■ 大日本帝国無当責の悪しき伝統 「放射能は無主」と東電 「逝きし世の面影(2011.11.28)」より

 ・しかし、それにしても凄い話で口があんぐりである。
放射能が無主で誰のものでも無いとしたなら、テロリストが核燃料を強奪しても無罪なのでしょうか
自分の飼っていた闘犬用の土佐犬とか凶暴なドーベルマンが狂犬病になり檻を破壊して脱走して通行人に噛み付いたが、飼い主(東電)が、檻が壊れた段階で犬の所有権を放棄したので無関係であるとの怖い話に近い
あるいは中東などで市民が空に向けてカラシニコフで祝砲をぶっ放すのですが、実弾なので何処か地面に必ず落ちてくる。
 サッカーワールドカップでイラクが勝ったら流れ弾で死人や怪我人が大勢出たらしいですよ。
大勢が空に向けて撃つので誰が撃ったかの特定が出来ないので流れ弾の被害者は泣き寝入りするしかないが、これは野犬に噛まれたのと同じ扱いですね。
しかし野犬に噛まれても犬の首輪から元々の飼い主が特定出来れば、幾ら野犬でも無主で責任無しにはならないでしょう。

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■ 画期的判断「放射性物質・無主物」論 「脱原発の日のブログ(2011.11.25)」より

 ・物理的移動で簡単に誰にも責任がなくなるようなイージーな判断で、猛毒物質の厳重管理などできない

  核物質があっという間に管理責任者から放棄されるものだと言うなら、どこであれそんな危険物質は即刻使用禁止にして欲しいものだと言いたい。

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■ 原発事故で発生した放射性物質は無主物!? 「時代をちょっとだけ斬る!(2011.11.26)」より

 ・これでは東電はどう責任を取るのかを考えているわけではなく、責任を取らないという選択を選んでいるということになる。それでも税金で倒産を免れ、今後も税金で助けてもらう気でいる企業、それが東電だ。ふざけるのもいい加減にしろ!

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■ プロメテウスの罠。放射能はだれのものか??無主物とは? 「(有)不動産情報館(2011.11.24)」より

 ・とても理解できない理論のようであるが、裁判所は、ゴルフ場の訴えを退けている。

 なんとも法律家の法律の取り扱いは理解しかねる

 悪臭や騒音に対しての裁判を見聞きするが、この理論でいったら悪臭をまきちらす原因物質は無主物であるので悪臭を発している被告には責任がないということになりはしないか。

 なんとも、考えれは考えるほど頭が混乱してしまう話だ。

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■ 放射性物質は東電の所有物ではない。だから除染の責任もない 「樽井さんの読書&電化よもやま日記(2011.11.27)」より

 ・釣られているのかも知れないけれど、こんな主張は受け入れられないし、もし本当に東電がこんなことを言っているのだとしたら(当然上層部の意見なんだろうけれど)、こんなとこに税金投入して助けてあげないといけないの? それこそ役員に給与を払う必要があるの? 詭弁というもおろかなへりくつにもなっていないでしょう

 激しい憤りを覚えます


 ・この記事の「放射性物質」と言う言葉を「札束」とか「金塊」とかに代えてみる。
例えば札束が東電の敷地内から飛び散ったとして、札束は無生物だし、もう他人の土地に飛んでいってしまったのだから、所有権は主張しないって訳ね。(^o^)v

 ・ 有り得ないですよね?余りにもふざけている・・・・しかも訴えが却下とは何なんだろう?この先近い将来に行われるであろう放射能汚染での集団訴訟もこういう調子なんだろうか?

 ・噴飯ものの東電の主張は置くとして、この決定は司法制度への信頼を揺るがす愚鈍なもののようにも読める。ただ、もしかすると裁判所は案件の内容に照らして、仮処分申請には馴染まないと判断したのかも。本訴で争えと言うのが真意だったりはしないか?当事者の切迫感を他所に、慎重な審議が必要だと判断し仮処分は却下・・・みたいな。この辺の事実関係や根拠が明らかにされるよう続報が待たれる

 ・■ Toshiaki Sonodaさんのフォトアルバム 「facebook」より

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■ 「原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。」 「院長の独り言(2011.11.25)」より

 ・まあ、見事な主張です。このような凡例がまかり通るならば、全ての公害裁判は無罪。もちろん、水俣病も無罪となるでしょう。あまりにもトンデモ判決過ぎて、論評する気さえ失せます。裁判官もですが、このような主張を堂々と述べる東京電力-このような会社を存続させるのは、本当に公益にかなうことなのでしょうか。

 東電の建物に排泄物をつけたあとに、こういいましょう。
所有権を観念し得るとしても、既にその排泄物は東電の土地に符合しているはずである。つまり、私が排泄物を所有しているわけではない。


 ・07. 2011年11月25日 09:52:39: bW0kgIpTJg
これじゃあ日本は まるで無責任、無法地帯じゃないか!なぜ率先して責任を認めないんだ!!東京電力はこの世にもう存在してはならない鼻つまみ企業だ!!!
そしてそれを 黙認している国、東京都及び都民も同罪だ!!!!

