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2016/02/08 に公開
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シリーズ - 渡邉哲也の「世界は今、どう動いているのか」 -第19回
ー今回、日銀が導入したマイナス金利とは?-
渡邉哲也氏
前半
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★■ 要は「必要以上に現金を持つな」ということだ - プロ3人がマイナス金利の世界を徹底解説 「東洋経済(2016.2.14)」より
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鼎談を行った2月9日もマーケットは大きく荒れた。マイナス金利という誰も経験したことのないゾーンに突入した長期金利。マーケットの混乱はいつ収まるのか。
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渋澤:2月9日の日経平均株価終値は、前日比で900円安。ドル/円が1ドル=114円台。そして、ついに長期金利がマイナス金利になりました。さて今後、金利はどうなるのかというのが、今回のお題です。

藤野:以前、この3人で「近い将来」のこととしてマイナス金利の話をしましたが、まさにこんなに早く現実になるとは思いもよりませんでした。マイナス金利の影響は、いろいろなところに出ていて、MMFなどはすべての投資信託会社が、繰上償還することを発表しました。2015年12月末時点で、MMFの純資産残高は1兆6427億円ありましたが、このおカネは次、どこに流れるのでしょうか。

タンス預金を狙う詐欺話に要注意

渋澤:日銀券の発行残高、この世の中に出回っている紙幣の額は、2015年1月には前年比3.7%増えていましたが、今年の1月には前年比6.2%に上昇しています。電子マネー、クレジット・カードやネット決済が一般的になり、お札や硬貨を日常生活で使うことが以前と比べると減る傾向であるはずに不思議ですね。ということからすると、タンス預金が増えているということではないでしょうか。

中野:現金を入れておくツボが売れるというわけですね。

藤野:私がいちばん気にしているのは、詐欺が横行する恐れがあることです。この点は、しっかり注意喚起する必要があるでしょうね。

渋澤:「金利はちゃんと払います詐欺」とかね。

藤野:「金利前払い詐欺」とかね。

中野:ここに来る前、会社の運用会議に出席していたのですが、期間の短い債券から、長い債券までの利回りの変化をグラフにしたイールドカーブを見てみると、日本の金利曲線に比べて欧州のそれの方がさらに低くて平らなのです。そういう点で、欧州は日本にとって、マイナス金利の先輩みたいなものですね。

(※mono.--以下略、詳細はサイト記事で)



2016/02/12 に公開
今週はマーケットが大混乱となった。
日経平均株価は大幅な下落の流れを見せている。
この経済状況を受けてなお、マイナス金利は2月16日からそのまま強行されてしまうの­だろうか。


★■ 日銀、マイナス金利導入を決定:識者はこうみる 「ロイター(2016.1.29)」より
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[東京 29日 ロイター] - 日銀は29日の金融政策決定会合で、当座預金に0.1%のマイナス金利を適用する追加緩和を決めた。年間80兆円の国債買い入れを柱とする従来の資産買い入れを継続しつつ、当座預金を3つに分け、それぞれプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用する。市場関係者のコメントは以下の通り。

+ 続き
<三井住友アセットマネジメント シニアストラテジスト 市川雅浩氏>

そこまではないだろうと思っていた。賛成5で反対4と、決定は際どいところであった。必ずしも日銀のボードメンバーに前向きに採用されている感じでもない。まずはサプライズで日本株は買われたが、その後日経平均の上げ幅は縮小した。マイナス金利の中身や効果を評価しあぐねている感じだ。夕方に黒田総裁の記者会見が控えている。経済全体への影響を含め、市場による検証が今後進んでいくとみている。

<三井住友銀行 チーフストラテジスト 宇野大介氏>

日銀のマイナス金利導入に対して、為替市場はショック的な円売りで反応した。

日銀は量的な金融緩和のテクニカルな限界を、金利の世界に転換することで乗り越える苦策を講じたと言えるだろう。ただ、マイナス金利導入については、審議委員のうち5委員の賛成に対して4委員が反対しており、日銀内でも効果に懐疑的な見方があるようだ。

先行してマイナス金利を導入した欧州中央銀行(ECB)に対しては、既にマイナス金利限界説も浮上しており、マイナス金利が実体経済に実効的かつ中長期的な効果を及ぼすか否かは不確実だ。

市場の反応も時間の経過とともに剥げ落ちる可能性が高い。

<三菱UFJモルガン・スタンレー証券 チーフ為替ストラテジスト 植野大作氏>

日銀の黒田東彦総裁が付利に消極的だっただけにサプライズとなった。それだけに相場への影響が大きく出た。この後、ロンドン、ニューヨークの各市場でドル買い/円売りの蒸し返しもありそうだ。インパクトの見極めには、地球を一周する必要がある。

