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■ 「首相案件」の何が“違法”なのか?野党は140字で説明してね 「アゴラ:新田 哲史(2018年04月11日 16:30)」より
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きのう(10日)朝、起きてツイッターをみたら「首相案件」がトレンドの圧倒的1位に躍り出ていた。その前夜、NHKが加計学園問題で「ないとされていた文書があった」という報道をしており、朝日がさらにド級のネタを突っ込んでくるという観測もあったので「また朝日か」と、目をこすりながらウンザリしたツイートを追いかけると、案の定だった。ツイッターでは、蓮舫氏や小池晃氏など野党のおなじみの“こんな人たち”が記事を拾って、鬼の首を取ったかのように安倍首相追及で早朝から怪気炎をあげていた。

(なお、けさのアゴラでも中村仁さんと早川忠孝さんは安倍首相退陣の流れが決まったかのように書かれている。政権運営が困難になっているのは確かだが、退陣を断定するにはいささか早いのではないか….)

話を昨日に戻す。起きてから、朝日のデジタル版の会員には入っているので取り急ぎ記事をみてみた。

今回は財務省のときの初報と異なり、文書は断片的に提示はしている。柳瀬首相秘書官(当時)の「本件は、首相案件となっており…」の部分も明示されている。ただ、2枚組らしき記録文書の1枚目らしきものは、なぜか左上部分の一部しか開示されておらず、奇異にも感じた。朝日がゲットしたブツは、愛媛県から政府関係者に渡っていたもののようで、隠された右上には、情報源の特定につながる痕跡らしきものがあったのかもしれない。結局、中村時広知事の夕方の臨時記者会見後に全文をネットで流していたが、流したタイミングも何か関係があるのだろう。

「首相案件」の何が違法なの?

財務省の件では安倍政権に大打撃を与え、安倍政権倒閣へ攻勢をかけたい朝日。しかし、加計学園問題に関しては「総理のご意向」報道を巡り、ミスリードした“前科”が国会でも自民党議員に槍玉にあげられたことがあった。「首相案件」といっても前後の文脈、場合によっては、この文書そのものが作られた経緯も踏まえないと、何かまた取り違えや切り取りによる印象操作に終わるのではないか…..記事を一読した直後は、そんな疑念だけが残った。

その後、紙面も取り寄せたが、中身がさっぱりわからない。黒地に白抜きの「面会記録に「首相案件」」という見出しが目に飛び込む。現職首相が世紀の大犯罪をおかしたかのような仰々しい紙面づくりだが、書いてあることの「どこが違法?」なのだろうか。

財務省の件は、虚偽公文書作成罪と公文書偽造・変造罪、公用文書等毀棄罪に問われる可能性がある。また、自衛隊の日報問題と同じでなかったはずの文書が存在し、朝日の記事の結びで数行つけ足されているように首相が「私が関与したと言った人は一人もいない」と過去に述べたこととの矛盾はある。

しかし、直接の違法性はあるのか。柳瀬氏に応対した愛媛県職員による「備忘録」の位置づけについて、中村知事は、文書自体は報告用に作ったメモで公文書ではないとの見解を示した。その是非は置いておき、まず、この時点で、法的には、あきらかに公文書である自衛隊の日報とは性格が異なる。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

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最終更新:2018年04月14日 18:30