● オバマ大統領の「国賓」来日は異例だらけだった 「NAVERまとめ by worldwideさん」より





■ オバマの来日土産と米7月危機 「nueq lab(2014.5.16)」より
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さて、「いやいやオバマの来日目的 」に書いたように、オバマ来日の目的は、「 おねだり 」にありました。 これはアメリカ大統領来日の際の恒例行事となっていますが、今回は特別な目的がありました。
(※ 中略、詳細はブログ記事で)
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さて、今回のオバマ来日、
実はオバマは7月・9月の絶体絶命の危機に追い込まれ、その救援依頼の為の懇願来日でした。

  3日滞在 → 1日滞在:晩餐会拒否 → 3日滞在:晩餐会
  迎賓館 → Hオークラ

へのスケジュール変更は、アメリカ側の要求ではなく、
日本側:京都スタイルのイケズなお断りの仕方でした。

  いやいやオバマの来日目的
  http://nueq.exblog.jp/22499883/


が、オバマは天皇から希望通り巨額のおみやげを手にしてアメリカへと帰りました。
米大統領の訪日は殆どの場合、こうしたおみやげをお持ち帰りになります。
その額、アメリカが失った金塊をすべて買い戻した上に、
韓国・フィリピンへの米軍再配備やウクライナでの全面戦争を実行出来るだけの金額です。
しかしこのお豆腐は皇居から直接持ち帰ったわけではありません。
従ってホワイトハウスに配達される前に何事かが起きれば台無しになってしまいます。
(※ 後略)


■ TPPでは思惑違い鮮明 「失望売り」株価下落 「産経ニュース(2014.4.25)」より
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24日の日米首脳会談で最大の難関となったのは、やはり環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)だった。両首脳はTPPの戦略的な重要性では認識が一致したものの、首脳会談後の同日午後も閣僚折衝で残された課題の着地点を探る異例の展開。交渉の難航を受け、東京株式市場では「失望売り」が膨らんだ。

 会談後の共同記者会見では、両首脳の思惑の違いがくっきりと浮かび上がった。

 安倍晋三首相「我が国としては(重要農産品5分野の関税維持を求めた)国会決議を受け止め、国益にかなう最善の道を求めていく」

 オバマ大統領「日本経済において、農産品、自動車といった分野の市場の開放度が制限されている。今こそ、解決すべき時だ」

 大統領はさらにプレッシャーをかけてきた。「安倍首相も私も政治的な問題を抱えている」とした上で、日本に対し「自分たちの心地よい場所から踏み出して、他国の市場にアクセスするのが重要だ」と強調。歴代の自民党政権によって保護されてきた日本の農業への痛烈な批判だった。

 「早期の日米合意は困難」-。株式市場にはこんな観測が広がり、日経平均株価は一時、前日比で180円近く値を下げ、終値は141円28銭安の1万4404円99銭に終わった。
+ 続き
 両首脳が目標の大筋合意を宣言できなかったのは、甘利明TPP担当相と米通商代表部(USTR)のフロマン代表による23日の2度にわたる閣僚折衝で、最終的な妥協点を見出せなかったことが大きい。両氏の会談は23日夕にいったん終了したが、深夜になって再開し、24日午前3時ごろまで続いた。

 最大のネックとなったのは、重要5分野のうち豚肉の関税の扱いだ。安い豚肉に高い関税を課す「差額関税制度」で、米国は輸入価格が1キロ当たり64円程度を下回る豚肉にかける482円の関税を2桁台まで下げるよう要求。日本は100円程度を主張する。

 難航していた牛肉の関税率(現行38・5%)については、日本が日豪経済連携協定(EPA)で合意した20%前後への引き下げを譲歩の目安とし、米国と折り合っていない。

 連日の交渉で疲労の色を隠せない甘利氏は、記者団に思わずこぼした。

 「もう一回この担当大臣をやりたいかといわれたらやりたくないです」(本田誠)

★ 安倍首相「画期的な声明になった」 日米共同声明に 「産経ニュース(2014.4.25)」より
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 安倍晋三首相は25日午前、米国のオバマ大統領との首脳会談に伴う日米共同声明について、「少し時間は掛かったが、日米両国、日米同盟にとって画期的な声明となった」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 協議継続となった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉については「諸課題について前進していく道筋を確認することができた。キーマイルストーンとなる大きな成果を挙げることができた」とした上で、「今後も日米がリーダーシップを発揮して、TPP交渉を妥結していくように、他の参加国に働きかけていく」と語った。