名古屋人

 ・08. 2011年11月25日 10:14:15: C4o01wJ8i2
東電はつぶせ。
不当判決をした裁判官は罷免しろ。

by黙認しない東京都民。

 ・17. 2011年11月25日 16:28:41: GezbRF43Hc
これで東電は日本国民、すべてを敵にまわしたわけだ。
東電終焉の日も近い!

 ・20. 2011年11月25日 18:29:47: tF3dJoRIXU
俺の投げる石は俺の所有物ではない。従って俺はその被害に責任を持たない。

 ・24. 2011年11月25日 19:10:57: 3lAFroBaDo
汚染された土を東電に持っていき、ばら撒いても罪ではないということだな

 ・28. 2011年11月25日 19:53:57: f2bDRcpoc2
自分たちへのテロを煽っているとしか思えん


 ・俺が投げた石は俺の所有物ではない
したがって俺は怪我に責任をもたない。


答弁書で俺は石を「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」としている。
無主物とは、ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもない、という意味だ。
つまり、俺としては、投げた石を所有しているとは考えていない。
したがって検出された石は責任者がいない、と主張する。さらに答弁書は続ける。

「所有権を観念し得るとしても、 既にその石は東電社員に附合しているはずである。
つまり、俺が石を所有しているわけではない」

投石OKです

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■ 放射性物質を放出したやつら 「ジージさんのマイページ(2011.11.27)」より

 ・いま金持ちはなにを考えているんだろう。金を持っていれば核シェルター並の住居に住めるし、空気も水もみんな財力にまかせて浄化システムできれいにし、食料品は外国から取り寄せ、それでもヤバくなったら海外へ逃避すればいいというわけか。運悪く放射線による身体的影響が出ても、しっかり精密検査をやっていれば早期発見早期治療。カネさえかければ大事に至ることもあるまいさ、というわけか。金持ちはイザとなれば南極でも北極でも、好きなところへ逃げられる。そこに快適な住居をかまえてのんびり暮らせる。彼らにしてみれば、庶民とは努力しなかったものたち、知恵を持たず、才覚のなかったものたちということになるのかもしれない。だがね、いつかそんなものたちが奢り高ぶった君らに反撃するときがくるんだよ、覚悟していなさい!・・・と言いたいわけで。


☆ 東電がばら撒いた放射性物質は『無主物』です 「2chログ速(2011.11.26)」より

 ・9 : 地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区) : 2011/11/26(土) 10:56:06.00 ID:IB4hHKpp0 [1/1回発言]
この判決を出したのは福島政幸裁判長。
こいつが裁判官の次にどこに行くのか要チェック。
東電が何をしたのか、よく判るだろう。

ex)「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発マネー汚染
http://www.mynewsjapan.com/reports/1437

 ・13 : 地震雷火事名無し(家) : 2011/11/26(土) 11:58:13.88 ID:bgMIkX3F0 [1/1回発言]
プロメテウスの罠 無主物の責任 1 だれのものでもない 11月24日

放射能はだれのものか。 この夏、それが裁判所で争われた。
8月、福島第一原発から約45キロ離れた二本松市の「サンフィールド二本松ゴルフクラブ」が東京電力に、
汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てた。 
 ―事故のあと、ゴルフコースからは毎時2~3マイクロシーベルトの高い放射線量が検出されるようになり、
  営業に障害がでている。 責任者の東電が除染をすべきである。

対する東電は、こう主張した。
 ―原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。 したがって東電は除染に責任をもたない。

答弁書で東電は「放射性物質をもともと無主物であったと考えるのが実態に即している」としている。
無主物とは、ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもない、という意味だ。
つまり、東電としては、飛び散った放射性物質を所有しているとは考えていない。 したがって検出された
放射性物質は責任者がいない、と主張する。

さらに答弁書は続ける。
 「所有権を観念し得るとしても、既にその放射性物質はゴルフ場の土地に附合しているはずである。
  つまり、債務者(東電)が放射性物質を所有しているわけではない」

飛び散ってしまった放射性物質は、もう他人の土地にくっついたのだから、自分たちのものではない。
そんな主張だ。

決定は10月31日に下された。 裁判所は東電に除染を求めたゴルフ場の訴えを退けた。
ゴルフ場の代表取締役、山根勉(61)は、東電の「無主物」という言葉に腹がおさまらない。
「そんな理屈が世間で通りますか。 無責任きわまりない。 従業員は全員、耳を疑いました」
7月に開催予定だった「福島オープンゴルフ」の予選会もなくなってしまった。 通常は年間3万人の
お客でにぎわっているはずだった。 地元の従業員17人全員も9月いっぱいで退職してもらった。
「東北地方でも3本の指に入るコースといわれているんです。 本当に悔しい。 除染さえして
 もらえれば、いつでも営業できるのに」

東電は「個別の事業には回答できない」(広報部)と取材に応じていない。




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最終更新:2011年11月28日 19:14