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もう一つの慰霊式 「日本は世界を平和にします(2017.2.18)」より
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明日は2月19日、75年前日本軍によるダーウィン空爆が始まった日です。この空爆はその後2年間続き、1500人以上の人が亡くなり、日本側も多くの犠牲者を出しています。
この日はダーウィン市内では多くのイベントが行われます。最大のイベントはエスプラナードにある慰霊塔で行われるダーウィン空爆記念式典です。これはダーウィン市が主催するもので、今年は75周年という区切りの年でもあり、総理大臣なども出席される予定です。この式典には退役軍人の他、多くの市民が出席し、犠牲者を悼み、国のために戦った人々の栄誉を称えます。
それとは別に、ウォーターフロントの近く、Wharfでは民間人犠牲者のための慰霊式が行われます。こちらを主催しているのがドロシーさんです。空爆で父親を亡くされています。そのドロシーさん取材の中でとても素晴らしい言葉を発信してくださいました。是非とも放送をご覧いただければと思います。
そのドロシーさんが主催する民間人犠牲者の慰霊式が、ネプチューンという船が沈んだ埠頭で明日9時半から行われます。
ダーウィン空爆自体オーストラリアで知られていなかったのですが、それがようやく多くの人に知られるようになってきましたが、しかしまだまだ軍人さんばかりに関心が言っているようです。市民やアボリジニの人々も犠牲になっていることを知ってもらいたいと活動をされているドロシーさんに共感し、私もこの式典に参加したいのはやまやまですが、残念ながら私は取材のコーディネーターとしてメイン会場に行かなくてはなりません。。。
そこで、ダーウィン在住の日本人の皆様、もしよかったら埠頭で行われる慰霊式に参加していただけませんか?こちらは、豪軍による当時の空爆の様子の再演などもなく平和的な感じです。ドロシーさんに日本人であると声をかけたらきっと喜んでくれると思います。
また私の心強い友人である、じゅんこさん、ちかさんも参加されますので、日本人が自分一人だけ、、、なんてことには決してなりませので大丈夫です。ダーウィン空爆の日、何か一歩踏み出してみたいけれど、勇気がないという方の後押しになればと思っております。
豪次期潜水艦にそうりゅう型が落選したのは、結果良かったのではないか。
今回中国に日和ったオーストラリアに、やはり世界最高性能のそうりゅう型の機密を渡さなくて良かったということだろう。
日本側に熱意が欠けていたというのは、言い訳に過ぎないし、もしかしたら熱意=袖の下かもしれない。日本が輸出経験が無いのがリスクと言うなら、原子力潜水艦を通常動力型潜水艦に作り直す方がよっぽどリスクであり、欠陥潜水艦のオーストラリアのコリンズ級の二の舞になるリスクの方がよほど高いだろう。
結局中国側の圧力が掛かったと、豪政権の選挙事情、オーストラリアの貿易構造を鑑みれば、この結果はある程度予測がついていた。ただ、今回の入札騒動でわかったこは、そうりゅう型の性能が卓越していることを米国、中国、オーストラリアが認めているという事実だろう。
中国はそもそもオーストラリアに潜水艦は不要という主張をせず、そうりゅう型が困ると言う理論だった。日本製だろうとフランス製であろうと、建造する潜水艦の仮想敵国はあくまでも中国海軍である事実にはかわらない。なのにそうりゅう型はダメだと中国が圧力をかけた背景にはそうりゅう型の卓越した能力を恐れてのことだ。潜水深度、静閑性、他国には無い深々度魚雷、高性能リチウムイオン電池等々どれをとっても、中国潜水艦はそうりゅう型の足元に及ばない。
中国海軍はそうりゅう型を撃沈する能力が無いので、これ以上そうりゅう型が増えてしまっては困るが、フランス製だったらOKという話なのである。
安倍首相は演説の中で、日豪両国はどちらも平和を愛し、自由と民主主義を尊重し、人権と法の原則を大切にしていると国だと述べ、両国の関係を「特別な関係」と表現した。これは支那に対する当てつけだろうが、事実は事実である。こういう、日本の政治リーダーが国際社会で影響力を及ぼす存在になるという場面は、なかなか見れるものではない。安倍首相の政治力もさることながら、支那の国際社会における孤立化が、相対的に影響しているものと思われる。
安倍首相はトニー・アボットとはウマが合うようだ。議場でのアボット首相の発言を、日本のメディアが仔細に伝えることはないだろう。アボットは日本の集団的自衛権を含む積極的平和主義に対してだろう、「日本は国際情勢に参画するための“公平な扱い”を与えられなければならない」と言い、それは「日本が第二次大戦の頃とは根本的に異なる(radically different)」からだと言っている。
言葉通りに取れば、大東亜戦争時の日本が悪だと言っていることになるが、これは戦争当事国、しかも戦争で戦った国の立場として致し方ない史観だろう。アボットの日本に対する賛辞はこれに留まらない。
Japan should be judged on its actions today, not on its actions 70-odd years ago, and Japan has been an exemplary, an exemplary international citizen in the post-war era.