■ 日米首脳会談最大の成果はTPP大筋合意の不成立 「植草一秀の『知られざる真実』(2014.4.25)」より
(※ 前略)
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共同声明では、尖閣について次の表現が盛り込まれた。

「米国は,最新鋭の軍事アセットを日本に配備してきており,日米安全保障条約の下でのコミットメントを果たすために必要な全ての能力を提供している。これらのコミットメントは,尖閣諸島を含め,日本の施政の下にある全ての領域に及ぶ。この文脈において,米国は,尖閣諸島に対する日本の施政を損おうとするいかなる一方的な行動にも反対する。」

「日米安全保障条約の下でのコミットメント」とは、日米安全保障条約第5条に規定された事項を念頭に置いた表現である。

日米安全保障条約第5条の規定とは次のものだ。

第五条 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

米国の日本防衛義務と表現されることもあるが、これは正確でない。

日米安保条約第5条は、
「自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動すること」
を定めているだけで、米国が日本を防衛する義務を負っているなどとは書いていない。
(※ 中略)
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NHKをはじめとするメディアは、「米国が尖閣が安保適用地域であると表現したこと」を、
「米国が尖閣について防衛義務を負うことを表明した」と伝えているが、これは間違いである。

日米安保の適用範囲であること」と「米国が防衛義務を負うこと」は、まったく異なることであるからだ。(※ 太字はmonosepia)
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強いて成果をあげるとすれば、
ミシュラン三ツ星を獲得している日本の寿司レストランが名店であることをオバマ大統領が実感したと考えられることと、日本の主権者には「百害あって一利なし」と考えられるTPPの大筋合意が成立しなかったことであろう。


■ 【高橋洋一の自民党ウォッチ】訪日・訪韓で透けて見えるオバマ2面戦略 中国「封じ込め」「取り込み」の双方に利用 「J cast news(2014.4.24)」より
(※ 前後略)
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 今回のオバマ大統領の訪日は、日本、韓国、マレーシア、フィリピンの4か国を歴訪する。オバマ大統領は昨秋、国内で財政問題を巡る与野党の激しい対立によって政府機関閉鎖を余儀なくされた。その結果、予定していたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議、TPP(環太平洋戦略的経済連協定)首脳会合、米・ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議、東アジアサミットへの参加、マレーシア・フィリピン訪問をすべて中止せざるを得なくなった。

 それらの会合で、オバマ政権の「アジア軸足」外交やTPPの推進をもくろんでいたが、米国の都合で果たせなかった。今回のアジア歴訪は、昨2013年の中止の穴埋めである。しかも、訪韓は、日韓関係の悪化を逆手にとってオバマ大統領の訪日に割って入るような形で実現した。

 このオバマ大統領のアジア歴訪の国をみると、米国が中国を意識して、バランスを取っているのが透けて見える。尖閣諸島の日本、スプラトリー諸島のフィリピンの両国は、中国ともめている。一方、韓国は反日路線で中国に接近し、マレーシアも中国系住民が多く、歴史的に中国と友好国だ。

 オバマ大統領は、「アジア軸足」外交というが、中国をいかにほどよく取り込み、ほどよく封じ込めるかというものだ。アジアにおける米国のプレゼンスは、長期的には低下せざるを得ないが、そのスピードはゆっくりと、しかも中国との距離感をほどほどに、という程度だ。
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 オバマ大統領は、尖閣諸島は日米安保条約の対象と明言したが、韓国では、韓国の中国接近をある程度、容認するだろう。米国は、日本を対中封じ込め、韓国を対中取り込みにそれぞれ利用するはずだ。

 この米国の二面戦略は、今回のオバマ大統領の訪韓では、反日・中国寄りの朴大統領の援護射撃になる。今回は一泊二日なので、核実験の兆候が見られる北朝鮮が中心議題であろうが、米韓間の合同演習やミサイル防衛など軍事面での協力を再確認するだろう。

 旅客船沈没事故でも、在韓米軍の協力を受けたが、日本の海上保安庁の協力は拒んでいる。これは、事故現場に日本の海上保安庁が来ると足手まといになるという話は本当だろうか。韓国の海洋警察庁は、日本の海上保安庁とたびたび海難事故の合同演習を行っている。

 在韓米軍はよくて、日本の海上保安庁は困るという理由は、国内感情というよりも、韓国の安全保障上の理由だろう。これは、韓国が、いまだに日韓軍事情報協定を結んでいないことと表裏一体だ。

