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大坂なおみは、黒人として、日本人として恥を知れ。 https://t.co/iDubjVOOOe pic.twitter.com/Q2FtaOZHBk
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) September 1, 2020
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■ 大坂なおみを批判する人に知ってもらいたい事 - 「多様性」の問題は日本人とは全く無縁ではない 「東洋経済(020/08/31 11:30)」より
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大坂なおみが8月27日にしたことは、ごく「普通」のことだ。
何世紀もの間、非人間的な扱いや警察の残虐行為、社会的不公正や不平等、そして構造的人種差別に反対の声を上げてきた多くのアフリカ系アメリカ人と同じように、声を上げただけだ。何ら特別なことではない。黒人のアスリートという立場にしても同じだ。
無論、今年だけでも3750万ドル(約40億円)の収入があり、世界の一流企業がスポンサーにつく世界で最も稼ぐ女性アスリートの1人でもある彼女の声は、大陸をまたがって響きわたるくらいの大きな影響をもつ。一般の人と比べれば、その声は相当奥深くまで轟き、より多くの人の心を捉える。しかし、それでも、彼女の声は何千万もの人びとの声の1つにすぎない。大坂の素晴らしいところは、それを承知していることにある。
図らずして日本人を議論に巻き込んだ
今回のことが「普通」でないのは、黒人の命にまったく関心のないアメリカの警察に異議の声を上げるに当たって、大坂が日本国民に賛同を呼びかけることもなく、この問題に対してどういう立場をとるかという議論に日本全体を巻き込んだことだ。
大坂は、日本で「ブラック・ライヴズ・マター(BLM)」にほとんど関心が払われていないことをよくわかっている。しかし、彼女の世界中のファンやフォロワーたちは、長年にわたって日本のメディアから疑わしいメッセージを受けとってきたがゆえに、憶測を広げるよりも、「知りたい」と思っているのではないだろうか。
(※mono....略)ツイッターに並んだ日本人からの批判
(※mono....略)
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実際、大坂が準決勝に出ないことを発表してから、ツイッターには「あなたはもう日本人ではない」「アスリートが政治的立場をとるべきではない」「そもそも撃たれた黒人が悪い」「もうあなたが出ている会社の商品は買わないし、テニスも見ない」といった否定的なコメントが並んだ。
大坂は「警察の手で黒人の虐殺が続いているのを見ていると、正直はらわたが煮えくり返る」とつぶやいたが、「知りたい」と思っている人々は、日本のSNSではこれに対する批判のコメントが圧倒的に多いことを知ることになるのではないか。
ここで、彼らは当然のように疑問に思うだろう。"虐殺"のような非難すべき出来事に立ち向かう彼女がなぜ、支持を失うのだろうか。日本に栄光と名声をもたらしていたときには、臆面もなく支援していたのに、と。
(※mono....略)なぜ「今」声を上げたのか
(※mono....前後略)
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日本という国には、今や世界的な舞台で国を代表する黒色や褐色の肌をした大坂や八村塁といった人々がいるのだという事実。好むと好まざるとにかかわらず、世界はもはや日本を「単一民族国家」であるとは見なさないという事実。そしてこれは素晴らしいことなのだという事実を受け止めよう。
大坂はこれからも声を上げ続ける
(※mono....以下略)
バイエ・マクニール : 作家
ーーーバイエ・マクニール氏は「黒人の命にまったく関心のないアメリカの警察 」云々と書いているが、アメリカには黒人警官が大勢いる事実を挙げるだけそれはウソだとバレる。こう書けば、バカな日本人がそろって「アメリカの警察は本当に酷い!」と思い込むとでも思っているのか。https://t.co/jSkp8M3FGE
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) August 31, 2020
