+ ニュースサーチ〔福島第一原発の汚染水〕

+ ニュースサーチ〔福島第一原発の処理水〕




■ 福島事故原発、増大する汚染水、ついにやり場なく海洋投棄 「otsuki1936(大槻義彦)のブログ(2019-08-15)」より
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未だに事故原発は暴走しており大量の水で冷やしつづけている。これが汚染水発生につながり、日々膨大な汚染水が発生して行く。この汚染水がドラム缶などに貯め込む以外に手の打ちようがない。というか東電と政府は他の処理方法を選ぶ選択をとらない。なぜならこの方法がもっとも安上がりであるからだ。

 さてその汚染水だが、ついに満杯になる日が3年先に迫ってきた。満杯になればこの汚染水は海に流すのだという。もちろん周辺自治体、住民は猛反対であるが国際的にも反対、批判が相次ぐ。韓国など東北の農水産物の輸入禁止にしているが日本はこのことでWTOの採決を要請したが韓国の勝となった。

 WTOの判断や韓国の禁輸に大きな影響を与えたのが問題の汚染水の海洋投棄への不信感であった。つまりすでに海洋投棄やる前からアジア諸国中心に原発放射能汚染処理に不信感を持っているのだ。

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■ 大量の水で冷やす 未だに暴走し続ける事故原発 「逝きし世の面影(2019年08月15日 )」より
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今回74年目の『玉音放送』記念日に、『アポロ11号の「月の石」は地球の石と同じだ』と我が日本国では初めてマスメディアで公表して世間から袋叩きにあった物理学者の、あの大槻義彦名誉教授が、未曾有のフクシマの核事故でも同じようにマスコミや知識人としては初めて原発事故の真実を明らかにするが、これは、ほぼ二回目の『玉音放送』に近い内容だった。

福島事故原発、増大する汚染水、ついにやり場なく海洋投棄』 2019-08-15 otsuki1936のブログ 大槻義彦 (id:otsuki1936)

未だに事故原発(福島第一原発)は暴走しており 大量の水で冷やしつづけている。

(米mono....中略、詳細はサイト記事で)
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『日本人の全員が薄々「日本が負ける」と知っていた』

それでは何故、中学生でも簡単に分かるのに『福島第一原発の汚染水』→『原子炉冷却水』である事実を必死で隠したかの理由ですが、今回大槻義彦が明らかにしたように、『事故原発の暴走が止まらない』との恐ろしい結論が自動的に導き出されるからだった。
だから現在まで、政府も野党もマスコミも有識者も挙国一致で恥も外聞もかえりみず全員で必死で隠し続づけている。(★注、これは全員が『日本が負けた』と知っていた1945年8月15日の『玉音放送』直前の社会と同じ状態で、誰かがうっかり『負ける』と漏らしたら『非国民』だとしてみんなで袋叩きにしていたのである)

この事故では、運輸省がボイスレコーダー記録を破棄するというとんでもない蛮行をやらかしてなあ。この一件だけでも、日本は近代国家の体を成していないと言えるほどの悪業だ。』松浦晋也‏ @ShinyaMatsuura · 8月11日

1945年8月9日未明のソ連赤軍の対日参戦では日本はすぐさま御前会議を開いてポツダム宣言受諾(無条件降伏)を決定して連合国軍に連絡するが、早くも8月10日には当局(特高や憲兵、諜報機関)が密かに『日本の敗戦』を世間に宣伝・広報していたらしいことが高見 順の『敗戦日記』に書かれている。
しかも高見 順の『敗戦日記』とほぼ同じ趣旨のことが、ノンフィクション作家神立 尚紀の『日航ジャンボ機墜落事故で救難にあたった上野村村長を支えた海軍魂』村長は、特攻を拒否した零戦隊長だった (2018年8月12日)にも書かれている。(★注、松浦晋也‏は阪大のサイバーメディアセンターの菊池誠と同じ『フクシマの放射能は安全・安心。何の心配も無い』『風評被害だ』キャンペーンの急先鋒だが、今年は神立 尚紀の著作物に影響され『政府がボイスレコーダー破棄』の蛮行と言い出したのには驚いた)

■ 処理水とは 原発事故の汚染水を浄化した後の水 「日本経済新聞(2019/8/9付)」より
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廃炉作業が続く福島第1原発。手前は汚染処理水などが入ったタンク群(福島県大熊町)