もう一つのサプライズが、一部で予想されていた国債購入などの「量」のカードを切らなかった点だ。先行きは、原油価格や中国株の動向を警戒する必要はあるが、量的緩和のカードが温存されているので、3月会合にも期待がつながる。

ドル/円の下値は固くなった印象だ。これまでレジスタンスとなっていた120円は割りにくくなってくる。121─122円にレンジが切り上がる可能性がある。

<みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔氏>

日銀は予想された追加緩和策の中で最も踏み込んだ措置を決めたが、9人の政策委員のうち4人が反対していることを見ても、副作用が相当懸念される政策であることが分かる。

今後、日銀の政策をウォッチする上では「マイナス幅の拡大」を視野に入れることになるが、マイナス金利のコストは金融システムから消えてなくなるわけではなく、誰かが負担する。それは当座、金融機関ということになるが、マイナス幅が拡がっていけば、どこかで利用者へコストが転化される臨界点がやってくる。既にユーロ圏ではそのような動きが出始めている。その時、マイナス金利政策は緩和策ではなく、引き締め策になってしまう。

年初以来の市場の混乱は中国経済の減速が発端であり、日銀や欧州中央銀行(ECB)が緩和強化策を打ち出しても、根本的な問題の解決にはならない。効果はもったとしてもせいぜい1週間程度にとどまるのではないか。

<マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏>

欧米中銀が政策変更を見送るなかで日銀が単独で動いても効果が薄い、もしくは手詰まり感が出るとみていたが、マイナス金利導入のインパクトは大きい。日本は預金量が多いうえ、銀行への悪影響が大きいことから、マイナス金利導入は禁じ手とされていたが、それを覆したことに日銀の決意のすごさを感じる。

日経平均は上昇一巡後に下げに転じたが、これはマイナス金利の適用が当座預金の一部にとどまり、小出しに終わったとの認識が広がったためだろう。ただ今回は小さな一歩だが、今後マイナス金利の適用部分を広げる余地はある。今年の株式市場はアベノミクス相場の限界で下げるとみていたが、今回の日銀の決定を受けて株価見通しを修正する必要がある。

<東海東京証券・チーフ債券ストラテジスト 佐野一彦氏>

日銀は「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定した。当座預金残高を3段階の階層構造に分割。基礎残高にプラス0.1%、マクロ加算残高にゼロ%、政策金利残高にマイナス0.1%の金利を適用する。マクロ加算額の算出方法など理解しにくい部分があるため、日銀からの説明をじっくりと聞いてみたい。

国債買い入れを軸にしたマネタリーベース積み上げは変わらないため、日銀はマイナス金利であろうと、かなり突っ込んだ水準で国債を買わざるを得なくなるだろう。10年最長期国債利回り(長期金利)はマイナス0.1%まで低下する可能性がある。

黒田総裁がこれまで否定してきたマイナス金利政策に、あえて踏み切ったことは、これまでの量的・質的金融緩和だけでは、十分な効果が発揮できていないということなのだろう。新しい政策ステップに入るとともに、政策の手詰まり感を露呈したともいえる。

<ニッセイ基礎研究所 シニアエコノミスト 上野剛志氏>

量的緩和には限界があるため、いずれ付利引き下げやマイナス金利に乗り出さざるを得なかった。日銀の黒田東彦総裁は直前まで付利引き下げに否定的だっただけに、市場にとってはサプライズとなった。

マイナス金利は日米金利差拡大につながるため、明らかに円安材料となる。さらなるマイナスもあり得るので、打ち止め感も出にくい。

ただ、これまで緩和策を打ち出してきた際のようには、一方的に円安に進むシナリオは描きにくい。世界市場が不安定なため、リスク選好でどんどん円を売る流れになりにくいし、米国の経済指標もさえない数字が続いていて3月追加利上げの期待も後退しており、ドルも買いにくい。

日米欧の次回の中銀会合が集中する3月後半にかけ、政策期待からドル/円が上昇するとしても、昨年来の高値圏となる125円の突破は難しそうだ。

<みずほ証券 シニア債券ストラテジスト 丹治倫敦氏>

国債の買い入れが限界に近づいているとの見方があったが、国債の買い入れ増額を行っても出がらし的な感じになるということだろう。それを防ぐために新しいことをやるということで、マイナス金利の導入を決めたのではないか。

