+ ニュースサーチ〔田中眞紀子〕
















■ 「田中文科相 速やかに謝罪し辞任せよ。」 「鑑みて候II。(2012.11.9)」より
 既に現行の大学設置基準に基づく設置審議会での審査を終えている3大学の新設について、新基準で再審査することなど法治国家では許されない。田中氏が示した救済案の撤回も当たり前だ。
 田中氏は3大学について「今回(の騒動が)逆にいい宣伝になって4、5年間はブームになるかもしれない」と述べ、当初の不認可判断も「文科相を拝命して(役所の)中からだったらブレークスルー(突破口)を作れると思った」と話した。無責任そのものの発言で、大臣の資質が疑われる。
 今回のケースでは、そもそも田中氏を文科相に起用した野田佳彦首相の任命責任に加えて、田中氏の暴走を許した責任が首相官邸側にもあるのではないか。
 田中氏は記者会見で、1日に野田首相と藤村修官房長官に不認可を事前報告し、首相から「そのまま進めてください」、藤村氏からは「大変結構なことだ」と言われた、と話している。野田首相と藤村氏はこれらの詳しい経緯について、改めて説明すべきだ。
 自民党の石破茂幹事長は、田中氏について「これ以上閣僚を続けることがあってはならない。(首相は)罷免すべきだ。『認可したからいい』とは絶対ならない」と強調した。自民党は、田中氏の対応次第では参院での問責決議案提出も検討している。国会での解明と追及が不可欠だ。


■ 田中真紀子大臣は堂々と不認可を主張せよ 「ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら(2012.11.9)」より
たしかに、田中文科相のやり方は唐突であったが、彼女が言っていたこと、つまりこれまでの大学認可の審査のあり方に問題があり、大学乱造と質の低下が進んでいるという危機感については、政治家を含め多くの識者が賛成していた。ただ、やり方が唐突だということだった。
(※ 中略)
本当は、自民党から民主党へ政権交代が起こったときに、審議会そのもののあり方も根本的に見直し、このような大学の安易な新設は認めないという方向を出すべきだったのだ。民主党の政権交代が、ここまで国民の期待を裏切ったのは、そのような根本的な改革をやろうとしなかったことから来る必然的な結果だった。
(※ 後略)

確かに、文部科学省の大学設置・学校法人審議会の答申を覆して、3大学の新設を不認可としたのは、従来の慣例から言えば、異常である。3大学とは、秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大だ。

1つは、「学校屋」あるいは「大学屋」と言われる「学校経営」を商売にしているプロのビジネス集団の「大学新設利権」である。
 この利権集団と結託しているのが、文部科学省の大学設置・学校法人審議会である。利権集団からの大学新設申請があると、文部科学相の諮問を受けて、検討するのだが、大体、諮問通りに答申し、文部科学相は、認可する。
 私学運営には、毎年、巨額の助成金が国から支出されるので、こんな美味しい商売はない。新設大学の経営者である理事長以下理事のポストは、「利権屋」が独占し、文部科学省官僚の天下り先ともなる。教授以下の教職関係者には、マスメディアの記者、アナウンサーらの再就職先として確保される。利権に群がるのだ。

2つ目の問題は、この「大学利権」は、自民党文教族議員が、支配、掌握してきた。旧文部省時代から文部大臣は、概ね、福田派、三木派、中曽根派の3派閥から送り込まれてきた経緯があり、田中派や大平派からの配置は、少なかった。この結果、自民党国会議員の族議員化が進み、森喜朗元首相(元文相)が、「文教族のドン」と言われて、幼稚園から大学までの「私学助成利権」、日本体育協会を頂点とする「スポーツ振興利権」などを壟断し続けてきた。森喜朗元首相は建設相の経験もあり、大学施設やスポーツ施設建設・増設について、建設業界などと政治資金面で深い関係を築いている。これは、3年前に自民党が野党に転落してからも変わらなかった。
 この森喜朗元首相の利権の牙城に、田中角栄元首相の長女・田中眞紀子が文部科学相として送り込まれたのである。田中眞紀子文部科学相が外務大臣のとき、その座から引きずり下ろすよう当時の小泉純一郎首相に進言し、辞任に追い込んだのが、森喜朗元首相だった。いわば、憎っくき宿敵、政敵である。