バイエ・マクニール氏は、ご自身が長く住む国と国民を理解なさろうとせず、アメリカの価値観を、グローバル・スタンダードであるかのようにゴリ押しされ、ご本人自身が多様性を認めておられる方には、とても見受けられません。残念です。
— あ。 (@aminthefirstlad) August 31, 2020
■ 大坂なおみ選手選手が日本国籍を択ばなかったら政権が倒れるという、おバカな毎日新聞客員編集委員について 「私的憂国の書(2019.1.28)」より
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南朝鮮のお陰で、ここのところ心が晴れ晴れとするニュースに触れていない気がしていたのだが、26日(土)に飛び込んできた、大坂なおみ選手の全豪オープン優勝の報には、久々に心躍った。日本人による初優勝という快挙であり、男女を通じてアジア人初となる世界ランク1位というオマケがついてきたのだから、喜ばない日本人はいないのではないだろうか。
だが、この大坂なおみ選手の快挙を利用し、あたかも風評を撒き散らす準備をしているような人物もいる。毎日新聞客員編集委員の潮田道夫という人物だ。潮田は、大阪なおみ全豪優勝の翌日、ツイッターでこのような低俗なことを呟き、炎上している。
大坂なおみの国籍選択の期限が来る。五輪もあるし、多分米国籍を選択すると思うが、そのときの日本人の失望はすごいだろうな。政権が倒れるぞ、下手すると。マスコミも困るだろうな。どうする諸君。
— 潮田道夫 (@mushioda) 2019年1月27日
(※mono....中略)
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塩田本人もこの炎上には驚いたらしく、「ああでもないこうでもないと、大勢が言ってくる。ツイッターは脊髄反射のレベルの低い人が多い。評論家とされている人も話にならない。くだらないのは全部ブロック。」とツイートし、批判を屁とも思っていないようだ。「どうする諸君」という問いかけを呟きながら、気に入らないものは排除というのも、おかしな話だ。気に入らないリプライはブロックしまくるという、有田芳生をはじめとする立憲民主党の議員や、極左活動家と同じレベルの対応では、言論を生業としている人物としてはなんとも情けない。
大坂選手には、どの国の国籍を選択しようとも、日本人のDNAを受け継いだ人として、今後も長く活躍してもらいたい。政治と絡められる選手自身がお気の毒だが、日本には低レベルの新聞が多いことを理解していただき、心おきなくテニスに打ち込んでいただきたいものだ。
(※mono....以下略)
★■ 大坂なおみがクビトバを倒してグランドスラム2大会連続制覇、世界ナンバーワンへ [オーストラリアン・オープン] 「Tennis Magazine(2019-01-26)」より
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今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(2) 5-7 6-4で倒し、グランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成した。試合時間は2時間27分。
この結果で大坂はグランドスラム2勝目を挙げるとともに、シングルスではアジア勢史上初の世界ナンバーワンの座を確定させた。敗れたクビトバは、2015年6月以来となる自己最高の2位に浮上することになる。
全豪に4年連続出場となった大坂は、昨年の大会で初めてグランドスラムの3回戦を突破。続く4回戦では、シモナ・ハレプ(ルーマニア)に3-6 2-6で敗れていた。
両者は今回が初対戦。2011年と14年にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を制している28歳のクビトバは、ここまで1セットも落とさずに勝ち上がっていた。
前哨戦のシドニー(WTAプレミア/ハードコート)を制していたクビトバは、ここまで続いていた連勝が「11」でストップした。
今大会での大坂は、1回戦でマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-4 6-2で、2回戦でタマラ・ジダンセク(スロベニア)を6-2 6-4で、3回戦で第28シードのシェイ・スーウェイ(台湾)を5-7 6-4 6-1で、4回戦で第13シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を4-6 6-3 6-4で、準々決勝で第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-1で、準決勝では第7シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-2 4-6 6-4で破って決勝進出を決めていた。