 こうした国際情勢の駆け引きを見ると、TPPで日本が多少アメリカに譲歩したとしても、長い目で見ればたいしたことではないだろう。


■ 最悪の結果となったオバマ訪日 - 日中戦争突入へ後顧の憂いなし 「世に倦む日日(2014.4.25)」より / 魚拓
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昨夜(4/24)、日米首脳会談の結果を伝えて論評する内容が、NHKとテレ朝ではあまりに違っていて、そのことに驚かされた。NHKのニュースでは、オバマが尖閣に安保5条を適用することを明言した事実が大きく打ち出され、また、集団的自衛権の行使容認を歓迎したことも強調され、「満額回答」が宣伝される奉祝報道になっていた。例の岩田明子が登場して、中国を軍事的に牽制するメッセージを米国の大統領の発言として引き出すことに成功した安倍晋三の成果を、日本の成果として賛美する説明で終始していた。一方のテレ朝の方は、ワシントン支局長の新堀仁子が解説として出演、NHKとは逆に、オバマが安倍晋三に対して中国との間で緊張を高めないよう釘を刺した点に焦点が当てられた。NHKのニュースでは、この部分は省略されていて、報ステを見ながら、オバマの安倍晋三への警告がかなり厳しく率直な中味であったことを知らされた。朝日の2面にオバマの発言が書かれている。「対話や信頼醸成の取り組みがなく、事態の悪化を見続けることは大きな過ちだということも安倍首相に伝えた」。また、「私は安倍首相に、事態を平和的に解決し、挑発的行動を取ってはならないと強調した」という発言があったという記事もある。オバマの日中関係をめぐる発言は、明らかに二面性があったわけだが、どちらに光を当てて強調するかで報道は全く異なってくる。
(※ 後略、詳細はブログ記事で)

■ 米「オバマ訪日」報道は、「寿司抜き」「安倍抜き」「尖閣抜き」 - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 「Yahoo!ニュース BUSINESS(ニューズウィーク日本版 2014/4/25 11:14 冷泉彰彦)」より
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 中国・南宋時代の思想家、陳亮の「同床異夢」という言葉があります。同じことをやっていても、心の中ではまるで別の方向を向いているという意味ですが、今回の日米首脳会談については、正にこの「同床異夢」という表現が当てはまるように思います。共通の問題に関して討議がされており、表面的には両国の良好な関係が確認されたように見えますが、その一方で、日米の世論は余りにも「別の方向性を向いている」、そのことを図らずも今回の会談は浮かび上がらせたように思うからです。
 そもそもアメリカでは今回の大統領のアジア訪問に関しては、それほど大きく取り上げられていません。例えば、オバマ大統領が羽田空港に着いたのが日本時間の23日(水)の夕刻で、その映像はアメリカの同日の朝7時のニュースに間に合ったのですが、NBCの報じ方は「あのケネディ大使の赴任している日本」にオバマが行っている、というまるで「セレブ大使」のスター性を前面に押し出しての報道でした。
(※ 中略)
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 この「寿司抜き」に続いて指摘できるのが「安倍抜き」です。一連の首脳間の行事があったにも関わらず、アメリカでは安倍首相に関する報道もほとんどありませんでした。安倍首相の名前を出すと、靖国参拝やダボス発言などの「タカ派」という紹介をしなくてはならないし、その安倍首相との良好な関係を結んだという報道になってしまっては、オバマのイメージに合わないからだと思います。
 安倍首相の名前だけでなく、アメリカの報道では多くの話題がカットされています。例えば、24日にはオバマ大統領は明治神宮を訪問しました。「やぶさめ」見物が主という内容で、ブッシュ大統領の2002年の訪日時と同じ演出でしたが、米国では今回は報道されていません。時節柄、明治神宮が靖国神社と混同されて誤解を受ける危険もあるからと思われます。この話題も、「日本の国内世論向け」のパフォーマンスという理解が必要でしょう。
(※ 中略)
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 まず、現在のアメリカの世論には中国との「緊張を高める」ことへの支持はほとんどないと言っていいでしょう。例えば日米首脳会談と同じ4月23日にはアップル社の四半期決算がリリースされました。アナリストの予想を打ち破る増収増益を発表していますが、その原因としては中国市場での iPhone 販売の成功が大きいと思います。この発表に関して、CNBCのジム・クレイマーは「チャイナ、チャイナ、チャイナ」の好決算だとコメントしていましたが、そのような受け止め方が大勢です。
 またここ数週間の間に、中国の巨大ネット企業である微博(ウェイボー)がアメリカのナスダック市場に上場を成功させていますし、更に中国のIT関連企業のアリババの上場も秒読みです。以前は、中国のIT産業には人権や表現の自由の問題から、アメリカでは批判的な意見もあったのですが、こうなるとIT関連のカネの流れとして、中国とアメリカの経済の絆は相当に太くなっていると言えるでしょう。(※ 太字はmonosepia)
(※ 中略)
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 この問題に関して言えば、「尖閣問題を共同宣言に含めることになった」というのは、米国にとって大きな譲歩であることは間違いありません。ということは、逆に日本側も大きな譲歩を迫られることになり、それがTPPの豚肉・自動車問題のネックになっていると思います。異様なまでに交渉が難航した背景には、そうしたダイナミズムを感じます。ただ、この「文書化」についても、アメリカではそれほど大きくは取り上げられないと思います。
 いずれにしても、今回の首脳会談を一言で言い表すのであれば「同床異夢」であり、そのことは、アメリカの報道の「寿司抜き」「安倍抜き」「尖閣抜き」にあらわれていると思います。

