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■ トカラ列島にある「宝島」という日本の島。流出した原油とコンデンセートに最初に襲われたのはその宝という名のつく美しく小さな島だった 「In Deep(2018年2月4日)」より
(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
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2018年1月31日 宝島に住む方からのSNSへの投稿で明らかになった現状
少し前に、
In Deep 2018/02/01
という記事を書きました。その後、その記事を書いた時には、すでに、日本の領域への被害が始まっていたことを知りましたので、ふれておたきいと思います。
石油タンカーの衝突が起きたのは 1月6日、タンカーが沈没して原油等が流出し始めたのが 1月14日でした。事故は中国の海域で起きましたが、その影響を受けるのは、「ほとんどが日本の領域」という予測が早々に出されていたにもかかわらず、日本での報道はないままでした。
しかし、ここにきて「実際に漂着」が始まってから、たとえぱ下のような報道が出されていました。
(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
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冒頭のツイッターを投稿された方は、他にも何枚か写真を投稿されています。
1月31日までの時点で、宝島の海岸は以下のようになっているようです。
2018年1月31日 重油らしきものが漂着し続ける宝島の様子
(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)
★■ タンカーが日本の排他的経済水域に沈没 油流出の影響は? - 海保は「ただちに重大な影響が及ぶ状態ではない」としている。 「籏智 広太 BuzzFeed News Reporter, Japan(2018/01/29 16:45)」より
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シナ海で衝突・炎上事故を起こし、漂流後に日本の排他的経済水域に沈没したイランのタンカーから流出した油による海洋汚染が懸念されている。
東シナ海上のタンカー爆発現場(中国交通運輸省提供) AFP時事通信
AFP通信によると、イランから韓国に向かっていたタンカー「SANCHI」は1月6日よる、上海から約300キロの沖合で香港の貨物船と衝突。
その後、爆発を繰り返しながら漂流し、14日に日本の排他的経済水域(EEZ)内に沈没した。乗員32名は死亡したとみられる。
タンカーには11万1000トンの原油の一種「コンデンセート」(超軽質原油)などが積まれていた。
1月22日現在で3方向に別れた帯状の油膜が332平方キロメートルにわたって拡散。中国海警局が対処に当たっているという。
ロイター通信は「数十年で最悪の事故」と伝えており、イギリス海洋センターの「汚染された水が1ヶ月以内に日本に到達する可能性がある」というシミュレーション結果を報じた。
The worst tanker oil spill in decades is unfolding across hundreds of miles of the East China Sea after an Iranian oil tanker carrying more than 100,000 tonnes of toxic oil collided with a freighter and exploded. https://t.co/p9zvV5eRqS pic.twitter.com/AWlHub3ENv
— Reuters Top News (@Reuters) 2018年1月27日
日本の海岸や魚介類への影響は
事故海域を管轄する第10管区海上保安部の広報担当者は、BuzzFeed Newsの取材にこう説明した。
「濃い油膜は認められず、日を追うごとに油膜は薄くなっています。コンデンセートは揮発性が高い油のため、浮流油の範囲も縮小している。末端のほうは拡散、消滅しています」
「現在も巡視船1隻で『航走拡散』という作業を実施し、油粒を細かくしています。また、航空機1機で現場の調査などを行なっています」
海洋生物の影響については「油が浮いている状況のため、全く影響がないとは言えないが、現在のところで影響が出ているという情報は入っていない」と指摘。
また、日本への油の漂着についても、「ただちに重大な影響が及ぶ状態ではないが、風潮流の流れによって変化するため、引き続き調査を継続したい」とした。
環境保護団体は「予測は不可能」
一方、環境団体NGOグリーンピースは1月24日、声明を発表。
状況は進展中ですので、既に流出した原油の量と、今後も増える見込みの流出量についての正確な情報は得られていません。今回の原油流出の最終的な規模の大きさを予測するのは不可能に近く、それに伴う環境への影響は予測不可能です。
そのうえで、各国の当局に「生態系に及ぼす重大な影響を見極めるために、系統的な監視体制を敷かなければならない」と呼びかけている。
グリーンピース・ジャパンの広報担当者は、1月15日に出された報告書に言及しながら、このようにコメントした。
「コンデンセートは揮発性が高く、原油漏れに見られるような粘り気のある濃密な黒い油とはならないが、環境へのリスクは全くないとは言えません」
「コンデンセートがこの規模で流出した例は過去にありません。また、多くの海洋生物が移動している海域にもなるため、今後も注視していきたい」
【過去最悪】タンカー事故、原油流出 日本への影響は深刻 鈍い政府、報道しないメディア 海外から対応のまずさを指摘する声 | 保守速報 https://t.co/ueh2gPNwbS
— カミカゼ (@mynamekamikaze) 2018年2月1日
中国様に忖度してんじゃねえの?
