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● ジュゴン〔Wikipedia〕
沖縄県では、2004年以降の確実な出現記録はない[5]が、沖縄島の大浦湾や古宇利島周辺でたびたび目撃されている。目視観察により確実に個体識別されている個体は3頭であり、これらの個体は沖縄島東海岸の嘉陽周辺及び西海岸の古宇利島周辺の海域を生息地とし、両海域を北端の辺戸岬経由で往来することが確認されている。ただし、個体Aは2015年9月以降、個体Cは2018年9月以降発見されておらず、2019年3月には、個体Bとみられる死体が運天漁港で発見された。一方、2017年には、個体識別されている3頭以外に子供とみられるジュゴンが目撃された例もある。



★ ジュゴンが死んだ…米の自然保護12団体、辺野古工事の一時中止求める 下院に書簡 「沖縄タイムス(2019年3月23日 05:30)」より
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【平安名純代・米国特約記者】国の天然記念物ジュゴンの死骸が今帰仁村の運天漁港で見つかったことを受け、米国の12の自然保護団体は19日(現地時間)、米下院軍事委員会のアダム・スミス委員長らに対し、環境を著しく破壊している名護市辺野古の新基地建設工事の一時中止を米国防総省に命じ、米連邦議会が監査権を行使して同省に米環境法を遵守(じゅんしゅ)させるよう求める連名の書簡を送付した。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 沖縄で死骸発見のジュゴン「パヨクが撲殺」と情報が拡散 県や保護団体「根拠なし」 「BuzzFeed News(2019/03/22 18:12)」より
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国の天然記念物で、絶滅が危惧されるジュゴンの1頭の死骸が、沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)の沖合で見つかった。

これを受け、「パヨクに撲殺されていたことが判明」とする、まとめサイトによる記事がネット上で拡散している。

しかし、それは根拠のない真偽不明の情報だ。県やジュゴンの保護団体らも「死因特定はこれから。根拠がない」とBuzzFeed Newsの取材に語る。

見つかったジュゴンは雌で、通称「個体B」。

3月18日午後5時ごろ、沖縄県今帰仁村の運天漁港の防波堤近くで浮いていたのを、今帰仁漁業協同組合の組合員が見つけた。連絡を受けた同漁協の組合員らが陸揚げし、死亡を確認したという。

運天漁港に近い古宇利島(こうりじま)沖を主な生息域としていたジュゴンだった。

体長約3メートル。頭部や胸びれなどに傷があり、出血もあった。

まとめサイトが「判明!」と拡散

拡散している記事の見出しは「沖縄で死んだジュゴン、パヨクに撲殺されていた事が判明!!!」。まとめサイト「あじあにゅーす2ちゃんねる」によるものだ。
http://toua2chdqn.livedoor.blog/archives/55048006.html

「パヨク」とは「左翼」を指すネットスラングだ。

沖縄県の米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古への「移設反対派」がそう呼ばれることも多い。

反対派は、海に生息するジュゴンを守りたい、との理由も掲げている。

根拠がまったくない記事

同サイトでは、琉球新報の記事「生息精査、国に求める 漁協、保護団体 ジュゴンの痛々しい姿に『残念』」を転載している。

しかし、元記事には見出しにとっているような「反対派による撲殺」などの言及は一切なければ、「撲殺」のソースも明示されていない。

さらに、「沖縄で死んだジュゴンに深い傷と出血 死因は頭部外傷か」とも指摘したが、これも元記事には掲載されていない話だ。

そもそもジュゴンの死因はまだ特定されていない。

それにもかかわらず、記事のコメント欄には、こんな言葉が並んだ。

「パヨクついにライン超えたな」「まあパヨクの船ガツーンだわな」「結局パヨクの仕業だったのか」「あれれ~?犯人わかっちゃったんですけど」「うっわ!最低だなパヨクwwwwww」...。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 「ジュゴンの死」は辺野古埋め立てと関係があるのか 今帰仁の沖に浮かんだ亡骸 「J-cast news(2019/3/19 19:47)」より
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 2019年3月19日午後5時ごろ、沖縄県今帰仁村の沖合でジュゴンの死骸が見つかった事案。ジュゴンに詳しい関係者によると、「沖縄防衛局が確認している3頭のうち、個体Bの特徴を確認できた」という。

