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女性作家

■ 日本語・文学の翻訳者にインタビュー 「ロシアNOW(2017.4.21)」より
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 秋田市の「国際教養大学」教授で、数々の日本研究の著者、通訳・翻訳者、作家であるアレクサンドル・ドーリン氏に、ロシアNOWがインタビューを行った。ドーリン氏は近々、著書「日本の方舟」を出版する予定。本は日本とロシアの運命がからみあう、グロテスクな政治スリラー。


長年、日本文学をロシア語に翻訳していらっしゃいますが、かけ出しの頃、ソ連時代、現代では、翻訳に違いはありますか。

 確かに、翻訳した本はすでに40冊以上出版されています(他に自分の著書も約20冊)。その多くは日本の詩選、詩集です。若い頃は国際映画祭でもずっと仕事をしていて、脚本、編集台本などを数十冊翻訳しました。 

「枯れ枝に声立ち上げる雀かな」

 1970~1980年代はソ連において、詩の翻訳の黄金期だったと言えます。文芸翻訳の厳格な基準が作成されました。翻訳で生活費を稼ぐことができたんです。ステータスの高い仕事でしたが、今はそれが失われたように感じます。書籍市場の爆発的な成長により、質の低い文章をみじめな報酬で大量に訳しまくる日雇い翻訳者が多数あらわれました。評論家は翻訳の質を徹底的に分析しないため、真のプロはこの海に徐々に”溶け込んで”いきました。「第三」言語を介したりしながらの、生かじりの、基礎知識に欠けた翻訳の津波が、ロシアの書籍の世界を襲いました。たとえば、現代の日本の探偵小説やスリラーのほとんどが、英語から(ロシア語に)翻訳されています。

「青空に去り行く雲の夢の跡」


日本語はあまりにも難しいので、頭ではなく、失礼ですが、ケツで学んでいるんだとたまに言われます。つまり、じっとして、根気強く学ぶ必要があると。エネルギー、時間、健康を日本語の学習にささげて、何か報いはあるのですか。ご自身の人生のあますとこなくすべてを日本文学と日本語にささげて、何を得られましたか。

「見るたびに美しくなる桜かな」

 私が人生のあますとこなくすべてを日本文学と日本語にささげたなんて、誰が言ったのですか。日本文学への全面的な尊敬をもってしても、これが天より賜った唯一のもので、そのために地球に存在するものからの喜びすべてを拒絶しなければなんて考えていません。ただ、日本文学、特に詩の研究と翻訳には、本当に長い年月を費やしました。日本文学と日本の美学から概して何を得られたか、については、人生に対する、異なる、ある意味一歩引いた観点を持つようになったこと、露の一滴の世界を満喫できるようになったことですね。


ドーリンさんは、日本文学の中でも詩への興味が強いようですが、ロシアでは主に、俳句のことを聞きます。また、俳句はやる気さえあれば誰でも翻訳できると考えられています。実際のところ、どうなのですか。日本語から翻訳する際に、何が残り、何が失われるのですか。

(※mono....以下まだまだ続きますので略、詳細はサイト記事で)


◆ 海外「日本文学は傑作の宝庫」 外国人が人に薦めたい好きな日本の文学作品 「パンドラの憂鬱」より
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(※mono....海外の反応は略、詳細はサイト記事で)

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やはりと言うべきか、断トツ人気は村上春樹さんでした。
現代の作家では基本的に日本で人気の作家さんの名前が挙がっており、
文豪でも漱石、谷崎、川端、芥川などの有名どころが人気でした。
何となく分かる気がしますが、安部公房は海外での評価が凄く高いですよね。
















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最終更新:2024年08月08日 22:52