2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得した。
全米でグランドスラム初優勝を果たした選手が続く全豪を制したのは、同種目では史上初の快挙となる。
俺はテニス観戦が実はワリと好きだったりして、ランキング急上昇だった大坂なおみさんの事は前から注目していたのだけど。まさか日本人がグランドスラムで優勝できる日がくるとは信じられなかった。
初めて彼女を見た時、明らかにハーフとわかる容貌で、俺は彼女の事をすぐさま調べてみた。中南米のハイチ共和国の父とのハーフである事はすぐにわかった。
わかったんだけど、俺としては彼女を同じ日本人として応援し、そして全米で決勝に進んだ事が報道された時、職場だったのだが興奮気味で仕事仲間に、彼女の決勝進出と、その強さ、初のグランドスラム優勝の可能性について、語ったものであった。
そして、全米オープンで、彼女は決勝も圧勝での優勝。
俺はこの時、もちろん嬉しかったし、この事についていっぱい、いろんな人に話をしたのだけど。心の中で少しだけ…。
「こんな時だけ…」と考えている自分がいた。
こんな記事を見つけたのだけど。まさにこの記事の筆者の心理が、ほんの少しだけ、自分にあった事は否定しない。
【ハフポ】大坂なおみ選手は"日本人"なのか。
https://www.huffingtonpost.jp/naomi-iwazawaa/osaka-naomi-20180911_a_23522169/
どうしても「こういうときだけ......」とひねくれた感情を抑えることができないのです。
別に、ハーフの彼女に、日本人としてなんら含むところがあるわけではない。
韓国人のネタとして、例えば「手塚治虫は実は韓国人だった」とかの、かっこいい事をなした人を「実はあの人は韓国人なんだよ」と言いふらしたりする、いわゆる「韓国人認定」を、日本人として嫌悪していた心理の反動というか。
こんな事で日本人は喜んでしまって。調子がいいんじゃないの?とか、浅ましいんじゃないの?と、自分を含めた大坂なおみさんを応援していた側の節操のなさに、ちょっと「恥ずかしい事なのかな…」という気持ちがあったのだ。
そこで、見つけたのが冒頭の海外反応系ブログのエントリ。
そこには、日本人が純粋に大坂なおみさんをマジで応援しているのを見て、「ハーフの彼女を同じ日本人として応援している!」との、外国人達の驚いた姿があった。
ああ。本当に日本には人種差別が少ないと思う。相対的に。
だって、そこに外国人が驚けるって事は、おそらくは白人社会では、黒人とのハーフは自分と同じ国籍であっても、同国人のように応援できない人もいるという事なのだ。
相対的に、日本では人種差別が少ないと、わかる話だろう?
それで、よくよく大坂なおみさんの国籍をネガティブにとらえている記事をいくつか読んでみると…。
その記事を書いているのが、まあ上記のハフポも含め、リベラル系なんだよね。
日本人は、大坂なおみさんを日本人として心理的に受け入れ、純粋に応援できていたと俺は思うのだけど。
どうも、リベラル系はその様子がお気に召さないように思う。
それで彼らは自らが率先し、「大坂なおみさんは純粋な日本人ではない」みたいな記事を書いてくる。朝日新聞の元記者が、どっかで出したコメントを俺は覚えているのだけど。新聞は、基本的に世論を善導する為に、記事を書いているのだそうだ。
つくづく思った。日本型リベラルこそ、俺は多様性に欠けると。
そして、改めて思った。大坂なおみさんを心から日本人として応援する事は、ぜんぜん悪い事ではなく、むしろ世界から称賛されるような心理なのだと。
遅くなってしまったが、優勝おめでとう!大坂なおみ選手。
■ セリーナ、ラケット破壊に“伝説の女王”が苦言「私は子供が見ていると考えていた」 「THE ANSWER:著者 : THE ANSWER編集部(2018.09.11)」より
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テニスの全米オープンで男女シングルス日本人初優勝を果たした大坂なおみ(日清食品)。決勝ではセリーナ・ウィリアムズ(米国)が主審への暴言などで警告を受けるなど取り乱す一方で冷静さを保ち、表彰式ではブーイングの観衆に涙の謝罪をするなど優しさを見せた。シングルス、ダブルスで4大大会優勝計49度という女子テニス界のレジェンドは、セリーナの振る舞いに苦言を呈する一方で「試合中も試合後も本当に感動的だったのはオオサカさん」と人間性を絶賛している。