意訳(というか、直訳)すれば、「日本は70年前の行動ではなく、今日の行動で評価されるべきだ。日本は、戦後、模範的な(二度繰り返して強調)国際的な国民で在り続けたのだ。」ということになる。これは、安倍首相が繰り返して語る、日本が戦後、一貫して平和を希求してきた」という言葉に呼応するもので、その呼応は安倍発言の全面的な肯定を基礎にしている。
このアボット首相の言葉は、つい先日行われた支那と南鮮の首脳会談において、慰安婦などを持ち出し、抗日で共闘しようと提案したキンペーと、それに事実上同意した告げ口婆の言動の対極を成すものだ。オーストラリアが日本の戦後の歩みを評価し、戦時には成立もしていない国と、戦争で対戦してもいないどころか、一緒に戦った国が日本を非難する構図だ。こういう、外から見ると理解しづらい関係性があるため、東アジア情勢は理解されにくい。ともあれ、オースラリアとの経済及び軍事面における関係強化は、安倍首相の価値観外交のひとつの戦利品である。(潜水艦技術は門外不出にしてほしいが。。。)
先週2日、ドイツの報道官が記者会見し、日本の集団的自衛権の行使容認について「ドイツ政府は評価する」と公式見解を示した。事あるごとに「ドイツを見習え」と、オウム返しのように発言してきた告げ口婆さん及び彼の国の国民は、拠り所のドイツが日本の集団的自衛権行使容認を「歓迎」した事実をどう解釈するのだろう。見解を聴いてみたいものである。
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日豪首脳会談 「特別な関係」で平和築け 「産経ニュース(2014.7.9)」より
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安倍晋三首相がオーストラリアのアボット首相との首脳会談で、両国が「特別な関係」にあると確認した。事実上の準同盟国宣言といえよう。
日豪が密接に協力し、アジア太平洋、さらには世界の平和と繁栄を担う決意を示したことを評価したい。
豪州はアジア太平洋地域への重視政策を強め、日本はアジアで最も緊密なパートナーと位置付けている。等しい目標を持つ豪州との関係強化は有効だ。
アボット首相は、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことも支持した。安倍首相が、豪州の国家安全保障会議メンバーらと会談し、協力強化の意思を内外に示した。
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両首脳は経済連携協定(EPA)に加え、防衛装備品の共同開発協定に署名した。共同訓練や災害救援の目的で、相互に自衛隊と豪州軍を受け入れる枠組みも検討する。豪州側の期待を受け止め、日本が具体的にどう行動で応えていくかが課題となる。
集団的自衛権の行使を可能とする法制の整備は、いざというときに助け合う関係の前提となる。
特別な関係を進めていくうえで重要なのは、安保協力を日豪2国間の問題ではなく、共通の同盟国である米国を含んだ3国の連携として考えるべき点だ。安倍首相が豪議会演説で「米国とも力を合わせ、一緒にやれることがたくさんある」と語ったのは妥当だ。
3カ国は、自由と民主主義など共通の価値観をもつアジア太平洋地域の先進国であり、いずれも中国の強引な海洋進出への懸念を有している。一方で、中国を大きな貿易相手国として抱えている。
だからこそ、国際ルールを無視しがちな中国の行動を抑え、平和の下で経済活動を営むようにさせるのも共通の利益だ。
中国が歴史問題で日本を批判している点について、アボット首相が「70年前ではなく、現在の日本の行動で公平に判断すべきだ」と述べた点も評価できる。
ハワイ周辺で現在実施中の米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)では、海上自衛隊が全体の副司令官を、豪軍が航空部隊の司令官を務めている。
すでに形作られている3カ国の協力にさらに弾みをつけ、東南アジア諸国とも連携を強め、地域の抑止力向上につなげることを期待したい。
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【新聞ウォッチ】日豪首脳がEPAに署名、関税撤廃で日本の自動車業界にも恩恵 「レスポンス(2014.7.9)」より
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オーストラリアを訪問中の安倍晋三首相がアボット首相と会談し、日豪の経済連携協定(EPA)と防衛装備品の共同開発に関する協定に合意、それぞれ署名した。EPAは両国の国内手続きを経て、早ければ2015年明けの発効を目指すそうだ。
きょうの読売が1面トップで報道、他紙も1面などで大きく取り上げている。EPAが発行されると豪州産牛肉は日本が課す関税を段階的に削減。チーズは一定の輸入量までは無関税とする関税割当制度を導入。豪州産ワインも7年目に関税をゼロにする。
一方で、日本から豪州に輸出する自動車にかけている関税5%を排気量3000cc以下の中小型車は即時、それ以外の大型車と自動車部品は3年目に撤廃するという。
日本から豪州への自動車の輸出は、米国に次ぐ台数で約35万台。自動車と自動車部品の関税撤廃で、日本メーカーにとっては年436億円の負担軽減につながるとの試算もあるほどだ。
豪州では米国車の輸入関税を撤廃し、韓国車の関税撤廃でも合意している。きょうの毎日は、「輸出競争力が改善することは大歓迎。できるだけ早期に発効してほしい。国内生産を増やして対応することになるかもしれない」などと、日本の大手自動車メーカーが期待を寄せていることを伝えている。
《福田俊之》
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日豪の関係が改善する? 「日本や世界や宇宙の動向(2013.11.10)」より
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左翼親中派の豪首相の時代は日本とオーストラリアの関係がぎくしゃくしていました。しかし、今回、新しい首相が就任したため、オーストラリアの雰囲気が変わりそうです。これまでオーストラリアはやたらと日本の捕鯨やイルカ漁を非難してきました。自分たちのしていることは棚に上げて。。。それに。。。韓国の違法捕鯨の方が遥かに問題なのに。。。。
しかし、親日派の首相が誕生したことで関係が改善される可能性があります。
というか。。。オーストラリアの天然資源や食糧の対日輸出を増やしたいのでしょう!
アメリカも親日派の大統領が誕生すれば、少しは状況が変わるのですが。。。
さてと、明日から三連休です。どうやら秋の晴天を楽しめそうですし。。。今年最後のテント泊(道の駅で)で、山登りに行ってきま~す。日曜日の夕方に帰宅のため、それまでブログ更新はお休みさせていただきます。皆様もせっかくの天気ですから、アウトドアを満喫してください。
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)
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