのならば、供給過多の空いている賃貸住宅に入った方が、結局は、税収が増えることにもつながるのではないか。


■ 国会の感覚の鈍さには本当に頭に来る 「痛みに耐えるのはこれからだ(2011.9.28)」より

 ・飯舘村が村独自に除染計画を立てて必要経費として3300億円を求めたという。国会議員のセンセー方には助けを求める飯舘村の叫びが聞こえることはないのだろう。自分たちは棄てられた、そんな怒りとも恨みともとれるような負の感情が背景にあることにもきっと気がつかないのだろう。





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最終更新:2011年09月28日 22:02