足元の金利が下がり、全体のイールドカーブが下がっている。量的・質的金融緩和(QQE)の量的な拡大が困難になると、金利を下げるしかなくなり、マイナス金利の幅を拡大する可能性がある。

今後は全体的に金利が下がる状況で、イールドカーブはどちらかといえば、ブル・スティープな方向性になるのではないか。
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■ 日銀のマイナス金利、本当はもう買うことのできる資産がない? 「金融そして時々山(2016.1.29)」より
(※mono.--前半略、詳細はブログ記事で)
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ところでロイターはこの政策は銀行に取ってAll-stick-no-carrotの施策だというアナリストの見解を示していた。Stick carrot(ムチと人参)は日本語でいうと飴と鞭の施策だがno-carrotなので「飴なし鞭のみの政策」である。日銀に預金を置いておくと金利が取られるから貸出に回そうと銀行が行動することを期待している訳だが、経済界の資金需要が乏しいので銀行はお金を貸したくても貸すところがないのである。

果たしてマイナス金利政策だけで銀行融資が増えるかどうかは疑問だ。

国内で資金需要を創造するとすればもっとインフラ整備に予算を使うのが手だろう。

といって無駄な箱ものをこれ以上増やす必要はない。ただし必要なインフラで老朽化しているにもかかわらず、整備不良なものは多いだろう。

また全国で8百万戸を上回る空き家や各地の耕作放棄地なども大きな問題だ。

ある程度移民受け入れを拡大しながら、地方の産業基盤を強化するために官民そろって知恵とお金を出すような仕組みを作っていかないで金利政策頼みでは限界があると私は考えている。

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■ なに!!マイナス金利だと? 「JA6VQA 日々新たに(2016.1.29)」より
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驚きましたね。今日日銀は市中の銀行から預かる当座
預金の金利をマイナス0.1%にすると発表しました。
 要するに貯金をすると預かり料をとる。だから日銀に
預けず、市中に貸し出せというわけです。
 ところがいま市中の企業は先が見通せず、設備投資を
控えていますから、お金の需要はあまりないのです。
 市中の景気が悪いのです。
 昔だったら政府は景気回復には公共投資をしたもので
すが、あの民主党が政権を取ったときコンクリートから
人へなどと宣い、公共投資を減額してしまいました。
 公共投資=悪ということにしてしまいました。
 地方にとっては公共投資はまだまだ必要だったのです。
 それは今も変わりはないと思います。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


★ 日銀が初のマイナス金利導入、物価リスクに予防措置 「ロイター(2016.1.29)」より
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[東京 29日 ロイター] - 日銀は29日の金融政策決定会合でマイナス金利を導入する追加金融緩和を決定した。年間約80兆円のペースでマネタリーベースと長期国債の保有残高を増加させるこれまでの方針は維持する。

ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)の買入額も据え置いた。日銀では今後、量・質・金利の「3つの次元」の緩和手段を駆使して金融緩和を進める、としている。

日銀が追加緩和に踏み切ったのは、新興国経済の不透明感の強まりや最近の金融市場の不安定化などにより、「企業コンフィデンスの改善や人々のデフレマインドの転換が遅延し、物価の基調に悪影響が及ぶリスクが増大している」ことが背景。

+ 続き
マイナス金利の導入の狙いは「イールドカーブの起点を引き下げ、大規模な長期国債買い入れと合わせて、金利全般により強い下押し圧力を加えていく」ことにより、「3つの次元の緩和手段を駆使して、物価2%の早期実現を図る」と説明。今後も必要があれば、マイナス金利幅をさらに拡大させていく方針だ。

マイナス金利は、日銀当座預金にマイナス0.1%の金利をつける。2月16日から始まる準備預金の積み期間から適用する。

具体的には、日銀当座預金を3つの階層に分け、それぞれに異なった金利をつける。量的・質的金融緩和(QQE)のもとで各金融機関が積み上げた分については、「基礎残高」としてこれまで通りプラス0.1%の金利を適用。また、所要準備額に相当する残高などは「マクロ加算残高」として適用金利をゼロ%とする。さらに、各金融機関の当座預金残高のうち上記を上回る部分を「政策金利残高」とし、マイナス0.1%の金利を適用する。

なお、金融機関の現金保有によってマイナス金利の効果が減殺されることを防ぐため、保有額が大きく増加した場合には「マクロ加算残高」から控除する。

マイナス金利のもとでの長期国債買入については、下限金利を設けずにマイナス0.1%を下回る金利での購入も行う。















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最終更新:2016年02月14日 20:39