野田佳彦首相が、この関係を熟知していなかったとしたら、迂闊であった。田中眞紀子文部科学相は、森喜朗元首相の「私学利権」の支配、掌握下にある「新設大学認可問題」に直面して、過激反応してしまったのである。
 3つ目の問題は、秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大の3大学が、正式認可も下りていないのに、先走って、学生募集や施設拡充建設などを進めていたことだ。従来通りのやり方で、すべてうまく行くと思い込んできた点は、軽率だった。国家財政が、破綻しているという状況のなかで、大学新設は、控えるべきであった。文部科学省の官僚たちも、安易であった。


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田中眞紀子文科相は、宿敵・文教族のドン森喜朗元首相が持つ「新設大学利権」獲得にNOを突き付けた (板垣 英憲) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/329.html

(^_^;) 板垣 英憲氏のブログ記事ですが、この文章が的を射ているようです。

マスゴミも新設大学利権を知らないはずもないのに、わざとその事実を隠蔽し、「田中大臣が暴走した」と一方的に報じ、情弱世論を煽っている構図です。

いくら情弱な御仁でも、学生数が減少しているのに、名前が書けないような知的障害者でも簡単に入学できる大学が乱立しているのを「変だな」くらいは感じているでしょう。

どんなFランク大学でも、できてしまえば国家から助成金が支給されます。

それらのFランク大学は「学生集め」と称して不良外国人を大量に入学させ、連中の長期滞在を正当化させています。

学校法人審議会も極めて不自然な天下り組織で、文教族の悪徳議員と大学屋と呼ばれている暴力団系組織による不正申請をそのまま追認するだけの機関です。

今回申請した事例は、大学屋が暗躍した結果であり、それに天下り団体である大学設置・学校法人審議会が荷担したことは明らかです。
 なのにマスゴミどもは、それを指摘した田中大臣の発言を歪曲して報じ、田中大臣がさも変人であるかのような錯誤を与えるような書きぶりです。

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■ 眞紀子文科相、3大学新設不認可の怪 「心に青雲(2012.11.7)」より
 全国の大学はマスゴミの記者やアナウンサーの定年後の就職先になっているからである。「ジャーナリズム論」なんて訳のわからない講座を持って、食い扶持を稼いでいる。

 テレビのコメンテーターには、元xx新聞記者、現xx大学教授、講師等々が登場するが、これらはみんな税金(助成金)を食い物にしている連中である。
 新聞記者なんて偉そうにするけれど、こういう利権に群がるシロアリである。ベビーブーム時代も過ぎてどんどん受験生が減っていき、そのうえ「大学卒」の価値も下がる一方のなかで、大学ばかりがうなぎのぼりに増加の一途をたどってきている。こんなバカな話はない。まったく税金の無駄遣いである。

 国家のための教育があるのではなくて、利権ゴロとシロアリ族がおいしい汁を吸うために大学全入が図ってこられた。
 しかも先日、本ブログで「奨学金は外国人には与えるな」と題して論じておいたが、内実は支那や韓国からの留学生しかいない大学ばかりである。国民の税金が反日留学生の養成に使われてしまう。支那と韓国からの留学生を優遇することで定員を埋めて、理事長一族、シロアリ族議員、元新聞記者などに儲けさせている。
 支那の大学の下請けと揶揄されているのが現状なのである。しかしながら、田中文科相はその実態を決して口にしなかった。だからその会見が奥歯にもののはさまったようだ、と形容したのだ。

 マスゴミが挙げて田中文科相叩きに立ち上がったのは、ひたすらテメエ達の定年後の再就職先がなくなることへの危機感であって、決して3大学の来春の受験生の事を心配しているからではない。そういうイカサマ師なのだ、記者どもは。

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■ 田中文部科学大臣「ちゃぶ台返し」の真相 「陽光堂主人の読書日記(2012.11.7)」より
 最近の日本人は公金にたかる体質が染み付いているようで、こんな調子では国家破産は免れません。これは教育関係にかぎらず、他の産業でも同じで、エコカー補助金などはその代表例です。国が援助しなければ、車すら売れなくなっているのです。説教臭くなりますが、もっと地道に仕事をする必要があるのではないでしょうか。

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■ 「新設大学利権」があった!田中眞紀子大臣は正しい。 「ジグゾーパズルな毎日(2012.11.8)」より







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最終更新:2024年01月12日 20:34