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■ しょせん安倍はオバマの相手ではなかったということだ 「BLOGOS(2014.4.25)天木直人」より
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 今度のオバマ大統領の国賓訪日で分かった事。それは、日本の首相である安倍晋三という政治家は、しょせんオバマ米国大統領の相手ではなかったということである。靖国参拝でオバマ大統領を失望させた安倍首相だが、今度の首脳会談ではオバマ大統領はさらに安倍首相に失望し、そして安倍首相の無能ぶりにあきれ果てたに違いない。

 TPPが合意できなかったからそう言っているのではない。

 国賓訪日であるにも関わらず共同声明ひとつだせなかったからそう言っているのではない。

 首脳会談直後に行われた共同記者会見におけるオバマ大統領と安倍首相の発言の、そのあまりの格差を聞いて、つくづく私はそう思ったのだ。

 いたずらに日米同盟重視を唱え、オバマ訪日の成功を自画自賛する保身の安倍首相に比べ、米国の国益を堂々と主張し、日中融和の重要性を説いて安倍首相をさとし、ウクライナ問題におけるプーチンの誤りを非難して追加制裁を口するオバマ大統領は、まさしく米国の大統領だった。

 こんな二人が首脳会談を行い真剣勝負をしたのだ。

 はじめから安倍首相に勝ち目はなかったのだ。

 それにしても、オバマ大統領自らが「尖閣への安保適用」を口にしてくれたことは大きな成果だ、と強調する御用メディアの提灯報道ぶりはどうだ。

 こういう腐りきったメディアに囲まれている限り、日本国民もまた世界に相手にされず漂流するしかない・・・

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■ 「国賓」オバマ大統領の来日 「闇株新聞(2014.4.23)」より
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本日(4月23日)オバマ大統領が「国賓」として来日します。米国大統領の「国賓」は1996年のクリントン大統領以来18年ぶりとなります。

 到着時間が未定となっているのは当然に保安上の理由で、政治ジャーナリスト(?)の歳川隆雄氏がブログで午後7時に羽田到着、宿泊場所がホテル・オークラと自慢げに書いているのは無神経そのものです。
(※ 中略)
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 それでは何でわざわざ日本政府が「国賓」にしたのでしょう? それは天皇陛下のご招待ならオバマ大統領も必ず来日するからです。つまり日本政府には何が何でもこの時期にオバマ大統領を来日させたい「事情」があったことになります。

 その「事情」とは何でしょう? TPPでしょうか? それは「お土産」です。

 じゃあ何でしょう? 想像はつきますが「優先順位」がわかりません。これは公式・非公式を問わず、オバマ大統領が会談に同席させるメンバーと、安倍首相と同席するメンバーの「顔ぶれ」で判断するしかありません。
(※ 中略)
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 ところでオバマ大統領は、夫人を同伴せず、迎賓館に宿泊せず、「国賓」としてはかなり異例の来日となります。これも日本政府側の「事情」で、とにかく「国賓」にしてしまったからです。したがって宮中晩餐会も天皇・皇后両陛下主催ではなく、天皇陛下主催となります。宮中行事は「相対」が原則だからです。
(※ 中略)
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 大変に「国賓」が失礼な態度だったのは1998年11月に中国の江沢民国家主席を迎えた宮中晩餐会で、江主席は私服(人民服)で出席し、あろうことか日本の戦争責任について「とうとう」としゃべり、3900億円の円借款だけはお礼も言わずに持ち帰りました。

