中国共産党中央委員会の第7回全体会議が11月1日に、そして党第18回全国代表大会が11月8日に開催される(@w荒
胡錦濤国家主席が党中央軍事委員会主席の地位を維持するか否かがポイントだな。中国において政府は党の決定を実施するだけの存在。人民解放軍は政府の軍ではなく、共産党の軍だ。そのため共産党中央軍事委員会主席が中国の最高実力者の地位だ(@w荒
党大会の1ヶ月前に起きた中国の尖閣暴動も、現在権力の座にある胡錦濤の共産主義青年団派に対する習近平をトップとする上海閥と太子党による権力闘争の一場面と観るべきだね(@w荒
以前にヲレが得た情報では共産主義青年団派の胡錦濤は妻が死んで精神的にヘナヘナになり、現在占めている党中央軍事委員会主席の地位も習近平に譲るのではとかいうのがあったが、どうも最近の情報を見るに以前上海閥+太子党の習近平との権力闘争は激化している様だ(@w荒
胡錦濤が共産党中央軍事委員会主席となり最高実力者の地位を維持、党中央組織部長の李源潮が共産党トップとなり、習近平は国家主席という実力的にはゼロのお飾りになるとかいう情報も流れている。こういったことは香港とかの広東語サイトを読めないとわからないがな(@wぷ
- 胡錦濤国家主席は、北京派閥と上海派閥が激突して、中国共産党1党独裁の北京政府が壊滅しかねない状況に陥りそうななかで、体制維持に懸命である。
表向きは、日本固有の尖閣諸島をめぐり、北京政府が弱腰であることに中国人民の怒りが爆発しているというように伝えられているけれど、これは真っ赤なウソである。
北京派閥と上海派閥が激突の本質は、胡錦濤国家主席の後任人事をめぐる権力闘争なのである。この秋の共産党大会で、次期国家主席と首相を決めるのだが、これまでに内定している人事をめぐって、異論が噴出してきた。
すなわち、次期国家主席には、習近平副主席、首相には、李克強副首相ということが内定していたはずにもかかわらず、これに反対する動きが、武力を伴って顕在化してきた。
- 中国では連日トップでテレビや新聞で報じていますが、在留邦人がラーメンかけられたり18日には反日デモが計画されていますが、第二の文化大革命になる気配もある。その中心になるのが共産党青年団であり軍になる。共産党青年団が紅衛兵のようになるか分かりませんが、習金平(※ 習近平の誤?)の上海派は改革開放政策の推進者として批判されるかもしれない。
● コメント欄より
Unknown (mm) 2012-09-15 17:21:41 >今回、反日運動の先頭に立っているのは共産主義青年団で、
引用:第二の文化大革命になる気配もある。その中心になるのが共産党青年団であり軍になる。共産党青年団が紅衛兵のようになるか分かりませんが、習金平の上海派は改革開放政策の推進者として批判されるかもしれない。
中国青年報は、胡錦濤国家主席の出身母体である共産主義青年団(共青団)の機関紙。共産党内で胡主席が率いるグループの対日姿勢は比較的穏健とされている。このため同記事が、「日中間の国民感情がさらに悪化することを避けたい」とする胡主席周辺者の意向を反映している可能性もある。
胡錦濤国家主席ら共産主義青年団(共青団)グループが優勢になりつつある中で、江沢民前国家主席ら上海閥と、習近平国家副主席ら党幹部を親族に持つ太子党の2つの勢力が、胡政権の対日政策を「弱腰」と批判するとともに、各地の反日デモを操って圧力をかけているとの見方もある。
上海の日本総領事館前で19日に抗議活動を行った中国人の一人は、浙江省でデモ隊が組織されて同日朝にバスで運ばれてきた、と証言した。党大会まで「反日デモ」が繰り返し利用される恐れもある。
中国のメディアを北京は統制し尽せていなる訳ではない。上海系メディアが日本の挑発や、政権の弱腰批判を煽るのでは。ネット、デモ、メディアで当局が抑えたい反日が増大できるのは、上海閥の支えがあるからだろう。
結局、石原が、先に仕掛けて、上海が連動して今回の緊張が作られている。石原が何を言おうが、石原の言動は、日本の右翼知事が挑発という役割、効果なんだ。
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21日には共産党中央宣伝部が中国国内メディアに反日デモの独自取材を禁じ、新華社電を使用するように通達していたと香港紙に報じられたが、これが真実なら、共産党の不安感を裏付けることになる。最高指導部のトップ人事が決まる5年に1度の共産党大会を秋に控え、治安維持は最優先の政治課題だ。過激な行為こそ徹底して取り締まりたいはずだ。
