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エジプトは内戦化するか。米国の支援打ち切りのもたらすもの 「ニュースを読まねば(2013.10.10)」より
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9日、米政府はエジプトへの軍事支援と資金援助2億6000万ドル(約254億円)を凍結すると発表した。この凍結は一時的なもので、民主化への前進が確認できたら再開するという。
このことについては、ヘーゲル米国防長官がエジプトのシン国防相に電話でも伝えた。約40分の会談だったようだ。
軍事支援の凍結内容は、F16戦闘機、M1A1エイブラムス戦車、ハープーン対艦ミサイル、アパッチ攻撃ヘリコプターなどだという。ただし、対テロ軍事支援や教育などの民生部門への援助は継続するという。
表向きは、米政府が、軍主導の暫定政権とイスラム勢力の衝突で死者が続出しているため、早く文民政権への移行をせよ、と促すためだそうだ。
ただ、米政府の懐が厳しいということもあるのではないか。米政府からエジプトの支援している額は年間で約1500億円で、その多くが軍事関連だ。
何しろ米国では、政府閉鎖や財政赤字上限問題がある。下手をすれば米国債のデフォルトが生じるという瀬戸際だ。だからエジプトだけではなく、イスラエルへの支援も減らすべきだという議論も始まっているらしい。
もう一つ米側の事情として有るのは、米国の対外援助法というものがあるのだが、これによれば、軍事政権への支援は禁止されている。
つまり、現在のエジプトの暫定政権が軍によるクーデターであると認定された場合は、完全に支援を打ち切る必要が出てくる。
ただ、今のところ米政府高官は言う。
「クーデターと結論を出したわけではなく、結論を出すつもりもない」
そう、あくまで一時的な支援打ち切りだ。完全に打ち切ってしまうと、イスラエルと平和条約を締結しているエジプトへの影響力を喪失しかねない。
米側としては、支援を餌に、早くエジプトの安定化を促しているという状況になる。
ところがエジプト軍は米国からだけ支援を受けているわけではない。米国の支援が減少したことを補う形で、サウジアラビアが支援を行っているのだ。
これで暫定政権の必要なまでのムスリム同胞団への弾圧の理由が一つ分かる。ムスリム同胞団はサウジアラビアの敵対組織でもあるからだ。
しかしいまだ覇権国家である米国の影響が薄れれば、中東の一地域でしかないサウジアラビアが支援しても、エジプトの不安定さは取り除かれにくくなるであろう。
下手をすると、ロシアの介入で安定化に向かっているシリアの代わりに、今度はエジプトが内戦化するかもしれない。
もしエジプトが内戦化すれば、それは中東での米国の影響力が衰退していることを示すのであろうか。
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エジプト情勢:プーチンは軍支持、オバマは迷っている 「ROCKWAY EXPRESS(2013.8.19)」より
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エジプトのモルシ大統領が軍によるクーデターで追放され、暫定政権ができているが、モルシ派の人々がデモその他の破壊活動を継続しているため、軍の取り締まりが厳しく多くの死傷者が出ている。この軍のやり方に欧米は反発し非難しているが、ロシアのプーチン大統領は軍支持を明確にした。反対にアメリカのオバマ大統領はエジプトに対する毎年の援助は切っていないが、それも含めて今後の対応には変化が起きることを示唆している。
選挙で勝利してできたモルシ政権であったが、経済を中心として国民の不満が高まり、連日の抗議デモのため混乱が生じたものを、軍がその混乱する事態を収拾する目的で実権を握り、その指導の下で暫定政府ができたが、追放されたモルシ派は、反発して復権を目指してデモを繰り返してきた。これはクーデターであると同時に一種の「革命」でもある。国民の大きな意思としての軍のクーデターであり、それが民主主義の段取りを踏まえていないとしても、正当性がないわけではない。つまり「民主主義的なクーデター」だということ。別の名前で言えば、革命である。つまり、国民の多数の意思を代弁しての軍の行動であり、民主革命に軍が合流した、と言っても良い。
プーチンの姿勢は、実質的に国民の生活を守る、という意味からとエジプトに対する影響力を増大させる、というものであろうし、そうなれば、エジプトのシリアに対する姿勢にも影響が出てくることを狙っているだろう。オバマのそれは、民主主義という観点から、それを擁護する筆頭に位置する国家としての自覚から、といえそうだ。煮え切らない態度は、エジプトを切ってしまえば、ロシアがエジプトに対する影響力を増すことになることが分かっているからだろう。
しかし今度のアメリカの国連大使である、サマンサ・パワーは人権擁護の面では強い主張をする人物であり、エジプト軍の弾圧的行動に対し、当然それを非難する姿勢と思われるから、エジプトに対するアメリカの姿勢は国連の場では厳しいものが予想されるし、それに伴って援助が打ち切られる可能性も低くは無いであろう。ただしこのサマンサと言う人物は、イスラエルのパレスチナ人に対する虐殺などには甘い点を与える人物だから、ムスリム同胞団の台頭を懸念するイスラエルの視点からエジプト軍にも甘い点を与えるかもしれない。
(※ 以下略)
ムルシ政権時代、キリスト教徒など少数派は弾圧され、襲撃で死傷者も出ていたこともあり、カトリック教会のエジプトにおけるスポークスパーソンは治安部隊に理解を示している。
ムスリム同胞団/ムルシ派は放火だけでなく、銃撃している可能性が高いことは本ブログでも伝えたとおり。「無抵抗の市民大虐殺」とは言いがたい状況だ。建物の屋上から狙撃している人物もいるようだが、このパターンはリビアやシリアでも報告されている。
リビアやシリアの場合、当初、政府側が狙撃していると報道されたが、後に体制転覆を目指す勢力が行ったとする証言が出てくる。軍事介入を目指す勢力としては、介入する口実を作りたかったようだ。
エジプトでも同じことが繰り返されている可能性もあり、現段階では誰が狙撃していると断定することはできない。暫定政権を「悪玉」、ムスリム同胞団を「善玉」として単純に描くことはできないということでもある。
(※ 以下詳細はブログで)
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エジプト強制排除:在日300人が東京で抗議デモ 「毎日jp(2013.8.18)」より