 また2008年5月の胡錦濤国家主席も私服(背広)で出席しており、中国人とは「礼を尽くす価値のない国」であると肝に銘じておくべきです。(※ 太字はmonosepia)

実は本日はこれでもかなり「抑えて」書きました。2013年3月8日付け「1971年の昭和天皇・ニクソン大統領のアンカレッジ会談でわかったこと」をあわせて読んでいただくと、何となく「抑えたところ」がおわかりになると思います。



★ 国賓は天皇・皇后両陛下と並んで行事に出席するため、通常は配偶者を同行する。 「HUFF POST(2014.4.22)」より
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また、国賓は天皇・皇后両陛下と並んで行事に出席するため、通常は配偶者を同行する。アメリカのウォールストリート・ジャーナル紙(日本語版)は、ミシェル夫人が3月末に2人の娘とともに中国を1週間訪問した一方で、今回夫人が来日しないことについて「失望する声も聞かれている」と伝えた。

さらに、オバマ大統領は国賓招待された外国首脳恒例の国会演説を見送る方針だ。47NEWSでは日米の温度差を次のように分析している。
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親密さを演出する狙いから日本側が国賓として招く形式にこだわったのに対し、オバマ氏が「ビジネスライク」と称される自らの流儀を通したことが背景にある。双方の温度差があらためて印象付けられた。
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★ オバマ大統領「国賓」なのに迎賓館宿泊せず 異例の対応…日程も難航 「産経ニュース(2014.4.17)」より
(※ 前略)
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 オバマ氏が今回、迎賓館に宿泊しない理由は明らかになっていないが、「合理性」を重視するオバマ氏が使い勝手のいいホテルを選んだ可能性もありそうだ。

 23日夜の到着予定時刻が固まらないことも、警備態勢を含めて日本側をやきもきさせている。日本政府は同日夜に安倍晋三首相主催の非公式晩餐会(ばんさんかい)を開く方向で調整しているが、詳細は決まっていないという。

 クリントン氏の時は、橋本龍太郎首相(当時)が迎賓館の和風別館に大統領夫妻を招いて晩餐会を開き、カリフォルニア産ワインでもてなした。

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★ 国賓とは 「WAKARUKOTO BLOG Media(2014.4.22) 」より
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一般的に外国要人が来日する場合、公式訪問と非公式訪問に分類されます。

公式訪問は日本国が訪問者を招待するという形を取り、渡航費用、滞在費用(対象者の宿泊滞在・国内移動・通信・警護費用等)は日本国が負担します。逆に非公式訪問は招待者が自ら費用を負担します。

更に公式訪問の場合は訪問者を賓客と定め、「国賓」「公賓」「公式実務訪問賓客」「実務訪問賓客」「外務省賓客」の5つの形式(ランク)で分類しています。
(※ 中略)
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国賓は日本国が定める最上級のおもてなしをすることを決めた賓客ということになります。
(※ 後略、詳細はサイト記事で)

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★ 日米首脳、アジア繁栄の主導発信 オバマ氏来日で同盟強化戦略 「東京新聞(2014.4.23)」より
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 24日の日米首脳会談で、安倍晋三首相とオバマ大統領が打ち出す同盟強化戦略の全容が22日、判明した。アジアの平和と繁栄に向け、日米同盟の主導的役割を内外に発信することが柱。具体的に、首相は自らが進める「積極的平和主義」の意義を強調し、アジア重視に転換したオバマ政権の「リバランス政策」を支持。「力による現状変更の試み」に反対する姿勢を明確にし、中国をけん制する内容だ。政府関係者が明らかにした。

 オバマ氏は23日夜、約3年半ぶりに来日する。来日は3度目で、国賓としては初めて。TPPについては、進展状況を見極め、会談で早期妥結方針を確認する見通し。

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★ オバマ大統領の来日、国賓なのに異例ずくめ どこに泊まる、飛行機・専用車は何? 「HUFF POST(2014.4.22)」より
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オバマ氏の来日は3回目だが、今回が国賓として初めての来日となる。ただし、国賓ではあるものの迎賓館(東京・元赤坂)には泊まらず、ミシェル夫人も同伴しない。このオバマ氏の対応は異例とされる。









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最終更新:2014年05月17日 20:30