習近平は上海閥だけど、もうすぐ、体制側、国の為政者になる者なので、今回の反日扇動に加わっているかは、微妙なんじゃないかな。
- 現在の中国共産党内の権力闘争を語るとき、権力者たちそれぞれの出自から、胡錦濤・国家主席や第5世代の李克強副首相を「中国共産主義青年団(共青団)」グループ、第5世代による次期指導者層のうち、トップの座に就くと目される習近平・国家副主席(習仲勲・元副首相の息子)を「太子党」グループのリーダー格と位置づけ、2派の対立構図としてとらえる見方が多いようです。党内は、故・トウ小平氏の唱えた改革・開放路線堅持で一致しており、「共青団」グループ、「太子党」グループそれぞれで政策的に大きな違いがあるわけではありません。
- 胡錦濤国家主席ら共産主義青年団(共青団)グループが優勢になりつつある中で、江沢民前国家主席ら上海閥と、習近平国家副主席ら党幹部を親族に持つ太子党の2つの勢力が、胡政権の対日政策を「弱腰」と批判するとともに、各地の反日デモを操って圧力をかけているとの見方もある。
- 重慶市元トップの薄熙来氏の失脚で再び注目が集まった、深刻化する高級幹部とその家族による汚職。米紙ニューヨークタイムズはこのほど、太子党と呼ばれる中国共産党の高級幹部の子弟が権力と人脈を利用して、中国経済を牛耳っているとの分析記事を発表した。
(1)太子党
説明不要のボンボン派閥。次期国家主席の習近平を筆頭に、薄煕来、俞正声など中央政治局から軍(劉源)・国営企業(胡錦濤の息子胡海峰、ムービースタアの息子温雲松など)・金融系(江沢民の息子江綿恒)まで幅広く活躍中。
(2)団派
これまた説明不要の大勢力・ユース組織たる「共産主義青年団」出身の政治家たち。胡錦濤を筆頭に李克強、李源潮、汪洋など。現在では団派が地方のトップのうち1/3を占めているという見方も。
(3)江派(上海閥)
前国家主席江沢民の影響を強く受けている利権集団。現在は呉邦国、賈慶林、李長春、賀国強、周永康と中央常務委員でも大多数を占めているものの、18大では大幅に数を減らすことが確実視されている。大ボスがいつまで表舞台に立っていられるかが勝負の分かれ目。
(4)地方実力者
地方勤めを歴任しながら出世してきた実力派。次期18大では薄煕来や汪洋、俞正声などが常務委員昇格確実な情勢ですが、他にも
郭金龍・北京市長(四川→チベット→安徽→北京)
王岷・遼寧省党書記(江蘇→吉林→遼寧)
栗戦書・貴州省党書記(河北→陝西→黒龍江→貴州)
などがこれに該当。地方を廻っているうちに歳をとるのが問題点。郭金竜なんかあと2~3年早くチベットのトップに立っていれば……。てくらいな人物と聞いていたんですが。
(5)エリート
次期トップの習近平(法学博士号)、そして李克強(経済学博士号)がともに博士号を取得しているように、領導たちの高学歴エリート化が顕著に進んでいる。他にも高い専門性をもって国営企業のトップクラスから地方の領導へと転身する人物(例:張春賢・張慶偉・郭声琨など)や海外の大学を卒業した海亀族(楊潔チ外交部長)などが該当。天下の名門・金日成総合大学を卒業された張徳江副総理を海亀派のエリートと判断するかは、みなさんのお好きにしてください。
(6)中央官僚
党や国務院での各中央弁公室勤めが長く、そこを出世の足がかりとした人々。天安門事件の時に泣きながら趙紫陽総書記に傘をさしていたムービースタアなんかが典型ですな。一昔前の「テクノクラート」と同類の概念ですが、なかでも「秘書派」という秘書経歴のある人物が上司の覚えめでたく出世を駆け上るパターンが多く、国務院の各部門トップは秘書経験者が大半を占めているとのこと。
(7)清華・北大閥
文字通り、中国の双璧・清華大学と北京大学出身者。胡錦濤・呉邦国・習近平が清華大学出身者で、李克強・薄煕来・李源潮が北京大学出身。ちなみに文系理系の別も面白く、常務委員は理系出身者が多数を占めるのに対し、中央政治局委員になるとほぼ半々、地方のトップになると文系の方が多くなるという逆転現象が発生しています。
(8)職業役人
元々は三農(農民が貧しく、農村が立ち遅れ、農業が発展しない)問題の対応策の一つとして、95年ごろから大学生卒業生を農村の幹部として派遣してきた制度がきっかけ。企業や役所勤めを経験することなく幹部役人「村官」を経験することから職業役人と呼称されています。現在では約20万人の「村官」がいると言われており、未来の中央政治を担う人材を輩出するだろうと言われています。
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最終更新:2012年10月02日 17:29