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エジプトの治安当局がイスラム組織ムスリム同胞団のデモを強制排除し多数の死者が出ている問題を受け、在日エジプト人約300人が18日、東京都目黒区のエジプト大使館前でデモを行い、抗議の声を上げた。
デモは、エジプト軍による事実上のクーデターに反対する在日エジプト人団体がフェイスブックなどで呼びかけ、全国からビジネスマンや留学生たちが集まった。参加者らは強制排除による犠牲者の写真や「神がエジプトを救う」などと書かれたプラカードを掲げ、「クーデター反対」「ころすのはダメ!」「エジプトに自由と民主主義を」とアラビア語、英語、日本語でシュプレヒコールを上げた。
その後、エジプト人少女が「エジプトを民主主義に基づく自由で思いやりのある国に戻してほしい」とマイクで訴えた。
兵庫県宝塚市の会社員、ヤセル・ソカイレコさん(37)は「軍はエジプトの民主主義を破壊し、多くの女性や子供が殺されている。こうした現状を打開するため、日本や国際社会にも力を貸してほしい」と語気を強めた。【袴田貴行】
彼がこれまでで初めて民主的に選出されたエジプト指導者となって以来、ユダヤ主義者は"9/11陰謀論に与するムルシーは何とかしなければならない"と不平を言い続けてきた。
月曜日に公開した、私のPress TVの新記事は、予言的、あるいは我々イスラム教徒好みの表現では“予知”的に思える。
アメリカが“暗殺部隊大使”をエジプトに派遣した時点で、大虐殺が始まろうとしていることは分かる。今日の時点で、それは始まっている。まさに私が予想した通り、ムルシー/民主主義支持者の大量虐殺が、偽装テロによって引き起こされた。
ヤフー・ニューズは報じている。“生放送の(エジプト)幾つかの局のテレビ映像では、覆面をした同胞団(原文通り) 武装集団が、小型動小銃らしきものを振り回し、兵士達の方向に向けて射撃している様子を映している様に見える。”
実際は、“覆面をした武装集団”は、イラクやシリアで、スンナ派-シーア派の暴力抗争を引き起こした連中同様に、帝国と、帝国の現在のエジプト傀儡、アッ=シーシーの為に働く殺し屋だ。狙いは、イスラム教を悪魔化し、民主主義を破壊し、エジプトで民族皆殺しを行うことだ。
アメリカ政府は、エジプトを不安定化、そして最終的な破壊を狙っているのだろうか?
暗殺部隊のまとめ役ロバート・フォードが、駐エジプト・アメリカ大使に最近任命されたことは、それを示唆している。
(※ 以下詳細はブログ記事で。赤字はmonosepia)
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エジプト軍が動く1時間前に米国政府はムルシ大統領に退陣を求めていたが、それを拒否し、暴力的な抵抗をはじめる動きがあり、アル・カイダが参戦して内戦の恐れも 「桜井ジャーナル(2013.7.7)」より
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エジプトのクーデターはアメリカ政府の意志だった可能性が高まった。ニューヨーク・タイムズ紙によると、軍が動く約1時間前、あるアラブの外相がアメリカ政府の「使者」としてモハメド・ムルシ大統領に電話、条件付きで辞任するように伝えたという。
しかし、ムルシはアメリカ政府の提案を拒否、彼の外交問題担当顧問だったエッサム・エル・ハッダドが別室からアン・パターソン米大使へその意志を伝え、大使から大統領顧問のスーザン・ライスへ知らされたようだ。
軍が動く直前まで、ムルシの側近は自分たちをアメリカ政府が支持していると思っていたようで、アメリカの許可がなければ軍は動けないと言っていた。アメリカ支配層の傀儡になれば、アメリカ政府が自分たちを守ってくれると信じていたのだろう。
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米国に見捨てられ、エジプト・モルシ政権は呆気なく崩壊 「陽光堂主人の読書日記(2013.7.5)」より
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エジプトで軍によるクーデターが起きましたが、エジプトも日本同様、米国に支配されていて、米国の意向により政権は簡単に転覆します。
エジプト軍は、中国の人民解放軍と同じく、軍隊でありながら手広く商売を行っています。5000億円の予算で運営されていますが、その原資は明らかにされていません。この内、1000億円は米国の援助とされており、サウジなど湾岸独裁諸国からも援助を受けている可能性があります。
こういう有様ですから、エジプト軍は米国の意向には逆らえません。今回の政変も、もちろん内諾を受けての行動と見られます。
また、1日付の「ガーディアン」も、軍に拘束されたモルシ大統領の側近が、自分たちは米国に支持されていて、米国の許可なしにクーデターは実行できないと語っていたと報じています。モルシ政権は、米国の後ろ盾があるので大丈夫だと高を括っていたようです。
日本と境遇が似ていて、主権のない国の悲哀が感じられます。周知の如く、日本でも数多の内閣が米国の不興を買って倒されて来ました。安倍内閣もオバマ政権に嫌われていますから、危ない状況です。
(※ 後略)
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イスラエルはエジプト政変を歓迎:古澤襄 「杜父魚文庫ブログ(2013.7.5)」より
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エジプトの政変にアメリカやイスラエルがどう関わったか真相は分からない。しかしイスラエル・ニュースをみていると、「エジプトの政変は、ムスリム同胞団系のハマスには打撃。イランとの関係も悪化しているハマスは苦境に立った」と歓迎している。
「シナイ半島では、イスラエルとエジプト軍の協力関係に影響は出ていない。(H,P,Y)」「米国は軍の全権掌握に懸念を表明したが、ムスリム同胞団の台頭を懸念していた湾岸諸国や、パレスチナ自治政府は歓迎を表明。(H,P,Y)」といった論調が相次いだ。
イギリスやフランスが軍による政権掌握に懸念を表明しているのに対して、イスラエルはムスリム同胞団と敵対関係にあっただけにエジプト軍による実質的なクーデターの成功を歓迎している。