テレビは相撲やらモリカケやら平壌オリンピックだの芸能人の娘が大麻でどうのばっかだもんなw
これだけの大惨事を、何故日本のマスコミは騒がぬのか?今後の環境に与える影響や漁業等に対する被害は相当深刻なものになる。事故現場は日本と中国が主張する排他的経済水域が異なる場所であり、日本側は自分達が主張するE Z内での事故なのに見て見ぬフリ。情けない…https://t.co/cehPjl1wdK
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) 2018年2月1日
★■ 沈没したタンカー「Sanchi」号の燃料の重油か? 鹿児島、奄美大島などの海岸に"油状のもの"が漂着 「pelicanmemo(2018-02-02)」より
/(朝日新聞デジタルより)
鹿児島県の、トカラ列島の宝島や、奄美大島、喜界島の広い範囲の海岸で、黒い油のようなものが漂着しているのが確認された(2月2日現在)。
第10管区海上保安本部は、1月6日に上海の沖約300kmで貨物船と衝突、炎上して漂流した後に、奄美大島の西方約300kmで爆発・沈没したタンカー「Sanchi(サンチ)」(パナマ船籍。イラン国営タンカー会社(NITC)所有)から流出した油の可能性もあるとみて詳しく調べている。
中国の国家海洋局や交通運輸部の発表によると、タンカー「Sanchi(サンチ)」号の沈没した海域で、黒色の塊状の油が何度か確認されている。奄美やトカラの島々の海岸で見つかった油状のものが、沈没したタンカーの燃料の重油由来の可能性は高いだろう。
だが、ちょっと待ってほしい。
沖を航行する船からの、事故による重油の流出や、油の排棄(違法)は聞く話だ。産業ゴミの不法投棄みたいに、こういう事故の後だとバレにくいと考えて海に捨てる不届き者が出ないとは言えない。
奄美大島ほかの海岸に漂着した油を、海上保安庁が詳しく調べている。
結論を急ぐよりも、結果の発表と報道の続報を待ったほうがよいだろう。
- 奄美で沈没タンカーの油漂着か|NHK 鹿児島県のニュース (2018-02-01)
- 喜界島でも“油”漂着を確認|NHK 鹿児島県のニュース (2018-02-02)
- 300キロ沖沈没タンカーの油か 海岸に大量漂着 奄美 | NHKニュース (2018-02-01)
- 油状固まり7キロ、鹿児島・宝島に タンカー事故関連か:朝日新聞デジタル (2018年2月1日)
- 【動画】十島村の宝島に油のようなものが漂着 - KTS 鹿児島テレビ(2018年01月29日)
中国、国家海洋局は、タンカー「Sanchi(サンチ)」号が沈没した海域の、油膜の監視と拡散の様子、海洋汚染の調査結果の発表を毎日行っている。2月2日に第22報が発表された。
タンカーの積み荷のコンデンセート油(軽質原油)と考えられる虹色の薄い油膜が確認されている。
また時々の発表で、少量の黒色の顆粒状の油(少量黑色颗粒状油污)が確認されており、タンカーの燃料油と考えられている。
- 国家海洋局积极开展东海海域油轮碰撞事故应对工作(二十二) - 国家海洋局 (2018-02-02)
(※mono....中ほど略)
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タンカー「Sanchi(サンチ)」号は2008年に韓国の現代(ヒュンダイ)重工業が建造した比較的に新しい、二重船殻構造のタンカーだ。全長約274m、全幅50m。
交通運輸部の上海サルベージ局が、1月20日と21日にROV(無人潜水機)を使って、沈没したタンカー「Sanchi(サンチ)」号の船体の破損状況を確認した結果、右舷の2番–3番タンクのあたりに、最長35mもの三角形の、衝突による穴を発見している。かなり大きい。甲板のハッチや通風口なども大きく破損していた。
炎上しているタンカーの写真を見ると、右舷だけでなく、船体全体が大きく焼けていることが分かる。積み荷の揮発性が高いコンデンセート油(軽質原油)が大量に流出し炎上した事で、船体全体が炎に包まれたのだろう。
では、積み荷の11.13万トンのコンデンセート(当初、13.6万トンと報道されたが、後に11.13万トンと修正された)は、沈没した船体の中に大量に残っているだろうか?
