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■ クレーター生成に成功!「はやぶさ2」が挑む次のミッションとは? 「ニュースイッチ(2019年04月09日)」より
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に人工クレーターを作るための衝突体をリュウグウにぶつけることに成功した。生成が期待される人工クレーターを確認後、はやぶさ2のタッチダウン(着陸)でリュウグウ内部の試料を採取する。小惑星にクレーターを作ることは世界初の試みで、天体試料を地球に持ち帰るサンプルリターン計画の新しいモデルとなるかもしれない。

(※mono....中略)
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 はやぶさ2プロジェクトチームの津田雄一プロジェクトマネージャは「小惑星に穴を掘る技術とその様子を観察できるカメラの技術を合わせ、小惑星に穴を掘り確認するという宇宙探査の新しい手段を確立できた」と喜ぶ。

 衝突装置は直径30センチメートルの円すい形で、爆薬を含む質量は14キログラム。内部には厚さ5ミリメートル、重さ2キログラムでできたライナーと呼ばれる衝突体を内蔵している。

 はやぶさ2から分離した衝突装置はリュウグウ表面に達する前に爆破し、秒速2キロメートルでライナーが飛び出す。加速したライナーはリュウグウに叩きつけられ、リュウグウ表面に人工クレーターを作る仕組みだ。

  今回の運用は、はやぶさ2にとって非常に危険なミッションだ。衝突装置が作動時に発生する破片やリュウグウの砂や岩などの噴出物が舞い上がり、はやぶさ2にダメージを与えることも考えられる。

 そのため、はやぶさ2は衝突装置の分離とともに、リュウグウの高度500メートルの位置から速やかに離脱する必要があった。

(※mono....中略)
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 プロジェクトチームの吉川真ミッションマネージャは「小天体などの地球への衝突を避ける『プラネタリーディフェンス』に関する大きな成果となった」と評価する。

 人工クレーター生成とタッチダウンで得られる試料の分析から、天体の衝突による成長や破壊をくり返す天体形成進化の理解につながると期待される。

 はやぶさ2は5月の改元を宇宙で迎え、平成と令和の時代をまたいでミッションを遂行する。2020年のリュウグウからの帰還は、日本の新時代の到来を象徴するイベントになりそうだ。







2018/05/18 に公開
Japanese Version
On 3 December 2014, the Japanese space probe Hayabusa2 embarked on a sample return mission to asteroid (162173) Ryugu (formerly designated 1999 JU3). On board is the Mobile Asteroid Surface Scout (MASCOT), a lander built by the German Aerospace Center (Deutsches Zentrum für Luft-und Raumfahrt; DLR) in collaboration with the French space agency CNES. The aim of the Hayabusa2 mission is to learn more about the origin and evolution of the Solar System. As asteroids account for some of the most primordial celestial bodies, researching them gives us a glimpse into our cosmic past. Furthermore, Ryugu is a near-Earth asteroid, which means it could pose a threat to Earth and must be investigated in order to reduce this threat.


■ 「はやぶさ2」の小型機「MASCOT」がリュウグウに着地成功 「Astro Arts()」より
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小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載されたドイツ・フランスの着陸機「MASCOT」が小惑星リュウグウへの着地に成功し、約17時間にわたって表面での科学観測を行った。

「MASCOT(Mobile Asteroid Surface Scout)」はドイツ航空宇宙センター(DLR)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)によって開発された小型の着陸機で、機体のサイズは 27×29×19cm、重量は9.8kgと、9月21日にリュウグウに着陸した「MINERVA-II1」よりやや大きい。

微小重力天体に着陸して移動探査する技術の実証を主な目的としている「MINERVA-II1」とは異なり、「MASCOT」は科学観測を主目的とした着陸機だ。「はやぶさ2」プロジェクトMASCOT担当の岡田達明さんは、「「はやぶさ2」でサンプルを採取する際には弾丸でリュウグウ表面を砕いて採取し、地球に帰還するカプセルも強い振動を受けるため、採ったサンプルはどうしてもリュウグウ表面そのままの状態ではなくなります。「MASCOT」の最大の意義は、リュウグウの表面をそのままの状態で観測できることです」と述べている。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

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■ 小型着陸機MASCOT 「JAXA」より
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「MASCOT (Mobile Asteroid Surface Scout)」はDLR(ドイツ航空宇宙センター)とCNES(フランス国立宇宙研究センター)によって共同開発された小型着陸機です。MASCOTは「はやぶさ2」の -Y面(高利得アンテナを頭、イオンエンジンを背中としたときの左手側の面)に格納されていて、ここから分離されます(図1)。

図1 「はやぶさ2」探査機のイラスト。-Y面(左側面)にMASCOTが格納されている。(画像クレジット:JAXA)

MASCOTは0.3×0.3×0.2 mの直方体で、重さは約10kgと、MINERVA-II1(直径18cm×高さ7cm、1.1kg)よりは少し大きな着陸機です(図2)。

図2 MASCOTのフライトモデル。(画像クレジット:DLR)

上面にアンテナがあり、MINERVA-II1と同じように「はやぶさ2」の中継器 (OME-E) との通信をおこないます。側面には広角カメラ (MASCAM) が搭載されていて、周囲の画像を撮影できます。底面には分光顕微鏡 (MicrOmega) があり、リュウグウ表面の鉱物の組成や特徴を調べます。そのほか、表面温度を測る熱放射計 (MARA) や磁場を測定する磁力計 (MASMAG) も搭載しています。

MASCOTもMINERVA-II1と同じくホッピング機構を持っています。機体内部にあるアームをモーターで回転させる反動で、機体の姿勢を変えたり跳び上がることができます。MASCOTは上面アンテナが上、分光顕微鏡の面が下になる姿勢で活動するように設計されているため、もしリュウグウ表面で静止した際に違う姿勢になっていた場合には、ホッピング機構を動かしてこの姿勢に変えます。なお、MASCOTがホップして移動するのは1回だけです。MINERVA-II1のように何度もホップするわけではありません。