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ムスリム同胞団、80年経て手にした政権の座ははかなく エジプト 「AFPBB News(2013.7.5)」より
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【7月5日 AFP】2012年7月、エジプト初の民主的選挙で同国のイスラム主義組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)氏が大統領に選出された。同胞団は創設から80年以上も、この日を待ち望んでいた。だが、それからわずか1年にしてモルシ氏は大統領の座を追われることになった。アナリストらは、非はムスリム同胞団自身にあると指摘する。
(※ 以下略、このニュース記事は当ページ下方でファイル保存)
アブドゥルファッターフ・アッ=スィースィー将軍は、自身がエジプトの実質的元首であることを証明した。同様に、軍部は唯一統率のとれた組織であり、「全国民の意思に従い国益を保持する」というお題目で、いつでも投票箱の結果をひっくり返すことができると立証してみせた。
起こったのは、市民の顔を持ち、宗教の衣をまとい、民主主義を標榜する軍事クーデターである。ムルスィー大統領とムスリム同胞団を排除する決定がなされた過程にアズハルとコプト教会の長が同席していたのも、それで説明がつく。その決定は、大統領と同胞団を無明の闇、おそらく監獄へ、ムバーラク大統領とその一味の隣の房へ放逐するためになされた。
市民の顔を持つクーデターと評したのは、軍部が文人の最高憲法裁判所長官を暫定大統領に選び、半年後の大統領選と議会選、ならびに新憲法起案のため専門家委員会形成などを呼び掛けているからである。
(※ 以下略、詳細はブログ本文を)
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プーチン大統領、離れ業で一本勝ち? オバマの恥部を暴露したスノーデン氏奪還戦術 「世相を斬る あいば達也(2013.7.5)」より
(※ 前後略)
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もう一つのエジプト軍のクーデターの話だが、朝日新聞は触れていないが、エジプト軍と米国オバマ政権が裏で繋がっているのは、周知の事実。イスラエルの中東アフリカ地域における孤立を防ぐためには、ムバラク時代のように、エジプトがイスラエルに関して、親和的乃至は中立であることは、米国とイスラエルにとって確信的利益であった、と云う事実を踏まえて観察しておく必要があるのだろう。エジプトの民衆が歓喜している映像ばかり、日本のテレビ局は流しているが、軍の治安部隊との真っ向対立もない今回の事件。かなりの確率でCIAの関与が疑われる。
ここ数日来国民のデモが続いていたエジプトで軍がクーデターを起こし、大統領が失職した(@w荒
ヲレは7月2日に3日以内に軍がクーデターを起こすと予言していたが、その通りになった様である(@w荒
(‘w‘)<あと3日以内にエジプト軍はクーデターを起こして大統領を放逐するだろう(@w荒
2013年7月2日 - 14:48
参考2
エジプトではムスリム同砲団が政権を獲得してから混乱が続き、経済が悪化していた。
今回のクーデターで状況が好転することを期待する。
世界の火薬庫である中東の人口9000万人の大国が揺らぐのは好ましくないからだ(@w荒
ともあれ、これで米国やイスラエルから攻撃目標とされる危険は相当減少したとをもわれる。
ギザのピラミッドとスフィンクスも一応安全だ(@wぷ
クーデターはアメリカの許可が必要というムルシ側の主張が正しいなら、最後にムルシはアメリカから見捨てられたと言うこと。ムルシの暴走を放置していると、本当の革命が起こり、アメリカに敵対する体制ができあがる可能性は確かにあるわけで、そうした事態にならないようにクーデターを容認したとしても不思議ではない。
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イランのフリゲート艦がスエズ運河を通過へ - イスラエルを「刺激」 「東京kittyアンテナ(@w荒」より
・「刺激」と括弧付で書いたのは、昨今の中東及び北アフリカの不安定情勢が米国やイスラエル、そして国際金融資本によって仕組まれ、世界経済を回す有効需要を生み出すための
米国の10年に1回の「武器在庫一掃お客様感謝セール」 としての戦争を惹起するために仕組まれ、米国とイスラエルがイランを始めとする中東諸国で戦火を拡大するという台本が見えているからだ(@w荒
・エジプトの例に見られる様に、知らない間に親米派が使い捨てされ、反米国となって米軍産複合体の次の「武器在庫一掃お客様感謝セール」の
開催会場にされる可能性 もある
---------- 上の見方に対して↓
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なぜ、あなたは中東が混乱してムバラク政権が崩壊すると考えなかったのか 「DARKNESS OF ASIA」より
・いずれエジプトの崩壊はアメリカの陰謀で、仕組まれていたものだという「裏情報」みたいなものが出てくるだろうが、
恐らく実態はそうではない 。
アメリカですら想定していない出来事が起きていて、それに「議論を重ねて対処」しているのが本当の姿だ。
【参考】
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秒読みに入った?「日本沈没」 「プロジェクト・ブルービーム」より
・いみじくもルーズヴェルト自身が言っている。「政治では、偶然に起きることなど一つもない。何かが起これば、それは間違いなくそうなるように予め計画されたからなのだ」
・そして、国境紛争の勃発のような突発的な軍事衝突の形で、日本は中国にぶつけられるように仕組まれる。日本は「中国と新たな戦争をさせられる運命」にある。それも10年もかからない。あと5年で日本は台湾海峡か、北朝鮮との戦争に巻き込まれるように計画されている。
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日本が危ない 嵌められた日本人 「戦争はなぜ起きるのか」より
・私はかつてアングロサクソンの公務員から、「北海道は危ない」という警告を聞いている。
北海道が奪われると言うことは、実は日本の解体を意味する。
「
血に塗られているうちに買え! 」とは、ユダヤ王のロスチャイルド男爵が言った格言である。
