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ゆる言語学ラジオ
2022/11/19 ゆる言語学ラジオ全部(順番通り)
今回は黒島先生ゲスト回の第2弾です。「平均的な言語はある?空軍のリサーチから考えてみよう」「日本語の母音・子音は多い?少ない?」「記述言語学者から見た、日本語にしかない特徴は......」など、世界の言語と比較しながら日本語についてお聞きしました。

【目次】
0:00 平均的な人とは?
2:19 平均的な人間は存在しない
6:04 世界で日本語はドヤれるのか
7:37 日本語の母音は多い?少ない?
11:14 口内を見れば母音の区別ができる
20:39 日本語の子音は多い?少ない?
25:18 世界で一番音素が多い・少ない言語
29:35 日本では聞かない発音
32:37 世界から見たら日本語は平凡
38:07 平凡であっても普通ではない

【参考文献のリンク】
○WALS Online
https://wals.info/
世界の言語の様々な特徴を対象できるサイト。

(※ 結論:世界の言語の中で日本語にしか無い特徴は・・・・無い!!)


■ 「地球の人類はみな同じ言語を話している」 : 国際的研究で判明したこの衝撃の事実から、むしろ浮かび上がる「日本語」という存在の奇妙さ 「In Deep(投稿日:2016年9月14日 更新日:2018年2月23日)」より
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2016年9月13日のロシアの報道



旧約聖書『創世記』11章01節

世界中は同じ言葉を使って、同じように話していた。


冷静に考えると異常ともいえる地球の言語の多彩さ
なぜ、世界中の言葉は違うのだろうというのは、ずいぶんと小さな頃から考えていたことで、今でも時々考えます。

今の地球にどのくらいの言語があるのかというと、世界の言語の百科事典ともいえるエスノローグ(Ethnologue)には、 6912 の言語が掲載されているということで、かつては 7148言語という時代もあったようですので、もう何だか世界の言語はものすごい数なのです。

宇宙の中ではそれほど広い惑星というわけでもないこの地球で、そして、その人口も多いとはいえ現在 34万人くらいの(所沢の人口かよ)…… 現在 73億5136万6603人(世界の人口より)ほどの人たちが、こんなにたくさんの種類の言語を使っているということは、ずっと不思議でした。

そして、その後知った、現世人類がアフリカ単一起源(現代の人類の祖先はアフリカで誕生し、その後世界中に伝播していったという今ではほぼ確実な学説)であるということ、そして現世人類の歴史は、せいぜい 15万年前後くらいしかないという事実。

15万年の間に、アフリカから世界中に人の移動と共に言葉が拡がっていったとするならば、現在の地球がこんなに多彩な言語になっているというのは、やはり不思議な気がするのです。

(※mono....中ほど大幅に略、詳細はサイト記事で)
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earth-chronicles.ru

すべての人類は同じ言語を話している

聖書のバベルの塔をご記憶だろうか。塔を建設するまで人間はみな同じ言葉を話していたが、神は人間から同じ言葉を話すことのできる能力を奪った。

最近、アメリカ、ドイツ、アルゼンチン、スイス、オランダの代表者を含めた科学者と言語学者たちによる国際研究グループは、広範な研究を行った上でセンセーショナルな結論に達した。

それは、地球上のすべての人が同じ言語を話しているというのだ。

この研究で科学者たちは、異なる 3700の言語のそれぞれから 100の基本的な単語の分析を行うプログラムを作成した。3700 という数は、既存の言語の 62%にあたる。

分析の結果、世界のすべての言語には隠された共通のルーツがあることを示した。

(※mono....中ほど大幅に略、詳細はサイト記事で)
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要するに 3700の言語の基本的な単語には、「音」の共通性が見られるということなのですが、ちょっと具体的ではないですので、少し具体的に取り上げていたものとして、英国テレグラフの記事があります。

Humans may speak a universal language, say scientists
(人類は共通の言語を話しているのかもしれないと科学者たちは言う)

という 9月12日の記事です。

ここに少しだけ具体例が出ているのですが・・・しかし、ここにある具体例を見て、「日本語を話す日本人」である私は「おや?」と思ったのでした。

(※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で)
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旧約聖書にあるように、最初、地球の言葉は同じだったものが「神」により世界中で別のものにされたのだとしても、あるいは、日本語に関しては、地球のものではなかったのかもしれないですね。

私は昔から日本語の特殊性に惚れ込んでいて、そして、どうしてこんな独自な言葉が出現したのだろうなずっと考えていましたけれど、「異次元からやって来た」というように考えてみるのも夢がある話かもしれません。

















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最終更新:2024年10月10日 06:48
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