(※mono....MASCOTの図を略)
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MASCOTの着陸地点としては、リュウグウの南半球にあるエリアが選ばれています(図4)。「はやぶさ2」のタッチダウン地点、MINERVA-II1とMASCOTの着地点がそれぞれ重ならないようにし、なおかつ、「はやぶさ2」との通信可能時間や太陽光が当たる時間、科学的に有意義な探査が期待できる場所であることなどを考慮して決定されました。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


★ 「大好きだよ、はやぶさ2」ブライアン・メイさんが応援メッセージ 「毎日新聞(2019年2月22日 08時53分/最終更新 2月22日 12時13分)」より
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 小惑星リュウグウへの着陸に挑む探査機「はやぶさ2」に対して、英ロックバンド「クイーン」のギタリストで天文学者でもあるブライアン・メイさんから応援メッセージの動画が届いた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22日に公開した。

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毎日新聞
2019/02/21 に公開
小惑星リュウグウへの着陸に挑む探査機「はやぶさ2」に対して、英ロックバンド「クイーン」のギタリストで天文学者でもあるブライアン・メイさんから応援メッセージの動画が届いた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22日に公開した。(提供動画)2019年2月22日公開




■ 小惑星探査機「はやぶさ2」第1回目タッチダウン成功について 「JAXA(平成31年2月22日)」より
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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星Ryugu(リュウグウ)へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。

 「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへのタッチダウンを成功させることができました。


 2019年2月22日に、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星リュウグウへタッチダウン(接地)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施し、タッチダウン及びプロジェクタイル(弾丸)の発射を含めた試料採取のためのすべてのシーケンスが完了したことを確認しました。国内外関係の皆様のご協力と国内外からたくさんの応援をいただいたことに改めて感謝申し上げます。
 今回の一連の運用は、「はやぶさ2」のサイエンスチームとエンジニアリングチームの総力を結集し、わずか約6メートル幅の領域へのピンポイントタッチダウンを試みた非常にチャレンジングな試みでした。2010年に帰還した「はやぶさ」に引き続き、世界で2例目の小惑星天体の表面物質採取に成功していることを期待しています。
 「はやぶさ2」で得られるサイエンスの成果は太陽系惑星科学の発展に大きく寄与するものであり、我が国が独自性・優位性を有する深宇宙探査技術をより強固にしたものと確信しております。
 今後も、海外宇宙機関を含め多くの皆さまの応援と期待にお応えできるよう、引き続きインパクタを用いたミッション、さらには2020年末の地球への帰還に向け、「はやぶさ2」の運用を継続してまいります。

JAXA理事長 山川 宏





タッチダウン直後の画像、ONC-W1による撮影
撮影時刻:2019/02/22 07:29:57
高度:30m以下

画像クレジット:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研


★ 探査機「はやぶさ2」、リュウグウへのタッチダウンに成功 「BBC(2019.2.22)」より
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ポール・リンコン、科学編集長、BBCニュースウェブサイト

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の地表から岩石標本を採取するための着陸に成功したと発表した。

タッチダウンと呼ばれる今回のミッションは、あらかじめ決められていた地点から標本を採取し、直後に離陸するというもの。タッチダウンは22日午前8時過ぎに行われた。

はやぶさ2は今年6月、3年半の航行の末にリュウグウに到着した。帰還は2020年を予定している。

はやぶさ2には標本(サンプル)採取のための「サンプラーホーン」という装置が組み込まれている。タッチダウンの際、金属製の5グラムの弾丸が、秒速300メートルの速さで地表面に撃ち込まれる。

その弾丸の衝撃で放り出された岩石の破片がサンプラーホーンの中に納まるという仕組みだ。

高度20キロメートルの「ホームポジション」からの降下が始まったのは21日午後1時45分。予定よりも5時間遅れていたが、高度5キロメートルまでの降下速度を上げて、当初の降下計画に間に合わせた。

<関連記事>


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★ はやぶさ2「初号機とは違うのだよ」リベンジの着陸成功 「朝日新聞(杉本崇 2019年2月22日09時45分)」より
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 「ついにここまできた。今度こそ計画通りに動いて」――。探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に着陸した22日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(相模原市)の管制室は喜びに包まれた。

 リュウグウへの最終降下判断をしたのは午前6時14分。その後は地球との通信が難しくなるため、はやぶさ2は自律制御で着陸する。20キロ上空から甲子園球場のマウンドに降りるほどの精度が必要で、管制室にいる50人のほとんどが立ち上がり、画面を食い入るように見つめた。午前7時48分、着陸と弾丸発射を示すデータが届くと、スタッフから拍手が湧き、抱き合って喜ぶ姿も見られた。「初号機とは違うのだよ、初号機とは!」と書かれた紙をライブ中継のカメラに向ける研究者の姿もあった。





【解説記事】https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190221-00010004-wordleaf-sctch
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日朝、小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「リュウグウ」へのタッチダウン(着地)運用を行う。はやぶさ2がリュウグウに着地するのは午前8時25分ごろの予定。



THE PAGE
2019/02/20 にライブ配信
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日午後3時から記者会見を開き、小惑星「Ryugu」(リュウグウ)の観測を続ける小惑星探査機「はやぶさ2」の現状や、タッチダウンのスケジュールについて説明する。

JAXAによると、「はやぶさ2」のタッチダウンは2月22日の予定。現在、リュウグウの中心から約20キロ上空のホームポジションの位置にいて、タッチダウンの準備を行っている。
















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最終更新:2019年04月09日 19:23