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米国でも一部暴徒か!!! 「田舎の日記」より
・菅直人政権の”未来”は?:おそらく日本経済破綻、日本破滅!
まあ、菅直人政権誕生の目的とは、ズバリ、
「ネバダ・リポート 」 のシナリオ通りの日本社会を作り出すことなのである。
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エジプトの政変【2011.2.12】 「
ようこそ葦津事務所へ 」より
・北朝鮮とエジプトとの関係、それは40年ほど前の「第4次中東戦争」のとき、北朝鮮がムバラクに大きな力を貸したことに基づいている。ムバラクはこの時、空軍司令官の地位にあったが、この戦争の応援に駆け付けた北朝鮮の1000人を超す軍事顧問団の強力な支援によって、対イスラエル戦争に大きな功績をあげ、エジプトの国民的英雄になった。
・ムバラクの軍事面での後輩たちが、現在のエジプト軍の中枢ともなっている。彼らエジプト軍は北朝鮮とも現在でも親しい関係
・最も日本は、
巧妙に外交によって駆け引きを重ねる世界の諸国の、文字通りカヤの外 で、何がどうなっているのか分からないのでこんなこと言って眺めているしかないのかもしれないが。
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エジプト争乱と軍部への疑念 「極東ブログ」より
・
朝日新聞記事 からだと、エジプト軍部は市民や野党の要求をよく受け入れており、また、「勝利の行進」もその一環のようにも見える。そうだろうか。
ロイター 「カイロで政変祝う「勝利の行進」計画、前大統領派もデモへ」(参照)
と比べると興味深い 。
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エジプト革命は起きたのだろうか? 「マスコミに載らない海外記事」より
・エジプトと同じ宗主国によって替えられ、派閥名と、トップ連中の顔こそ変わったが、中味は益々悪くなり、今後も悪化するだけの国に暮らす一人として
おそらく、それは、エジプトでも、他の国(イラン)でも起きるだろう。
とほぼ確信している。
「
Global Voices 」より
(サイト紹介記事より:グローバル・ボイス(GV)は、世界中の市民メディアをつなぐ国際的なネットワークです。世界各地のブロガーや翻訳者が、マスメディアでは取り上げられない声を発信しています。)
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エジプト: エジプトの殉教者を追悼 (翻訳掲載 2011/02/11)
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民主主義の幻想に踊る世界・・・エジプトの政変 「人力でGO」より
・FacebookやTwitterは、デモを組織する為のツールであって、
暴動のエネルギーは生活苦 がもたらしたものです。
インフレの原因を撒き散らしたのはFRB 。
暴動を煽ったのはFacebookやTwitter という
アメリカ発のツール です。これにwikileaksが加わり、あたかもデモが自然発生した様な演出をしています。
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やがてイスラム主義の国になるエジプト 「田中宇の国際ニュース解説」より
・ムバラクは辞任の前日、かねてから親しかったイスラエル労働党の国会議員ベンエリエゼル(Ben-Eliezer。元国防相)と電話で20分間話した。その中でムバラクは「米政府は中東の民主化を支持すると言うが、彼らは、自分たちが言っていることの意味を理解していない。中東を民主化すると、米国を敵視するイスラム過激派の国ばかりになってしまうのに、米政府はいつまでもそのことに気づかない」と述べ、米国を非難するとともに、自分が米国から疎んぜられていることを嘆いた。
・今回の革命の中で、
同胞団が自分たちの力を意図的に小さく見せようとしている ことは確かだ。
報道によると、タハリル広場の入り口で武器持ち込み規制の検問をしていた同胞団員は、へジャブ(スカーフ)をかぶっていない女性たちが来ると歓迎し、積極的にテレビに映るようにしてくれと女性らに頼んでいた。デモ隊がへジャブ姿ばかりだと、同胞団の影響力が強いのだと世界の視聴者に思われかねないからだった。
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Njuice【Twitter反応】
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エジプトのムバラク大統領が辞任を発表、軍が権限掌握 「CNN.co.jp(2011.02.12 Sat posted at: 09:01 JST)」より
・辞任の発表を受け、カイロ市内では数万人の市民が歓声を上げ、街は興奮に包まれた。デモ隊からは「エジプトは自由だ」「神は偉大だ」との声が上がり、人々が国旗を振ったり、クラクションを鳴らしたり、花火を打ち上げたりする光景も見られた。
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資産5.8兆円、実は世界一の大富豪ムバラク大統領 「livedoor【ゆかしメディア】」より
・なぜ、ここまでの富を築くことができたのか。それはエジプトという国情に原因があり、すべての公共工事や民間事業において、国家の最高指導者であるムバラク氏が把握しており、企業や外国人投資家からの恩恵を受けているからではないか、としている。
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慶祝!! エジプト民主化革命 「ROCKWAY EXPRESS」より
・しかし2月3日号の記事を書いたペイバック博士が考えているように、オバマ氏もまた「ユダヤの下僕」である、と判断すべきか、と言うと、このブログではそう見ない。
オバマ氏が大統領だからといって、即座に自分のやりたい様にやったら、ケネディの二の舞になったであろう。だから、生き延びながら、そろりそろりと事を進めていく必要があるのだ。その絶妙のバランスをオバマ氏は取っているに過ぎない。
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エジプト、ムバラク大統領辞任と今後 「アゴラ【山口巌】」より
