+ クチコミ検索〔トルコと欧州〕 #bf
+ ブログサーチ〔トルコと欧州〕 #blogsearch
+ ニュースサーチ〔トルコと欧州〕

+ クチコミ検索〔トルコとヨーロッパ〕 #bf
+ ブログサーチ〔トルコとヨーロッパ〕 #blogsearch
+ ニュースサーチ〔トルコとヨーロッパ〕

+ クチコミ検索〔トルコの外交〕 #bf
+ ブログサーチ〔トルコの外交〕 #blogsearch
+ ニュースサーチ〔トルコの外交〕




■ 激震:トルコがついにロシア製防空システム契約 [安全保障全般] 「東京の郊外より・・・(2017.9.14)」より
/

トルコ大統領とプーチンが直接判断

NATO運用の根幹にかかわる決別宣言か!



12日、トルコのエルドワン大統領が、2013年から紆余曲折を経てきたトルコ防空システムの機種選定に関し、ロシア製の高性能長距離地対空ミサイル「S-400」を購入する契約を結んだと明らかにしました。

同大統領がカザフスタン訪問の帰路に記者団に語ったもので、「プーチン大統領と私で決定した」、「契約書への署名は終わった」、「国防のニーズに基づき、自由に兵器を選ぶ権利がある」などと語り、米国やNATOからの干渉には左右されないとの強い意志を示しています

この選定は2013年に中国製に一端決定したものの、実質トルコの防空を担っている米国やNATOシステムと連接できない等の問題から米国等が猛反発し、2015年11月にはトルコ政府が中国製の選択決定破棄を発表して国産開発の方向を示唆しました。

(※mono....中略)
/
12日付「Military.com」記事によれば
●12日、エルドワン大統領は「S-400購入契約の署名は終わった。手付金も支払われたと思う」、「私とプーチン大統領がこの件は決定した」とカザフスタンからの帰路に記者団に語った
●また同大統領は「NATO諸国の中では、トルコは米国についで2番目に軍の規模が大きく、国防ニーズに応じて装備品調達を行う自由を保持している」と述べたが、価格等細部については言及しなかった

(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
/
(※mono...以下リンクは同窓で開きます。)
トルコ防空システム選定のゴタゴタ
「ロシア製S-400購入の動き」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-02-23 
「SAM選定で露に最接近」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-10-12
「中国製決定を破棄」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-11-16
「トルコ大統領訪中」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-07-30-2

「NATOと連接しない」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-02-20
「4度目の延期」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-07-04
「トルコが中国企業と交渉開始」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2013-09-27

米国とトルコ関係の関連
「対ISで露とトルコが共同作戦?」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-01-22
「トルコがF-35追加購入へ」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-11-01-1

「駐トルコに家族帯同禁止や特別手当」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-10-17
「将軍の4割以上を排除」→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-08-11

■ トルコ大統領「西側ではナチズムが生きている」 「DEEPLY JAPAN(2017.3.13)」より
/
トルコのエルドアン大統領はどうやっても倒れない、全方位で悪事に絡んでいるからとかいう話を数日前書いたけど、その時すでにエルドアンは欧州方面で物議をかもすどころか、積極的に物議を扇動していた。

トルコ大統領、外相入国拒否のオランダ非難 関係が悪化
http://jp.reuters.com/article/turkey-referendum-netherlands-idJPKBN16J11A

[アンカラ/ロッテルダム 12日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は12日、ロッテルダムでのトルコ系住民集会に参加しようとしたチャブシオール外相の入国をオランダ政府が拒否したことを非難し、制裁を科すべきだと主張した。

トルコでは来月、大統領権限を強化する憲法改正案の是非を問う国民投票が実施される予定。エルドアン氏は特にドイツやオランダなど、欧州に住む多数のトルコ人に賛成を呼び掛けている。


これだけ読むとわりとおとなしい感じだけど、実のところもっと激烈なバトルになっている。

エルドアンは、チャブシオール外相のオランダ入国を認めなかったことに対し、イスタンブールの集会で外交をわかってないやつらだとオランダ政府を非難し、あの人たちはナチ、ファシストだということを知っておくべき、とまで言っている。

(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
/
■ いいえ、ナチは生きていた

いやしかし、これは面白いことになってる。

ナチとの比較など不適切とか言っているけど、ついこの間までプーチンをヒトラーに仕立ててさんざん悪意ある中傷をしていたのはまさしく西側のリーダーたち。

イギリス王室のチャールズ皇太子など、自分たちのナチシンパの過去をよそにナチの被害を最も大きく受けたロシアのリーダーをヒトラー呼ばわりしたことさえある。

これをイギリスの首脳たちは、表現の自由で放置した。

さらに、実際問題として the West ではナチズムは生きているんですよ。

だって、アメリカ、カナダで過激にウクライナを支援している人たちは、ナチ時代の対独協力者の子孫またはその意思を組んだグループの子孫で、現在西側は総出で彼らを支援しているわけでしょ。爆笑もののものすごい「マジ基地」集団だからなんとかしろよとロシアやら欧州の一部の人たちが懸念を示しているにもかかわらず、日本なんて積極的に彼らに金を出してる始末。

(※mono....中略、詳細はブログ記事で)



■ 誰が作ったのかは解明されていないのね

また、別の事情としては、ドイツでなぜナチが政権を取ったかのかの解明が進む中で、結局これは民衆が熱狂したというより、財界や帝国主義者が押した、というべき事態なんだな、ってのが実証史学の中でも語られるようになっているようだ。

石田勇治 東京大学大学院教授 「ヒトラーとは何者だったのか」 2016.12.9
https://www.youtube.com/watch?v=Mg5MlCZ-M6M

(※mono....以下中ほど大幅に略、詳細はブログ記事で)
/
ドイツ、オランダの懸念も理解できるのだが、筋論として難しいようなというところ。だって、在外オランダ人にオランダ首相が訴える機会があった場合、オランダ首相の入国を禁じたら、あんたら黙ってるかといえば黙ってないでしょう。言論弾圧だの、外交というものをわかっていないだのさんざん罵倒することでしょう。

この話がどこに行くのかは現時点では不明ながらも、何かとってもみなさん、「オープン」になっている傾向があって、この傾向をひっくり返すことはとても難しそうだというあたりは確定といっていいかと思う。

そして、これもまたロシア復権の余波だよなぁと思うし、そうなら、それはやっぱりNATO東方拡大のツケだわな、という感じ。一極主義者ってほんとアホ。





















.
最終更新:2017年09月17日 11:02