コンデンセート油(軽質原油)は揮発性が高いので、1週間以上の炎上と、沈没直前の大爆発で大部分が燃焼や流出し、もし船体に残っていても残っていても一部だと思われる。
初期報道の13.6万トンものコンデンセートの大部分が、今でも沈没した船体内部に残っていると思う人はいないだろう。
軽質原油(コンデンセート)の流出による海洋汚染とともに、燃焼や揮発による大気汚染の方も注意した方がよさそうだ。沖縄県や九州各県、西日本の気象観測施設や自治体の観測データに残っていないだろうか?民間企業や個人でも、何か影響に気付いたものもあるのかもしれない。
タンカーには、約1900トン(約0.19万トン)の燃料油や潤滑油等が積まれていた。これが、奄美大島やトカラ列島の島の海岸に漂着した油の塊の由来の可能性が高い。
その燃料は、事故時にはイランから韓国への航海で使って、半分くらい減っていただろう。
燃料タンクは船尾のエンジンの近くにあるので、炎上や爆発の影響は比較的に小さかったのではないだろうか。実際に、国家海洋局の流出油や水質調査の発表の中で、燃料の重油の流出と考えられる黒色や黒褐色の油はあまり出てきていない。
燃料油(バンカー油)のC重油の流動点(低温だと液体のようには簡単に流れない)は、少なくとも10℃以上(JIS規格に規定はない)だ。沈没しているのが水深115mの海底なので、液体としては流れ出さず、比較的に固体に近い状態で溜まっていると思われる。船体や燃料タンクの破壊などが無ければ、燃料タンクから大量の燃料の重油が一気に流出するという心配はしなくてもよいように感じられる。
当ブログ管理人は、タンカー「Sanchi(サンチ)」号の1月6日の衝突事故の後から、比較的に頻繁に当局の発表や報道を読み、一部をツイッターで呟いてきたつもりだ。
日本の当局の発表はとても少なく、報道も外電の紹介が中心だったと言わざるをえない。
それが、ここにきて、国内の鹿児島県の島の海岸で黒い油が見つかったから、「国内ニュースとして」大手をふって盛んに報道しはじめた、という印象をもっている。
日本語ネットやツイッター・SNSでのコメントの中には、奄美に「原油が漂着」とか、「13万トンの原油がー」「日本の海が死ぬ」とか、ちょっと変な表現が目立つ。
日本語での追加の発表と報道が少ないので、「マスコミは報じない」「日本のメディアが報じない」といった、とても甘いけど苦〜い前置きをするコメントもよく目にしている。
タンカー「Sanchi(サンチ)」号が沈没する前、行方不明の船員の捜索救助活動や、汚染防除のため、日本の海上保安庁・第10管区海上保安本部の巡視船「PL-69 こしき」が現場海域で活動をした。
その後も巡視船1隻で、海上の油膜を『航走拡散』という作業を実施して、流出油への対応を行ってきた(巡視船「PL-69 こしき」から交代したかもしれない)。ぜひ画像や映像を公開してほしい。海保は情報発信がやたらと遅い。
(※mono....以下記事は続くが略、詳細はサイト記事で。こちらのサイトは事故発生当時から発信を続けてきているとのこと。この事故に関して、今最も信頼に足るサイトであるかもしれない。是非詳細はサイト記事で。)
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2018/02/01 に公開
鹿児島県の奄美大島で海岸の広い範囲にわたって油のようなものが漂着しているのが見つかり、海上保安部が調べています。 1日、奄美海上保安部に「奄美市の海岸に油のようなものが漂着している」と通報があり、調べたところ、海岸の広い範囲に黒い油のような塊が散らばっているのが見つかりました。
奄美大島の海岸に広範囲にわたって、黒い油状のものが漂着しました。奄美海上保安部では先月、奄美大島の西の沖合で沈没したタンカーから流出した油との関連を調べています。
奄美海上保安部によりますと、1日午前11時20分ごろ、奄美市名瀬の朝仁海岸に「油状のものが漂着している」と通報がありました。この油状のものは色が黒く、大きさが数センチから20センチほどで、奄美大島の東シナ海側、笠利町のあやまる岬から宇検村のクラキ鼻まで、広い範囲にわたって漂着しているということです。海上保安部では、先月、奄美大島の西の沖合で貨物船と衝突して火事を起こし、その後、沈没したパナマ船籍のタンカーから流出した油との関連を調べています。また、海上保安部では今後、地元自治体と連携し、油状のものを取り除く作業を進めることにしています。
十島村の宝島の海岸に油のようなものが漂着しているのが見つかりました。