・今後、暫定的に権力を掌握した軍に拠り、
海外の隠し資産等も暴かれ、丸裸にされる 事に成る。権力の座にあった時代の
不正も、強く糾弾される かも知れない。
軍が国民の支持を得、若者の怒りを鎮静化し、安定した国内統治を実行する為には、
やらざるを得ない筈 である。
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エジプト情勢(ムバラクの辞任) 「中東の窓」より
・要するに頭に誰を持ってこようが、基本的には軍が最重要な物事の決定権を保持し(と言うことは別な言葉で言えば、「支配し」)、軍人の特権待遇もできる限り維持すると言うことでしょう。
その為には、可能ならば軍が頭につくことが最も望ましいが、そうでなければなるべく軍の意向を忠実に実行するおとなしい人物だが、民主主義の顔として尤もらしい人物が最適と言うことになります。
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エジプトにみる“反乱”の失敗 「軍事評論家=佐藤守のブログ日記」より
・賢明にも大統領は「天安門広場事件」の時のトウ小平のように「強行排除」手段には出なかった。
・今回のエジプト騒乱は大衆デモだったが、その裏にイスラム過激派勢力の影があったことが、一般大衆に危機感と嫌悪感を抱かせたのではないか?と思う。
・軽率(失礼)だったのは、オバマ大統領とクリントン長官だろう。建国日が浅い米国らしくいつものように「民主主義」しか唱えない。長大な歴史を持つエジプトに≪米国製民主主義≫はなじむまい。
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【重要】地政学コンサルタント、ストラトフォアのジョージ・フリードマンがエジプト情勢について『バロンズ』のインタビューに応える 「Market Hack」より
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・いまのエジプトの革命を
イスラム革命だと思ってはいけない 。
もしイスラム革命なら軍隊は群衆を支持しない し、デモの参加者の中に自由民主的なリーダー達が混じっているのもおかしいからである。ムスリム同胞団は現在のエジプトを支えている三脚の足の中でいちばん脆弱な存在だ。
・エジプト軍の装備は100%アメリカ製だ。だから
自前でアメリカに頼らない装備にやりかえることは今となっては不可能 だ。若しエジプト軍がシナイ半島で何かやらかしたら、イスラエルとアメリカは黙っていないだろう。
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いまエジプトのことを語ると鬼が笑う 「中東TODAY」より
・世間ではエジプトのことを語る人士は少なくないが、実際に現地の情報を追いかけ、エジプトの国民性を知れば知るほど、逆に語れないというのが、真実ではないか。
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エジプト革命(3) - ムスリム同胞団を支持する、バイユ-ミを大統領に 「世に倦む日日」より 注:一定時間経過後に有料記事となります。読むなら今夜のうちに。
・私は、1/28に軍が街頭に展開したアルジャジーラの映像を見て、軍はムバラクを見限ったと判断した。それはハーフ・イエスなのだが、ハーフ・ノーで、
軍の動向はそのまま米国の意向 だったのである。「民衆に発砲しない」。これは米国の指示だ。「家に帰れ」。これも米国からの勧告だ。
エジプト国軍は米軍の完全な傀儡 で、ムバラクではなく国防総省が統帥権を握っている。国軍はダイレクトに米国に動かされている。実は、カイロでデモが起きた
先週、軍の参謀総長は米国に出張 していた。来るべき反政府デモへの対処の相談のためであろう。(注・有料範囲内なので、これ以上は引用しない。が・・・- monosepia)
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「イスラエルとの平和条約破棄」=新政権主導へ意欲-エジプト・ムスリム同胞団 「時事ドットコム」より
・ムスリム同胞団の最高幹部の一人でカイロ大学教授の
ラシャド・バイユーミ氏 は2日までに、ムバラク大統領退陣後の政権で主導権を握ることに強い意欲を示し、エジプトが1979年に
イスラエルと締結した平和条約を破棄 するほか、
米国の援助拒否 、
シャリア(イスラム法)導入 など、政策の抜本的修正を目指す意向を表明した。
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【オピニオン】今後エジプトはどうすべきか 「The Wall Street Journal」より
・現時点で、エジプトで最も組織化された勢力は軍隊とムスリム同胞団だ。
自由で民主的な未来を望むエジプト人は、そういった集団に未来を託したくないのであれば、自らが準備を急ぐことが必要 だろう。
・ただ、確かなのは、エジプトにはリベラルな民主政権を支えられる政治文化のようなものが欠けている。野党の要求の浅薄さは、ムバラク政権のばかばかしい談話に匹敵するほどだ。ロックやバーク、ハミルトン、ジェファーソンなどの知識もなく、私の国は
抑えのきかない急進主義か、抑圧の継続のどちらかに進む運命 なのだ。
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オバマと「ムスリム同胞団」 「ちきゅう座」より
・1950年代から「
CIAはムスリム同胞団に対して支援 [をしたが]、それは「同胞団の称賛に値する能力――ナセルを打倒する能力」のゆえにであった。
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エジプトの市民デモ、反政府派・大統領支持派が衝突。軍は静観(傍観?) 「やぶしらず通信 yabuDK note」より
・反政府派は、今日になって突如現れ、乱入してきた大統領支持派の集団を私服の治安部隊やムバラク派に雇われたギャングと非難している。
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エジプトの夜明け〜ムバラク支持派の正体 「フィフィ オフィシャルブログ」より
