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+ ニュースサーチ〔東京女子医科大学病院〕





3年前、女帝の不正に関する取材が佳境に入ると、奇妙な出来事が続いた。

事務所のドアが開かないので、所轄の警察に連絡して調べてもらうと、カギ穴に接着剤が流し込んであった。
「たぶんこれは警告を意味しています。あなたの居場所が分かっているということか、次はもっと何かやるぞということか」
鑑識の警官が真顔で言った。

護身用の武器を常備して、クラウドで確認できる監視カメラを数ヶ所に設置した。重要な証拠書類はすべて電子データにして、信頼できる人間に分散、共有した。

そして2022年4月21日、週刊文春が店頭に並ぶ。
女帝が多額の不正を行っていた「3つの疑惑」が、初めて報道された。今回の逮捕容疑となった「一級建築士ルート」は、この時に伝えている。

なぜ、私たちが危険を顧みずに、この報道を行なったのか。
それは女子医大でしか救えない命があるにもかかわらず、女帝やその側近たちが貴重な医療体制を壊したからだ。
そして尊い命の犠牲に対する贖罪と約束だったはずのPICU(小児集中治療室)を「儲からない」という理由で女帝たちは解体した。

おそらく自分は絶対に捕まらない、という自信と根拠が彼女にはあったのだろう。
それは守護神のような有力政治家の存在だったかもしれないし、一部で噂になっている組織だったのかもしれない。

女帝のことを「いい面もあった」という人もいるが、女子医大の中で実績や人望がある女医たちを、策略を使って追放したことを知っているのだろうか。
権力を手にした老女の不正は、大胆な手口になり、疑惑の金はどんどん膨れていった。

風の強い今夜、湾岸署の留置場で女帝はどんな夢をみているのだろう。
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■ 《東京女子医大“理事長解任”を決定》封印された内部告発「カネに強い執着心」「異論に報復人事」第三者委員会が暴いた女帝の正体「破壊された医療現場を死守する医師の矜持」 「文春オンライン(2024/08/08)」より

















■ 東京女子医大病院で看護師400人が退職希望「減給にボーナス0…悔しい」 「文春オンライン()」より
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「コロナ禍でも看護師たちは毎日出勤し、リスクに怯えながら仕事しています。ところが、私たちの病院では、病院の財政悪化を軽減するためという理由で、医療スタッフの給料も減ったのです。さらに先日、夏季ボーナスが支給されないことが発表され、看護師たちの我慢は限界を越えています。本当に悔しいです」

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 そう悲痛な思いを打ち明けるのは、東京女子医科大学病院(東京都新宿区)の内科系に勤務する入職8年目の20代女性看護師Aさんだ。

 東京では7月9日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高となる224人となり、感染の再拡大が懸念されている。忍び寄る第2波を前に「医療崩壊」を防ぐ方策が検討される中、同病院では「多くの看護師がすぐにでも辞めたいと口にしている」(Aさん)という異常事態が起きている。12月で創立120年となる名門大学病院で、いま何が起きているのか。

「コロナ病棟に行ってもいい人は手を挙げてほしい」

 東京女子医大病院のコロナ患者の受け入れ状況について、Aさんは次のように語る。
(※mono....中略)
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 コロナ病棟を担当した看護師は、防護服のせいで体温が上がるだけでなく、長時間呼吸をしづらい構造の医療用マスクを着用するため、体力の消耗も激しい。志願してコロナ患者の病棟へ行った看護師の中には子供や家族がいる人もいましたから、心労も大きかったようです」(病院関係者)

人手が足りない中で命じられた「一時帰休」

 そんな医療崩壊の危機と隣り合わせで激務をこなす看護師たちを待っていたのが、コロナを理由にした「減給」だった。

「私たちの病院では全看護師に特別手当や危険手当などは一切ありません。さらに、緊急事態宣言明けの6月に看護師の私たちに、上長から口頭で『一時帰休』が求められました。『月に必ず2日間とってください』と言われ、ほぼ強制的に一時帰休が6月のスケジュール表に組み込まれました。帰休中の賃金は60%に引き下げられた」

「一時帰休」とは、経営の悪化や業績低下に陥った際に会社側の指示で従業員を一時的に休ませること。東京女子医大の理事会は4月17日に職員に対して「一時帰休の実施」を通知。理由として「教職員の方々の生命身体の安全の確保を図りつつ、また他方で支出を抑え法人財政の悪化を少しでも軽減する」ため、としている。