 辺野古では、普天間飛行場移設に伴う埋め立て工事が進められている。ジュゴンの死への影響は―。

かなりショックですね」
 ジュゴンは絶滅危惧種の海生生物。海草を餌にしており、沖縄本島周辺に生息しているとされる。海草は希少とされており、辺野古の埋め立て工事が行われている沖合は、ジュゴンの餌場とされている。

 J-CASTニュース編集部で19日、今帰仁漁業協同組合などに確認したところによると、今帰仁村の運天漁港から150メートルの沖合でジュゴンのようなものが浮いているのを、組合員の男性が発見して連絡。陸揚げしたが、すでに死んでいる状態だったという。その後、死骸はジュゴンだと確認された。

 ジュゴンの死骸は現在、今帰仁村が冷凍施設で保管している。経済課の担当者は19日、編集部の電話取材に対して、「外傷はそんなに多くないがところどころに傷があり、胸びれの部分に切り口みたいのがあった。漂流しているときについているのかと思うがよくわからない。どういった原因か詳しくわからない」などと話していた。体長は約3メートルでメスだという。今後の解剖については、「関係団体と調整し協議をしていく。現段階では死因等はわからない」と答えるにとどめた。

 ジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎事務局長は19日、J-CASTニュース編集部の取材に対し、沖縄防衛局が確認している3頭のうちの「個体B」の特徴を確認。「左の腰のあたりで『への字』にへこんだ部分があり、今回の死骸で特徴を確認できた。ほぼ確実に個体Bではないか」と話し、次のように思いを明かした。


「沖縄防衛局が確認していた3頭のうち、(個体)Cが2015年で行方不明になって、2018年に個体Aが行方不明になっていて、唯一今年の1月までに確認されていたのが個体Bだった。ほかの個体は行方不明で死体を確認しているわけではないが、今回確実に個体Bはいないという現実を突きつけられたので、かなりショックですね」(細川さん)


 一方、辺野古で進められている基地建設との関係について細川さんは、「個体Bに関しては主な生息海域が古宇利だったので、辺野古の基地建設とは関係ないと思う」としていた。ジュゴン保護キャンペーンセンターの蜷川義章事務局長も「個体AとCは間違いなく工事の影響だが、Bについてはそこまでわからない。専門家の結果(次第)と思っている」としていた。

土砂運搬船を避けて移動の可能性も?

 一方、自然保護などを訴える公益財団法人、日本自然保護協会は19日、J-CASTニュース編集部の取材に対し、日本政府に辺野古の埋め立て工事の即時中断を求める意見書を送ったことを明かした。同協会の意見書では個体Bについて、「西から東へと移動する埋立土砂の運搬船の影響を受ける可能性が指摘されてきた」などと触れている。土砂運搬船は本部地区で土砂を積み、北部を回って東へ移動するという。

 同協会の安部真理子主任は19日、J-CASTニュース編集部の取材に対し、次のように答えた。


「事業者に聞くと、『ジュゴンにぶつからないように沖合10キロ以上遠くを通っています』というが、10キロというのは科学的根拠は全く皆無。個体Bの移動ルートとあわせて考えると衝突する可能性や、衝突まではいかなくても土砂運搬船を避けようと思ってどこかにいった可能性もある。(ジュゴンは)音に敏感なのでいろんな要因が考えられる」(安部真理子主任)


 沖縄防衛局などの調査によると、個体Bは1月8日に古宇利島沖で確認されている。














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最終更新:2019年03月23日 15:52