鹿児島海上保安部や十島村役場によりますと、宝島の大瀬崎から前籠漁港にかけての約7キロの海岸に、油のようなものが漂着していると28日、住民から海上保安部に連絡がありました。
油のような漂着物は少なくとも27日からあったということです。
28日から住民が漂着物を手作業で取り除いていて、鹿児島海上保安部は今後、漂着物の成分を鑑定するなどして詳しく調べることにしています。
十島村役場によりますと、この漂着物による漁業への影響は今のところないということです。
■ [再送]もうじき日本の海が死ぬ : 「史上最悪の原油流出」が日本の海域を直撃する予測が英国海洋センターより発令。3ヶ月以内に九州から東北までの全海域が汚染される可能性 「In Deep(2018年1月31日)」より
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そして、拡大が続く「日本周辺のデッドゾーン化」もさらに加速することが確実に
ロイターの記事を引用した1月28日の米国ゼロヘッジより
(※mono....記事詳細はブログで)
★ 中国沖タンカー事故、深刻影響の恐れ 前代未聞の油流出量との指摘も 「AFPbbnews(2018年1月15日 20:10)」より
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【1月15日 AFP】中国沖で6日に貨物船と衝突・炎上し、14日に沈没したイラン企業所有の石油タンカー事故について、中国国営メディアは15日、現場海域で最大約130平方キロにわたって油が流出したと報じた。環境専門家らは、海洋生物に深刻な被害を与える恐れがあると警鐘を鳴らしている。
事故ではタンカーの乗組員32人が行方不明となり、このうち3人が遺体となって発見された。
中国の交通運輸省によると、タンカーから流出した油は現在も燃え続けているという。中国共産党機関紙の人民日報(People's Daily)は15日午後の時点で、現場を起点に長さ約18.5キロ、幅約7.4キロの範囲に油が広がっていると伝えた。
沈没した同タンカーは、軽質原油13万6000トンを積載していた。
米アラスカ州を拠点とする石油流出対策の専門家、リチャード・スタイナー(Richard Steiner)氏はAFPに対し、「1週間にわたって爆発・炎上が続いた船体の損傷を考慮すると、貨物倉や燃料油貯蔵タンクのうち無傷で残っているものはなく、従ってコンデンセート(超軽質原油)と燃料のすべてが流出したというのが私の推察だ」と語り、1回で海洋流出したコンデンセートの量としては史上最多と指摘している。
仮に流出したのが積載量の20%だったとしても、1989年に発生したアラスカ沖で発生した石油タンカー「エクソン・バルディーズ(Exxon Valdez)号」の事故の際の原油流出量に匹敵する規模だという。
スタイナー氏によると、過去に把握されているコンデンセートの海洋流出のほとんどは1トン未満であり、1000トン以上の流出事例は前代未聞だという。(c)AFP/Becky Davis
イランの海運会社が所有するパナマ船籍の石油タンカー「サンチ」は6日、香港籍の貨物船と衝突後、炎と煙を上げながら日本のEEZ内に漂流。
約100万バレルの非常に燃えやすいコンデンセート(超軽質原油)を運んでいたタンカーは14日、爆発を数回引き起こした後に沈没した。
出典: jp.reuters.com
............死亡者は32名の大事故!
北京(CNN) 中国沖の東シナ海で貨物船と衝突して炎上した石油タンカーが14日、沈没した。国営中国中央テレビ(CCTV)が報じた。現状で乗組員の生存は絶望視されている。
衝突事故から1週間が経過した同日、タンカーは1度爆発し、炎を噴き出した後で沈んだという。
タンカーはパナマ船籍で、イランの国営企業が運航していた。6日午後8時ごろに香港船籍の貨物船と衝突し、タンカーに乗っていたイラン人30人、バングラデシュ人2人の乗組員が行方不明になっている。貨物船に乗務していた中国人21人は、全員救出された。
出典: www.cnn.co.jp
..................深刻な汚染被害
大きな事故でしたが、日本ではその後大きなニュースになっておりません。
しかし、本当に深刻なのはその後の汚染被害なんです!!!!
日本の海にも原油による 汚染被害が
(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)