4大大会通算49勝ナブラチロワさんがNY紙でコラム展開「セリーナは何を過ったのか」
テニスの全米オープンで男女シングルス日本人初優勝を果たした大坂なおみ(日清食品)。決勝ではセリーナ・ウィリアムズ(米国)が主審への暴言などで警告を受けるなど取り乱す一方で冷静さを保ち、表彰式ではブーイングの観衆に涙の謝罪をするなど優しさを見せた。シングルス、ダブルスで4大大会優勝計49度という女子テニス界のレジェンドは、セリーナの振る舞いに苦言を呈する一方で「試合中も試合後も本当に感動的だったのはオオサカさん」と人間性を絶賛している。
4大大会23勝を誇るセリーナの振る舞いは様々な意見を呼んでいるが、かつての女王マルチナ・ナブラチロワさんは容赦なかった。チェコと米国の二重国籍を持ち、グランドスラムでシングルス18勝、ダブルス31勝を挙げた天才レフティーは「セリーナは何を過ったのか」とタイトルをつけ、地元紙「ニューヨーク・タイムズ」でコラムを執筆している。
セリーナは劣勢に立たされた第2セット、客席からのコーチングをきっかけに客席からの指導で注意を受けて憤慨。その後もラケット破壊、度重なる暴言で計3度のペナルティを受け、試合後もカルロス・ラモス審判による性差別を主張していた。しかし、コラムではセリーナに対し、厳しい論調を展開している。
「セリーナ・ウィリアムズはある部分では正しい。素行不良がいかに罰せられるのかについては、大きなダブルスタンダードが存在する。そして、テニス界だけではない」と理解を示しながら、「男子が見逃されているのだから、女子だって見逃されるべきだ、という考えは賢くない」とセリーナの主張に言及した。
その上で「我々は自問自答すべき。我々の競技を尊重し、対戦相手に敬意を払うための正しい流儀は何なのか、ということを」と訴えかけている。セリーナはコーチング違反、警告を受けた状態でのラケット破壊、主審への暴言によるペナルティの3点で警告を受けたが、ナブラチロワさんは「それ以外に選択肢はなかった」とラモス主審の判断も全面的に支持している。
セリーナのラケット破壊に苦言「私も何度も粉々にしたいと思った。でも…」
セリーナのラケット破壊に苦言「私も何度も粉々にしたいと思った。でも…」
ゲームを失った瞬間のラケット破壊については「私も現役時代に何度も自分のラケットを粉々にしたいと思った。でも、その時は子供たちが見ていると考えた。そうすることで、渋々でもラケットを収めていた」と女王の流儀を説明。セリーナが04、09、11年の全米オープンでもコート上で騒動を起こした経緯とともに、今回の行動で大坂が被害者となったことも指摘している。
「(審判との)長い衝突の後、試合は再開となった。ナオミ・オオサカは彼女自身にとっても日本にとっても初のメジャータイトルだったが、こんなドラマとブーイングの攻撃の中で優勝を勝ち取った。私の見る限り、こんなグランドスラム決勝を見たことがない」
前代未聞の決勝と振り返る一方で、「ウィリアムズさんは試合後に確かにオオサカさんに素晴らしい態度を見せた。真の王者とも言えるかも知れない。オオサカさんの試合中、そして、試合後の振る舞い方こそが、本当の意味で感動的だった」と新女王・大坂の人間性を高く評価している。
セリーナは表彰式でブーイングを止めるよう、観衆に訴えたが、そもそも異様な状況を生み出したのはセリーナ自身。セリーナファンで埋め尽くされたスタンドの完全アウェーの雰囲気にも打ち勝ち、栄冠を掴み取った晴れの表彰式では涙ながらにファンに謝罪した。誰も真似できないナオミの流儀にかつての絶対女王も称賛を送っている。
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■ 全米OPの大坂なおみへの恥ずべき仕打ち 「BLOGOS(LM-72018年09月09日 22:06)」より
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大坂なおみが全米OPを制したことは紛れもない偉業であり、真に称賛されるべきことだ。しかし、全米OPが彼女に対して行った仕打ちは真に残念なものだった。NEW YORK POSTはIt's shameful what US Open did to Naomi Osaka(全米OPが大坂なおみに対して行ったことは恥ずべきことだ)という記事を発表し、激しく糾弾している。