「給与が減る問題以上におかしいと思うのは、現場はコロナ対応で人手が足りないのに休まなくてはいけなかったこと。病院側は現場のことを考えているとは思えません」(Aさん)
(※mono....中略)
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《夏季賞与の件、コロナのことがあるので今までのような額の支給は期待していませんでしたし、それでもしょうがないと思っていましたが、まさか支給なしになるとは思いませんでした。(略)病院や患者さんのためだと思って一生懸命働いてきたつもりです。時間外労働も昨年までに比べて減るよう努力し、(略)一時帰休だって受け入れて、収入は減る一方です。なのに、この仕打ちはひどいと思いました。独身で一人暮らし・就職してからたった数年。これでは生活できないです。(20代・女性・看護師)6月16日投稿》

コロナ真っ只中に理事長室6億円改修を承認?
(※mono...中略)
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 もちろん、病院経営の無駄を削った上で立ち行かないのなら納得できるのですが、最近新しく教育棟が建設され、理事長の部屋を6億円もかけ改修したという話も出ている。その承認は、コロナ真っ只中の4月22日だったと労働組合の報告で知って、言葉を失いました」

看護師の5人に1人が退職意思

 労働組合側の調査によると、約2000人いるという同病院3施設の看護師のうち、400名以上が退職の意思を示しているという。

「今回のボーナスカットが決定打になり、辞めることを決めたという人が大半です。私の周囲でも就職サイトに登録したり、次の病院を探していたりする動きは実際にあります。ところが、6月25日に開かれた団体交渉の場で、病院側の弁護士は『深刻だとは思うが、足りなければ補充するしかない。現在はベッド稼働率が落ちているので、仮に400名が辞めても何とか回るのでは。最終的にベッド数に見合った看護師を補充すればいいこと』と発言したそうです。でも、今ようやく患者さんが戻ってきている状態なので、もし本当に看護師が大量に辞めたら、第2波がきたときに対応できないかもしれません」(Aさん)

 看護師のBさんも憤りと病院への不信感を露わにする。

「国から医療従事者に対しての慰労金が1人当たり最大20万給付されることになりましたが、そのお金は病院に入った後に個人に支払われる。学校側は、8月に何らかの手当の支給を考えているとしていますが、詳細は分からない。職員たちは『国の慰労金を病院からの手当として払うのでは』とか、『病院はその20万円も渡さないのではないか』と疑心暗鬼になっています」

 大学側にボーナスカット、理事長室の6億円改修、400人を超える退職希望者、「足りなければ補充」発言などについて事実関係を問い合わせると、以下のように回答した。

「今回の質問につきましては回答を控えさせていただきます。ご希望に添えず申し訳ございません。ご理解ご了承いただけますよう、お願いいたします」(学校法人東京女子医科大学総務部広報室)

 最前線でコロナウイルスと戦っている看護師たちが報われる日はくるのか。


■ 臨床研究・・・ 「二階堂ドットコム(019/05/07 11:07)」より
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(※mono...産経新聞引用記事は下記のもの。略。)

↑この看護師証言のキモは、「上限量は無い。」という部分。医者側は下らない臨床研究を適当にやってたんだろうなぁ、と想像がつく。大学病院だし、

「小児ICU管理におけるプロポフォール使用量の検討」

とか言う題名で臨床研究やってたんじゃないの?そうじゃなければ子供にそんなにプロポフォール打たないだろ。その辺を遺族は調べているのだろうけど。臨床研究だとしたら、学内委員会を通した後に患者の承諾を得る必要があるけど。本来の流れならね・・・

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)



 東京女子医大病院(東京都新宿区)で平成26年2月、当時2歳の男児が顎のリンパ管腫の手術を受けた後に鎮静剤「プロポフォール」の過剰投与で死亡した事故で、術後管理を行っていた集中治療室(ICU)の医師団の一人が上限を設定せずに投与の継続を指示していたと、看護師が説明していることが5日、分かった。男児の両親が、この医師や看護師らを相手取って起こした民事訴訟の資料から判明した。同訴訟で関係者の具体的な陳述内容が明らかになったのは初めて。
+ 続き
 看護師は、鎮静剤の投与量の初期設定値を決定したとされる麻酔科医が研修医と看護師への引き継ぎで、「上限はない」と説明しながら投与継続を指示したと主張。麻酔科医は「過不足なく投与量の調整を行うよう指示した。上限はないという説明はしていない」と反論しているが、男児が死亡するまでの4日間の投与量が積算で成人の許容量の約2・7倍に上っていた。

(※続きは有料会員記事)















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最終更新:2025年02月08日 16:12
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