・突然スレイマンという人物を側近として副大統領に任命した。このスレイマンという人物は何を隠そうエジプトの秘密警察を束ねる内務省長官でCIAとの繋がりも深い、もうお気付きだとは思いますが、そう、デモが開始され一週間以上も経つこの時期になぜ、突然ムバラク支持派が現れた謎がとけますよね?
・なんだかムバラク支持派の持っている真新しい垂れ幕やプラカードは個人が作ったとは思えないクオリティだったし、何よりムバラクの写真うつりが良すぎだし。本人がチョイスしちゃってんのかなと思わせるほどで。
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イスラエルはムバラクの亡命受け入れを了承 「ROCKWAY EXPRESS」より
・エジプト大統領の二人の息子家族らが、
金や外貨を持ってロンドンに脱出 し、サウジアラビアは自国に矛先が回る事を避けるためか、ムバラク大統領の緊急時の避難地になることを拒否したようだ。反面
イスラエルが亡命を受け入れると言っている 。
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エジプト革命はアメリカのせい?1/3 「田村耕太郎の「経世済民見聞録」【日経ビジネス】」より
・米中関係を荒立てたくない報道官は「エジプトの話だけにしてくれ」と苦しい答弁をしていた。それを無視して、「この問題は中国まで及ぶと思うか」としつこく聞きまくる老練な記者たち。日本の首相官邸には居ないタイプの記者が大活躍した。
・(2/3)(3/3)は会員記事。全文を読みたい方は
「薔薇、または陽だまりの猫」 で。
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民主活動家の締め付け強化=エジプト情勢受け警戒か-中国 「時事ドットコム」より
・中国人権民主化運動情報センター(本部香港)は2日、中国当局が3日の春節(旧正月)を前に、民主活動家に対する締め付けを強化していると伝えた。
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エジプトの次は中国、にはならない理由 「Yahoo!ニュース【ニューズウィーク日本版】」より
・1つ目は、中国は一党独裁体制ではあるが、国民1人当たりの所得や商品・サービスの購買力、教育の機会など、暮らしの豊かさを示すデータは総じてよくなっている。
・2つ目の理由は、中国政府が情報と民衆を統制し、反政府勢力を抑え込むことに長けているから。
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エジプト情報が流入か=住民に拡散、当局警戒-北朝鮮 「時事ドットコム」より
・海外滞在者が北朝鮮内の家族や知人にエジプトの民衆デモについて伝え、この情報が携帯電話を通じて住民の間で急速に拡散。
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再選不出馬を表明=「世襲」も否定-イエメン大統領 「時事ドットコム」より
・サレハ大統領は、憲法改正によって大統領任期を無期限に延長することを目指していたが、エジプトの反政府デモによってムバラク大統領が再選不出馬に追い込まれたことへの危機感から断念を余儀なくされた格好だ。
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エジプト危機に震え上がるイスラエル 「ニューズウィーク日本版」より
・有識者らが心配するのは、事実上の最大野党であるイスラム原理主義勢力「ムスリム同砲団」など、平和条約に反対する勢力がムバラクの後を継ぐことだ。「反体制派が政権に就いたら最悪だ」と、シャケドは言う。「彼らは真っ先にイスラエルとの関係を断つだろう。労働組合や学生、イスラム過激派からの支持を拡大し、反政府勢力を団結させるためだ」
・(注:シャケド⇒元駐エジプト大使)
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エジプトの次はリビアか?その次は北朝鮮 「JTT海外展開のブログ」より
・北朝鮮は軍隊は特権階級なので、金親子の親衛隊のようだが、「リビア」がどうなるかで今後が分かる。リビアも同じように軍隊を特権階級にしてきた。
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イスラエル閣僚がエジプト反政府デモを弾圧することを容認。更なる右傾化が進むイスラエル。 「スロウ忍ブログ【2011年01月28日】」より
・1月中旬、バラク国防相(左派労働党党首)が労働党を離れ、新党“アツマウート(独立)”を結成することを明らかにしたばかりだが、
イスラエルにおける左派勢力の分裂による更なる右傾化が気になる ところである。バラクの新党“独立党”という名前も少し気になるね。
・やはり今回のエジプトの反政府デモは、
ネオコンに敵対する勢力による煽動の可能性 が高いな。
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エジプト反政府デモとフェースブックとゴールドマン・サックス。 「スロウ忍ブログ【2011年01月28日】」より
・フェースブックをDロックフェラー系企業に高値で買い取らせるのに、
反政府デモは都合がいい からだ。言わずもがなロスチャイルド系であるゴールドマン・サックスはJロックフェラーがオーナーである。
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エジプト人たちにGoogleが電話でtwitterに書き込みできるシステムを提供 「東京kittyアンテナ(@w荒」より
・ムスリム同胞団との軋轢で親イスラエルだったエジプトは混乱に陥り、それを好機として(またはレバノンのヒズボラもしくはイランの国際金融資本の代理人が働いて)レバノンがイスラエルへ先に手を出
してそれを口実に米国とイスラエルがイラン攻撃を始めるという筋書きは既にミエミエ だ(@wぷ
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インターネットの本質・究極の目的は「全世界・国民監視システム」 「Darkness of ASIA」より
・政府監視と、クラウドの同時進行に、何か危険なものを感じる人はいないだろうか。
もし、私たちがエジプト人で、かつクラウドにすべてを預けていたとすればどうだろう。
2011年1月28日の時点ですべての
データがインターネットの向こう側に行ったきり、自分だけアクセスできなくなってしまったことを意味 する。
