■ 「影の銀行」とは日本の信用保証協会(会社)のこと 「橋本さんのプログ(2014.1.27)」より
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「木暮太一のやさしい経済ニュース解説」というコラムで、中国「影の銀行」って何?という記事を読みましたが、この記事を読んでいて、オカルト的な経済評論に寒気がしました。

まず、「影の銀行」に関して1月27日の時事通信の記事を紹介します。
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中国では、地方の石炭会社が通常の銀行融資とは異なる「影の銀行」で安易に30億元(約513億円)を調達したものの返済のめどが立っていなく、今月31日に満期を迎える中国の金融商品が、デフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあるとの懸念が強まっている。(時事通信)
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この記事を解説すると、石炭会社は、「影の銀行」で30億元を調達したのであり、「影の銀行」から30億元を調達したのではないことが重要です。
そして、石炭会社の返済の目途が立たず、中国の金融商品がデフォルトに陥るといっています。
ここで、木暮太一なる者の「影の銀行」の紹介は下記のとおりです。
「シャドーバンク(影の銀行)は、その名前のイメージ通り、「影(闇)」の銀行です。本来、銀行でない民間企業などが、「お金があるから貸してあげるよ」といって融資をしているのです。」
私は、「影の銀行」を介して資金を調達したといっていますが、木暮太一は、「影の銀行」から資金を調達したといっているでしょう。
としたならば、その返済が滞ることで、起きる事象は、貸した企業の連鎖倒産ということになります。では、どうして、中国の金融商品がデフォルトになるのですかね。

木暮太一なる者は、金融商品のデフォルトではなく、企業の連鎖倒産で、中国の金融当局が金融引き締めの影響を記事で指摘していますが、銀行からの金を又貸ししているわけでもないのですから、これも論理が成立しません。
だから、木暮太一なる者の「影の銀行」の経済的概念はオカルトであるといっているのです。

影の銀行とは日本の信用保証協会(会社)です。
(※ 以下詳細略、ブログ記事で)












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最終更新:2014年02月12日 19:17