大坂にとってセレーナ・ウィリアムズに全米OPの舞台で勝つことは幼い頃からの夢だった。それにもかかわらず彼女は祝福されず、全米OPは彼女にスポーツマンシップに悖る仕打ちをした。
表彰式において、大坂は顔を覆い泣きはらしている。ブーイングは鳴り止まず、全米テニス協会(USTA)の会長であるカトリーナ・アダムズは、「今日はみんなが期待していた結果じゃなかっただろうけど」と述べ、優勝した大坂を差し置いて、まずセレーナを褒め称えた。「セレーナ、あなたはチャンピオンの中のチャンピオンであって、すべての人にとって理想の母親であり尊敬される」と持ち上げた。その後、大坂への祝辞が続いたが、「最も世界で偉大なイベントにおける勝利を皆で祝福しましょう」という投げかけに対し、聴衆はブーイングで答えた。
優勝者が全く笑みを見せない表彰式は記憶がない。硬い表情で謝罪を口にする大坂の姿は痛々しくて見ていられない。優勝者が涙ながらに謝罪する表彰式なんて狂ってる。
しかし、試合は客席からのコーチング(指導)の疑いで警告を受けたS・ウィリアムズが、主審を「嘘つき! 謝れ!」などと罵るなど荒れた展開となっていた。表彰式が始まると、S・ウィリアムズの出産後初の全米制覇を期待していた客席からブーイングが起こった。
大坂の目から涙がこぼれ落ちた。S・ウィリアムズに肩を抱かれても表情は硬いまま。偉業達成の感想を問われた優勝インタビューでも涙をこぼし、異例の言葉を口にした。
「ちょっと質問じゃないことを語ります。みんな彼女(S・ウィリアムズ)を応援していたのを知っている。こんな終わり方ですみません。ただ試合をを見てくれてありがとうございます。本当にありがとう」
そして、S・ウィリアムズにお辞儀をして「プレーしてくれてありがとう」。プレー中とは正反対の弱々しい大坂の姿に、ブーイングを浴びせていた客席が一瞬、固まった。
【全米テニス】大坂なおみの優勝にブーイング 20歳の新女王が涙の謝罪「こんな終わり方ですみません」 - 産経ニュース
そもそも本件に対し彼女に非がないことは明らかだ。彼女は全米OP決勝の舞台でセレーナと正々堂々試合をし、勝利したのだ。非があるとしたらルール上は主審による三つの警告は正しかったのに主審を泥棒呼ばわりしたセレーナのほうだろう。セレーナが表彰式でブーイングを鎮めたことを美談とする向きもあるが、そもそも自分が招いた事態である。
大坂は全米OPを制した。優勝は彼女にとってかけがえのない喜びの瞬間になるはずだったし、なるべきだった。しかしその瞬間は永遠に奪われた。
■ 大坂なおみ、最後まで礼儀を忘れない姿に世界が感動 「ナオミ、なんて品格なんだ」 「THE ANSWER(2018.09.09)」より
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テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が元世界1位の女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-2、6-4でストレート勝ち。日本人史上初となるグランドスラム制覇を成し遂げた。苛立つセリーナはラケットを破壊。コーチングバイオレーションを巡り、主審に試合中に罵声を浴びせてゲームペナルティを受けるなど大荒れだった試合で、冷静さを保ち、頂点にたどり着いた20歳のシンデレラガールに称賛の声が集まっている。
全米オープンを制した大坂なおみ【写真:Getty Images】
完全アウェー&大荒れの中でも、礼儀正しさを貫いた姿を世界が称賛
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が元世界1位の女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-2、6-4でストレート勝ち。日本人史上初となるグランドスラム制覇を成し遂げた。苛立つセリーナはラケットを破壊。コーチングバイオレーションを巡り、主審に試合中に罵声を浴びせてゲームペナルティを受けるなど大荒れだった試合で、冷静さを保ち、頂点にたどり着いた20歳のシンデレラガールに称賛の声が集まっている。
「レッツ・ゴー・セリーナ」の合唱も巻き起こった絶対アウエーで、大坂は冷静さを保った。夢にまで見た憧れ、セリーナとの頂上決戦。ついにやってきたマッチポイントで大坂は鋭いサービスを放つ。ラケットを合わせるのがやっとだったセリーナ。リターンに失敗した瞬間、大坂の優勝が決まった。