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中国はインターネットでの「エジプト」検索をブロック 「ROCKWAY EXPRESS」より
・エジプトの革命的段階に入った抵抗運動だが、この中東での政治的騒乱を一番気にしているのがどうも中国らしい。
彼らはインターネット検索で「エジプト」の文字を入力しても結果が出ないような措置を採ったという 。
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米国はエジプトをどう見ていたか、なぜ失政したのか 「極東ブログ」より
・エジプトの暴動を反米のスジで読みたい人がいても別段かまわないが、あまりに予想通りの筋書きを目にすると萎えてくるものだ。背景を少し補足しておいたほうがよいのかもしれない。
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ムラバク政権の危機 米の中東政策、崩壊の憂き目に 「初老のトクさん」より
・つまりアメリカの中東政策が枠組みごと動揺しているわけですが、エジプトでのムラバク政権の崩壊とそれに続く反米、反イスラエル政権の登場ともなれば、その激震がヨルダンやパレスチナにまで影響を及ぼし、中東政策全体の崩壊という事態に直面する可能性さえあるのです。
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エジプト動乱の背後にロシアVSアメリカ+イスラエルのパワーゲームは存在するのか? 「子羊通信」より
・エジプト動乱の背後にはロシアがいるのではないか?とする推論です。あながち無視できないのではないか?と私も勘ぐってます。
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アラブの政変で負けようとしているのは誰なのか? 「Chikirinの日記」より
・一言で言えば、ムバラク政権を支持していたのは、エジプト国民ではなく“アメリカの政権”でした。今、デモによって打ち砕かれようとしているのは、その“米国政府の意思”なのです。
(余談ですが、今回の動きを“政変”とか“反政府デモ”と呼び、決して“民主化デモ”とも“革命”とも呼ばない日本のマスコミも、日本政府の立場をきちんと踏まえて報道しているといえるでしょう。)
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イスラム革命を覚悟すべき 「BLOGOS【山口 巌/アゴラ】」より
・中央政府が倒れた場合、流石に中世に逆戻りして、群雄割拠の、部族単位のローカルルールに戻る訳にも行かないであろうから、イスラム法を基盤とするイスラム国家に回帰せざるを得ないのでは無いか。
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中東の暴動は中東だけで収まらず、他の地域に伝播してもおかしくない 「Darkness of ASIA」より
・つまり
エジプトではもはや商取引までが不可能になった 。ヨーロッパの航空会社はカイロ便を見合わせるか調整に入っており、状況によっては完全停止にもなりかねない勢いである。
逆に
エジプトから国外に向かう飛行機も欠航 になっており、外国人がエジプトで足止めされている。
インターネットも携帯電話も航空機もすべて停止するのだから、
エジプトは今や陸の孤島 になってしまった。その中で騒乱が膨れ上がっている。
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やはり!? アメリカがエジプト反政府勢力リーダーの育成・支援を3年前より 「Don't Believe The Hype」より
・オバマの陰のアドバイサー、ブレジンスキー氏の事を「カラー革命は得意分野」と書いたが、やはり(?)と言おうか、
「臭い」記事が1月28日付、英・テレグラフに掲載 されている。
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エジプトのデモ、死者100人超す 首都5万人集結 「中日新聞」より
・中東の衛星放送アルジャジーラによると、北部のアレクサンドリアやイスマエーレーヤなどではデモ隊と警官隊の衝突が再発。28日以降の衝突による死者は全土で100人を超えた。
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エジプトのデモ死者100人超、「アラブのベルリンの壁崩壊」とも 「ロイター」より
・クローリー国務次官補(広報担当)は、ムバラク大統領が表明した新内閣の樹立について、「
人員を入れ替えるだけでは済まされない 」と述べ、さらなる改革を求めた。
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エジプト博物館の略奪被害拡大か 中東のTVが映像放映 「47ニュース【共同通信】」より
・ツタンカーメン王の副葬品など貴重な文化財を収蔵する考古学博物館は、同日夜からの暴動で放火された与党、国民民主党(NDP)に隣接。延焼の危険もあったが、
デモ隊が手をつないで囲み、延焼や略奪から守っていた という。
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米軍 エジプト近海に救出部隊 「NHKニュース」より
・アメリカ軍は、外国で混乱が起きた際に現地のアメリカ人の救出を専門に行う、海兵隊の部隊を乗せた艦船をエジプト近海に待機させ、不測の事態に備えていることが分かりました。
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アルジャリーラ より
Published 28 January 2011 14:13
Protests have erupted in cities across Egypt following Friday midday prayers, with angry demonstrators demanding an end to Hosni Mubarak's 30-year presidency. Tens of thousands of protesters have taken to the streets across the country. Al Jazeera continues its coverage of what many say are unprecendented protests