▼処理水 メルトダウン(炉心溶融)事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所で発生した汚染水を浄化したあとの水。原発内ではデブリ(溶融燃料)を冷やし続けるための水や雨水、地下水が放射性物質に汚染されて汚染水が発生している。東電は汚染水の発生を防ごうと建屋に入る前の地下水をくみ上げる井戸、地下水を防ぐ凍土壁などを造ってきた。汚染水の発生量は2014年度平均の1日470トンから、170トン(18年度)まで減った。

東電は専用装置を使って汚染水からセシウム、ストロンチウムなどの放射性物質を取り除いている。ただ、現在の技術では大規模に取り除くのが困難なトリチウムが処理水に残る。トリチウムは通常の水を構成する水素原子と特性が似ていて水に取り込まれており、取り除くのが難しいとされる。自然界でも空から降り注ぐ放射線の一種、宇宙線の影響で発生し、空気中の水蒸気や海水などに極めて微量に存在する。


経済産業省の有識者会議では13年から海への放出や深い地層への注入、大気への放出など5つの方法を技術的に検討した。16年に薄めて海に放出するのが最も安く、短期間で処分できるとの報告書をまとめた。その後、社会的影響も踏まえて処分法を検討する新たな有識者会議を立ち上げたが、結論は出せていない。


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★ 処理水タンク、22年夏限界 東電試算 福島第一増量は困難 「東京新聞(2019年8月9日 朝刊)」より
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 東京電力は八日、福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水について、タンクでの保管は二〇二二年夏ごろ限界になるとの試算をまとめた。タンクを大型にするなどして保管容量を増やすのは困難という。九日に開かれる政府小委員会で説明する。処理水を薄めて海洋放出することも検討されているが、漁業関係者の反発は強く、難航が予想される。

 処理水の処分方法を議論している小委の開催は約七カ月ぶりで、これまでは地層注入や蒸発など五つの処分方法を検討してきた。今回から長期保管も選択肢に加わるが、東電は改めて処分の必要性を主張する見通し。

 保管中の水は今年七月末時点で約百十万トンに上り、東電は二〇年末までに敷地内で百三十七万トン分のタンクを確保する計画だが、それ以降は未定だ。一日当たり百五十トン前後の現在のペースで処理水発生が続くと二二年夏ごろ容量を超える。

 東電によると、現行のタンク(一基約千四百トン)より大容量の十万トン級タンクに交換するとしても、大型クレーンでの設置が必要で間隔を広く取らなければならず、結果的に保管容量は増えない。敷地外での保管は、移送が難しい上に周辺自治体の理解も必要なため、現実的な選択肢ではないという。

 また、今後取り出す溶融核燃料(デブリ)などを保管するのに最大約八万平方メートルの確保が望ましく、タンク三十八万トン分の敷地に相当。資機材保管場所も含めればさらにスペースが必要としている。

<福島第一原発の汚染処理水> 東京電力福島第一原発では、溶け落ちた核燃料がある1~3号機の建屋内に注ぐ冷却水と、流れ込んだ地下水が混ざって高濃度汚染水となり、増え続けている。汚染水は多核種除去設備(ALPS)で浄化処理しているが、放射性物質のトリチウムは除去できない。トリチウムは人体への影響が比較的小さいとされ、他の原発では希釈して海に放出している。第一原発では浄化後の水をタンクに保管しているが、敷地に余裕がなくなってきており、廃炉作業に影響が出かねないと指摘されている。


★ 日本に対抗か 韓国が“福島汚染水”に「積極対応」 「livedoornews[テレ朝news](2019年8月13日 23時40分)」より
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 韓国は福島の汚染水問題に「積極的に対応する」ということです。

 韓国外務省は13日、福島第一原発の汚染水放出問題について「国民の健康や安全を最優先とし、処理計画などを確認し、日本に情報公開を要請する」と発表しました。汚染水問題の対応でも日本に対抗していく狙いがあるとみられます。福島第一原発の汚染水は海などに放出するかどうか最終的な処理方法をまだ検討中ですが、韓国政府は必要な場合は太平洋の沿岸諸国などと協力して積極的に対応していく方針です。













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最終更新:2019年08月15日 18:17