セリーナは主審に対する再三の暴言に加え、ラケットも叩きつけて破壊。ペナルティを受ける大荒れの展開で、勝利の瞬間、大坂は笑顔を隠すように、サンバイザーを目深に被る。礼儀正しく一礼しながらネットに歩み寄ると、セリーナから抱きしめられた。
セリーナ劇場にも動揺せず。サービスもショットも冴え渡り、20歳で戴冠の瞬間を迎えた大坂に、ツイッターでは世界中から称賛の声が集まっている。
「ナオミは私の新たなヒーロー」「なんて品格なんだ」
「ナオミ・オオサカ、あなたこそ女王だ。おめでとう。王者のように戦ったよ」
「ナオミは私の新たなヒーローだ」
「ナオミは謙虚さの定義ね」
「ナオミは優勝したことで謝る必要ないのに。チャンピオンになったことで動揺する姿は見ていて辛い」
「私はナオミ・オオサカを称賛したい。米国でアウエーの観衆の前でセリーナ・ウィリアムズに20歳でグランドスラム初優勝。ドラマにも関わらず、集中力を研ぎ澄まそうとした。とても謙虚で、常に感謝の気持ちがある。彼女が優勝してくれて幸せ」
「偉大!偉大よ!最高の試合で、最高の全米オープンを見せてくれました。素晴らしい。おめでとう!最も温かい感謝をブラジルより」
「あなたは偉大なチャンピオン」
「ナオミ、なんて品格なんだ」
「USオープンの観衆はどうなっているんだ。彼らとセリーナはナオミの品格に相応しくないよ」
グランドスラム優勝23回で絶対的なセリーナファンが目立ったスタンドから、ブーイングを浴びることもあった大坂は絶対アウエーの中で毅然と戦い抜いた。その姿には世界中で感動が巻き起こっていた。
【動画】優勝の瞬間、サンバイザーのつばを下げて涙をこらえる大坂、最後まで礼儀正しさを貫いた姿を世界が称賛
loading tweet...— US Open Tennis (@usopen) 2018年9月8日
The Pride of □□!@Naomi_Osaka_ defeats Serena Williams 6-2, 6-4 to become the first Japanese player to win a Grand Slam singles title!#USOpen pic.twitter.com/sNilrZOaNU
— US Open Tennis (@usopen) 2018年9月8日【動画】優勝の瞬間、サンバイザーのつばを下げて涙をこらえる大坂、最後まで礼儀正しさを貫いた姿を世界が称賛
■ 大荒れセリーナ、衝撃ラケット破壊の一部始終に海外ファン激怒「恥ずべき振る舞い」 「THE ANSWER(2018.09.09)」より
/セリーナがラケットをたたきつけ破壊する瞬間を海外メディアが公開
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)が元世界1位の女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-2、6-4でストレート勝ち。日本人史上初となるグランドスラム制覇を成し遂げた。一方でグランドスラム24勝目はならなかったセリーナは、スタンドからコーチングを受けたことでの警告をきっかけに激怒。ラケットを地面にたたきつけて、怒りを爆発させた。この場面の一部始終を米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」スペイン語版の公式ツイッターが公開。ファンの顰蹙をかっている。
セリーナのイライラがピークに達した。第2セット、ブレークバックを許した第5ゲームだ。手にしていたラケットを目いっぱい地面にたたきつけた。無残にもフレームは折れ曲がり、ガット部分も破れてしまった。この愚行で、この日2度目の警告を受けたセリーナ。鬼の形相で不満を主審にぶつけたが、この後には3度目のペナルティーを受け第8ゲームは戦わずして落とした。3-5となり、結局このセットも落としストレート負け。まさに自滅だった。
ラケット破壊の瞬間を同メディアは「セリーナ・ウィリアムズ、怒りを爆発させラケットを叩きつけて破壊。そしてベンチで泣いた」とつづり、動画を公開。フォロワーからはブーイングが相次いでいる。
「悪しき敗者…!」
「恥ずべき振る舞い」
「対戦相手と審判に対して無礼。失格にすべき」
「彼女はテニス界にとって大事な選手で、多くの女性とアスリートにとって手本になるべきなのに」
「恥ずかしい!!!!」
女児の出産から1年。この大会にかける思いの強さから出てしまった行動なのか。最後まで冷静さを取り戻せなかったセリーナ。試合後は抱擁で大坂を称えたが、その女王らしからぬ振る舞いはしばらく尾を引きそうだ。
(※mono....以下動画など略)