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エジプトはどのようにインターネットを遮断したか 「yebo blog」より
・Renesysの分析から、エジプトにあるインターネットプロバイダがインターネットを遮断していく様子が分かる。
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中国、チュニジアデモ報道を規制 庶民の不満触発警戒か 「47ニュース」より
・一方、チュニジアから波及して起きているエジプトのデモなどについて、宣伝部からの報道規制は28日までないというが、多くのメディアが国営通信、新華社の記事だけを使い、扱いを大きくしないなどの自主的な措置を取っているという。
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週末の海外市場 「本日のトピック(最前線情報)」より
・欧米諸国ではイスラエルとのパイプ役としてムバラク政権を支持してきたものの、民衆のデモを武力で阻止しようとする政府への対応に窮する状況で、市場では
中東の緊張=ホルムズ海峡封鎖のイメージ まで湧き起こっています。
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28日だけで38人死亡=エジプト 「時事ドットコム」より
・エジプト保健省は29日、同国で28日の金曜礼拝後にあった大規模デモに際し、死者数は全土で38人に上ったと発表した。
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アレクサンドリアで20人以上の遺体…衛星TV 「読売新聞」より
・「アル・ジャジーラ」は29日、反体制デモが行われたエジプト北部アレクサンドリアで20人以上の遺体が見つかったと報じた。
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エジプトのデモで死者27人、大統領は続投を強調 「AFPBB News」より
・25日に始まった抗議デモの死者数は計27人以上となった。
・29日にはムバラク大統領が、抗議デモが始まって以降初めて国民に向けて演説し、内閣総辞職などの改革を約束したものの、
辞任する考えは示さなかった 。
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ムバラク大統領は辞任を=エルバラダイ氏 「時事ドットコム」より
・仏テレビ局のインタビューに対し「
ムバラク大統領は去らなければならない 」と述べ、辞任を求めた。
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デモで新たに2人死亡 北部で政府庁舎放火 「msn.産経ニュース」より
・エジプトで発生した全国的な反政府デモは、26日夜も治安部隊との衝突が続き、フランス通信(AFP)によると、首都カイロで新たにデモ参加者と治安部隊員の各1人が死亡、死者数は計7人となった。
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エジプト反政府デモ、一部で先鋭化 イエメンにも飛び火 「asahi.com」より
・27日、同国東部イスマイリアやスエズなど各地で衝突が続いた。一部の参加者は火炎瓶を使うなど先鋭化しはじめた。
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カイロ空港の非常事態宣言 「中東の窓」より
・27日夕刻前IAEA事務局長ノバラダイ(注:次期大統領選挙候補者の一人と目される人物)が滞在地のウィーンから帰国するため、これを出迎えようとする野党等の支持者のため空港が混乱する可能性があるとして、
カイロ空港に非常事態が宣言 されたと報じています。
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エジプト デモ拡大3人死亡 政権揺さぶる 「Yahoo!ニュース【毎日新聞】」より
・ムバラク大統領の強権的支配が29年間続く中、これほど大規模な政府に対する異議申し立てが行われるのは極めて異例。チュニジアのベンアリ独裁政権を倒した民衆の怒りが、アラブ圏の重鎮を自任するエジプトにも波及し、政権側を激しく揺さぶっている。
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米国務長官「ムバラク政権は安定」、エジプトに自制求める 「ロイター」より
・同長官は記者団に対し、米国は表現の自由と集会を開く基本的権利を支持するとした一方で、「すべての人に自制を促し、暴力的行為を控えるよう求める」と述べた。また、ムバラク政権は安定した運営を行っており、国民の要求を満たすよう尽力しているとの見解を示した。
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3 people have been killed as thousands took to the streets of Egypt in its biggest anti-government protests in years. The largest rallies gathered in Cairo, where demonstrators chanted slogans against President Hosni Mubarak's authoritarian rule. The unrest is inspired by the recent uprising in Tunisia and fueled by growing discontent at Egypt's grinding poverty and unemployment.
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教皇、エジプトのキリスト教共同体への攻撃を非難 「バチカン放送局【04/01/2011】」より
・2日、教皇ベネディクト16世は、日曜正午の祈りの席で、エジプトのアレクサンドリアにおけるコプト派キリスト教共同体に対する攻撃に苦しみを表明された。
最終更新:2013年10月11日 22:45